あくびが止まらないという症状を経験したことはありますか?あくびが止まらないのは、身体が睡眠を欲しているというだけではない可能性があります。あくびが止まらないのはどのような意味を持つサインなのか、また生あくびとはどう違うのか、解説していきましょう。より健康に生きるために、あくびが止まらないときの原因について知っておいてくださいね。
あくびが止まらないのはどんなサイン?
あくびが止まらないのは、以下のようなサインである可能性があります。
- 睡眠不足
- 自律神経の乱れ
- ストレス
あくびが止まらないのは、ストレスや疲労により脳が疲れを取れていないことが考えられるようです。また、睡眠をとれていたとしても、一度の睡眠で完全に疲れがとれるわけではありません。眠気が覚めなかったり、寝ているつもりでも睡眠が浅かったりすると、日中にあくびが止まらないことがあるでしょう。
あくびが止まらないのと生あくびの違いは?
あくびが止まらないという状態と、生あくびには決定的な違いがあります。それは、眠気をもよおしているかどうかです。あくびが止まらないという状態で、かつ眠気を感じている場合には、生あくびではありません。生あくびは交感神経が活発なときに出るもので、病気のサインである可能性もあるのだそうです。生あくびの原因としては、以下のものが考えられます。
- 脳が温度調節をしようとしている(脳が高温となり、あくびをすることで冷やそうとしている)
- 脳の覚醒を促している(あくびをして大きな口を開けることで頸動脈や頸静脈を圧迫し、脳を覚醒させようとしている)
- 酸素を取り込もうとしている(脳内酸素が不足している)
【参考サイト:スマートドック】
あくびが止まらないときの対処法は?
あくびが止まらないときは、疲れすぎやストレス、また自律神経の乱れが起きていると考えられることが分かりました。そこで、あくびが止まらないときに試したい方法をご紹介します。あくびが止まらないと、仕事に身が入らなかったり人と一緒にいるときに気になってしまったりと、さまざまな不都合が考えられますね。あくびを止めて健康的な生活に戻れるよう、できることから実践していきましょう。
睡眠や仮眠をとる
あくびが止まらないとき、まずは睡眠時間を確保することが基本です。働きづめの人や夜型になってしまっている人は、規則正しい睡眠をとることから始めましょう。それが難しい場合は、空き時間に昼寝などで仮眠をとるだけでも変わってくるでしょう。短時間の仮眠でも、脳が休息できるといわれています。仮眠ボックスを製造しているgiraffenapによると、昼寝は15~20分くらいがベストだそうです。
身体を動かして目を覚ます
あくびが止まらないとき、そしてすぐに仮眠が取れないときには、身体を動かして目を覚ましてみましょう。あくびが止まらないとき、体温が上昇して血流が良くなれば自然と眠気が抜けるとされています。座っていてあくびが止まらないときは、一度立ち上がって歩いてみたり、水を飲んでみたりして、眠気を覚ましてみましょう。
【参考サイト:いびきメディカルクリニック】
まとめ
あくびが止まらないときのサインについて調査しました。あくびが止まらないとき、まず疑われるのは睡眠不足です。しかし、それが生あくびだったときや、睡眠をとっていてもあくびが止まらない場合には、別の原因が隠れていることも。現代人は忙しく、十分に寝る時間を確保できない人が多くいることでしょう。しかし、身体を壊してしまっては本末転倒です。睡眠や食事など基本的な生活習慣を整えて、できることから健康を意識しましょう。