私は日本でしかIELTSを受験したことがありませんので、このブログでも日本での受験を前提に解説しています。
とはいえ、IELTSは世界的なテストであり、各国共通の規則や運営方針もあるはずです。
事実、カナダで受験した知人に根掘り葉掘り聞いたところ、日本とそこまでの差はないようでしたよ。
あえて言うならば、日本ではきっちり厳格にやっていることが、カナダではこのくらい大丈夫でしょ~っていうノリがある感じ、でしょうか(笑)
というわけで、日本以外での受験を予定している方にも、十分参考になる情報を提供できるはずです。
国を問わず、IELTSの受験を考えている方は、ぜひ読んでみてくださいね(=゚ω゚)ノ
IELTSの受験申し込みはインターネットで
さて、日本でIELTSの受験申し込みをするには、基本インターネットからの申し込みとなります。
なお、最新の申し込み方法については、公式サイトを必ず確認してくださいね。
以前、私が受験した時はインターネット以外に郵送での申し込みも可能でした。
でも現在では、どうしても郵送で申し込みをしたい場合は、IELTSテストセンターに直接問い合わせないといけないんです。
事務局側としては郵送申し込みは最小限に留めたいんでしょうねぇ。
インターネットから申し込むには、まず公式サイトから自分のアカウントを作成しないといけません。
一度作成してしまえば、受験申し込みだけでなく結果の確認、大学等への成績証明書発行依頼も全て、ここからできるようになります。
インターネットが使いこなせないと、IELTSを受けることすらできなくなってしまうのでしょうかねぇ・・・。
IELTS受験対象の日程とモジュールは確認済みですか?
申し込みをする前にまず決めないといけないのは、受験するモジュールと受験日の決定。
IELTSのテスト形式 モジュールの違いとバンドスコア方式についてで書いたように、IELTSには、AcademicとGeneral Trainingの2種類があり、問題も一部異なります。
受験目的によっては、事前にモジュールが指定されていることが多いので、よーく確認しましょうね。
留学にはAcademicが、就労や移民申請にはGeneral Trainingが指定されることが多いです。
事前に指定されていたモジュールと違うモジュールを受験してしまったら、どうなるのか?
これは、スコアの提出先によって判断は異なりますが、たとえ満点を取ったとしても、正式な結果として認めてもらえなくなってしまう可能性があるので注意しましょう!
可能性があると書きましたが、留学や移民申請の場合は、かなりの確率で認めてもらえないと思います。
会社に提出するとかだったら、どうでしょうねぇ。
交渉次第かもしれませんね。
そして次は、受験日を決めましょう。
IELTSは筆記試験日の5週間前の金曜日17時が申込締め切りです(木曜日受験の場合は、5週間前の水曜日17時)。
ただし、それも2017年8月受験分まで。
試験日が2017年9月以降の分は、筆記試験の19日前の正午12時が締め切りです。
土曜実施の場合は月曜日、木曜実施の場合は土曜日が締め切り曜日です。
19日前ということは、約2週間半前ですね。
これは受ける側にとっては朗報ですよね(*´▽`*)
ただし、会場の定員数を満たしてしまった場合は、たとえ締め切り前でもその会場での受験申し込みはできません。
日程が決まり次第、早めに手続きを済ませましょうね。
今後のスケジュールはこちらのページで確認できますよー(=゚ω゚)ノ
残席状況はこちらから確認可能!
ここで注意をしないといけないのは、General Trainingは全ての試験日で実施されるわけではないということです。
Academicだけの日とAcademicとGeneral Trainingの両方を実施する日があります。
GeneralTrainingを受ける人は特に注意しましょう!
試験は基本的に土曜日に行われますが、東京と大阪会場ではSpeakingは別日に行われる会場と、同日に行う会場があります。
なるべく1日で済ませたい東京、大阪在住者は、近郊の会場(横浜、埼玉、京都など)で受験するというのもいいかもしれませんねー。
さあ、IELTSに申し込みましょう
試験日とモジュールが決まったら、自分のアカウントにログインし申込手続きをします。
ここでも受験するモジュールを間違えないように十分注意しましょう。
自分が希望する試験日やモジュールが選択できない場合は、すでに満席になっているということになります。
私も以前受けた時は、締め切りまで1週間あったにも関わらずGeneral Trainingはすでに満席でした。
GeneralはAcademicに比べて受験者数が少ないけど、その分実施日も少ないんですよねぇ( ・´ー・`)
その時は東京会場での実施がなく、名古屋か大阪で受験しようか悩んだほどです。
結果的に頻繁に覗いていたら、一瞬だけ選択できる状態になったのでその隙を逃さずに、席をゲットしました(^▽^)/
誰かキャンセルをしたのかもしれませんね♪
申し込みが終わったら、受験料の支払いをしましょう。
2017年6月22日時点の公式サイトでは、25,380円となっています。
支払方法はクレジットカードのみ。
去年はコンビニや郵便局ATMでも支払いが出来たんですけどね・・・。
受験料支払の際の領収書や振込控えは、必ず保管しておきましょう(”ω”)ノ
何らかで入金確認ができない場合、支払った証明として使えます!
IELTSの申し込み、支払いをしただけではまだ終わっていません
ここまで来たら、申し込みは半分終了です(^O^)/
でもこのままではまだ受験できないんですねー。
次はパスポートのコピーを、管轄のIELTS事務局宛に郵送しないといけないんです。
はぁ、めんどくさ・・・なんて言ってちゃダメですよー。
パスポートの顔写真とパスポート番号が載っているページ(日本の場合は同じページ)を、カラーコピーで、申し込みから10日以内にポストに投函しましょう。
ただし、最終必着日は筆記試験15日前の17:00です。
試験日が9月以降の場合は、申し込み締め切りが試験日の19日前となります。
締め切りぎりぎりに申し込んだ場合は、10日も余裕がないことになるので注意してくださいね!!
ちなみに、VISAの申請などでパスポートを大使館に送ってしまっている場合。
試験当日にパスポートがない場合は、どんな理由であれ受験できません!
申し込み時には手元にないけど試験日までには確実に戻ってくるっていう場合は、予めコピーを取っておけば大丈夫。
でも試験日までに戻ってくるか分からない場合は、試験日を変更することを考えた方が無難ですよ。
キャンセルは可能ですが手数料が6,300円もかかります(;”∀”)
IELTS受験にはパスポートが絶対に必要
IELTSでは受験申込時にパスポート番号の登録が必須となっています。
というより、上でも書きましtがパスポートのコピーを提出しないといけません。
つまりパスポートを持っていないと受験すら出来ないのです!
留学は1年後、2年後という人も、IELTSを受験する前にパスポートを作っておきましょう。
さらに言うと、IELTSで本人確認に使える証明書はパスポートのみです。
免許証やその他の類の身分証明書は一切使えません。
受験日当日に有効なパスポートであり、パスポート原本を受験当日持参しないといけません。
そして申込時に登録したパスポート番号と、実際に持参したパスポートの番号が一致していないとダメです。
つまり、下記のような場合、いかなる理由があろうとも受験は出来なくなります。
試験当日、パスポートを持っていくのを忘れた
論外ですね。受験できません。諦めましょう・・・。
申し込みをした後にパスポートを更新した
パスポート更新後、試験3日前までに事務局に必要事項を連絡しておけば、受験可能です。
連絡を怠れば受験できません。
VISA申請や取得のために止むを得ずパスポートを大使館等に提出しており、試験当日手元にパスポートがない
一定の条件を満たした場合に限り、手数料を差し引いて残額が返金されます。
当日の受験はできません。
IELTS受験確認書はマイページから自分で確認します!
筆記試験の15日前の金曜日19:00以降に、受験確認書が「マイページ」にアップロードされます。
受験確認書には試験会場、集合時間(試験開始時間ではなく集合時間までに到着しないと受験できません!)などが書かれています。
必ず事前に確認しておきましょう。
IELTLS受験申し込み-さいごに
手続き方法は変更になる事があります。
今後も変更が発生することは十分にあり得ます。
受験を決めたら、必ず公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう(”ω”)ノ
おススメ!
他にもIELTSに関する詳しい情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください!