喪中はがきが来ない相手に年賀状は失礼?欠礼として寒中見舞いにする?

 

年賀状の準備を始めるとまず整理するのが、誰に送るのかですよね。

ちょっと面倒なんだけど、意外と大切な作業なんですよねー。

では、身内を亡くした友人から喪中はがきが届かない時はどうします?

喪中はがきが届かなくても年賀状は出さない?

欠礼のお知らせが来ないのであれば、喪中であっても年賀状は出しても大丈夫?

やっぱり無難に寒中見舞いにしておくべき?

相手の意図が分からないと悩みますよね。

そんな時はこうしてはいかがでしょうか?

 
  

喪中はがきが来ない相手に年賀状はどうする?

今年身内に不幸があったにも関わらず、喪中はがきが届かない。

喪中はがきが届かない原因としては、次のような理由が考えられます。

 
友人本人が喪中のため年賀欠礼予定のケース

 
準備が遅れている
一般的には郵便局で年賀はがきの受付が始まる12月15日までに届くように送るのがいいと言われますが、忙しくて遅れているのかも。

 
郵便遅配や誤配
何らかのトラブルで出したはずの喪中はがきが、あなたの手元に届いていない可能性も。

 
周知の事実だから出さない
相手(=あなた)が喪中の事実を知っているから出さない。

相手が知っているからといって年賀欠礼上を出さないのは失礼とみなされますが、友人であるあなたに甘えている可能性もなくはないかも?

 

 
喪中だけど年賀状を出そうと考えているケース

例え親が亡くなったとしても、必ず喪中として新年を迎えないといけないわけではありません。

亡くなった時期や故人との関係、故人が大往生を遂げたなどの場合は、年賀状も例年通りに出す方も多いです。

その場合は当然ですが喪中はがきは届きませんよね。

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本人に直接聞けない、聞きづらい場合は意図が分からず年賀状をどうしようか悩みますよね。


 

喪中の相手に年賀状を出すのは失礼?

喪中はがきが届かないなら、喪中の相手に年賀状を出すのは決して失礼ではありません。

喪中はがきは「喪に服しているため、新年をお祝いする気持ちにまだ慣れないため、こちらから新年のご挨拶は遠慮させていただきます」というお知らせです。

つまり、「今年(新年)は年賀状が届かないと思うけど、喪中だからですよ。(別にあなたのことが嫌いになったからとかじゃないですよ)」って言ってるようなもんなんですよ。

ここで注意していただきたいのは、年賀状の受け取りを拒否しているわけではないということ。

喪中の間は、自らが新年のお祝いをすることは慎むけれど、相手がお祝いのご挨拶をしてくる分にはオッケーなんです。

よく「年賀状を投函した後に喪中はがきが届いちゃった!」って聞きますけど、喪中はがきが届いたにも関わらず年賀状を送ることは決してマナー違反ではありません。

なので身内に不幸があったにもかかわらず喪中はがきが届かない場合、あえて年賀状を送っても問題ありません。

失礼な行為でもないし、マナー違反でもなければ、相手の気持ちに寄り添っていないわけでもないんです。

本来は。

ただ、現在では「喪中の相手に年賀状を送るのは失礼、非常識」と考える人が増えているのも事実。

相手の意図が分からずに、家族を今年亡くしている事実を知っている場合、年賀状は送らない方が無難なのかもしれません。

 

喪中はがきが来なくても年賀状は欠礼として寒中見舞いにするほうがいい?

となるとどうすればいいのか。

年賀状は新年をお祝いするだけでなくて、1年間お世話になったお礼と新しい1年もよろしくお願いしますというご挨拶も兼ねていますよね。

このご挨拶は年賀状でなくても出来ますよね?

そう、寒中見舞いです。

寒中見舞いは1月5日ごろから出せますが、相手が喪に服している可能性も考えて松の内が明けた1月7日以降、出来るだけ早い時期に近況伺いやご挨拶を兼ねて出しましょう。

なぜ早いタイミングがいいのかというと、周りが新年のお祝いを賑やかにしている時に年賀状が届かなかったら、やっぱり少し寂しいですよね。

松の内明けてすぐに寒中見舞いが届けば、自分のことをちゃんと気にかけてくれてる人がいたんだって嬉しくなりませんか?

私はいつも年賀状を出さなかった相手には10日までには届くように、年賀状を出した相手には少し間を空けて1月20日頃に寒中見舞いを送るようにしています(^^)

喪中はがきが来ない相手への年賀状-さいごに

喪中はがきが来てもおかしくないのに来ない場合、一番無難なのは年賀状の代わりに寒中見舞いを出すことです。

その寒中見舞いもなるべく早く出して、「あなたのことを気にかけていますよ」という気持ちが伝わるようにしたいですね(*´▽`*)