犬をノーリードで散歩させるのは事故やトラブルのもと ドッグランや訓練所の活用を!

 
愛犬家の間でも賛否が分かれる、犬のリード問題。

犬が苦手な人から見たら、ノーリードなんて絶対やめて!ですよね。

ここでは法律や条例の話は置いておいて、現実問題としてリードなしの犬にまつわるトラブルや事故の可能性、思いっきり愛犬を走り回らせてあげる方法について書いていきますね。

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犬をノーリードで散歩させるのは誰得?

今はペットを飼っていませんが、生まれた時から犬や猫には囲まれて育ってました。

犬も猫も多頭飼いでしたし、今でも実家には犬も猫もいます。

なので、犬を自由に歩かせてあげたい、走らせてあげたいという気持ちはよく分かります。

それでも「決められた場所以外で、犬をノーリードにするのは絶対ダメ」だと言えます。

人間にとっても、犬にとっても、犬以外の他の生き物にとってもダメです。

大自然のど真ん中で、自分たち以外に人も車もいない。

であれば、まあいいでしょうが、現実は違いますもんね。

ひもなしでの犬の散歩は誰得になるんでしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

 

犬のノーリードは事故やトラブルのもとになります

ノーリード肯定派の方がよく言うのが、「うちの子はしっかりと躾しているから」。

確かにそうかもしれません。

でも躾していれば大丈夫っていう問題もないんですよね。

「うちの子」はもう完璧に躾されているとします。

ノーリードでお散歩中、

制御不能になった車がワンコの前に突っ込んできたら?(飼い主さんは5メートルくらい後ろ)

少々気の荒いワンちゃんが、ケンカ吹っかけてきたとしたら?

すぐ近くで犬も驚くほどの爆音が聞こえたとしたら?

いくら躾がしっかりできている犬でも、突然の事態に冷静でいられるとは限らないですよね。

ワンコが人にケガさせるだけでなく、ワンコ自身が怪我をしてしまう可能性があるんです。

何かが犬に向かってきて怪我をさせるだけでなく、驚いた拍子に犬が飛び出してしまって・・・という話だってよく聞きます。

それでもうちの子は大丈夫ですか?

だとしたら、その根拠は何でしょうか?

何度もそういう事態にあってビクともしなかった?

そんなケースは多分ほとんどないですよね。。

何があっても、飼い主がリードをしっかりと握ってコントロール出来れば、かなりの確率で安全は保たれます。

 
そしてノーリード問題の時に、必ず出てくるのが「犬が苦手な人の声」

犬が苦手程度ならまだしも、恐怖を感じる人だってたくさんいます。

私自身も犬は大好きなので、恐怖に感じる感覚は正直理解できません。

でも怖いものは怖いんですよ。

ゴキブリ好きの人に、なんで嫌いなの?こんなに可愛いのに・・・って言われても、ダメなものはダメです。

飼育箱に入れられて絶対に出てこれないって分かってても、見たくないです。

死んだゴキブリを処理することだってできません。

犬とゴキブリを一緒にするなって言われそうですけど、苦手な人にとっても同じですよ。

犬に恐怖を抱く人は、私がゴキブリに対して思うことと同じことを犬に対して思いますよね、きっと。

私はヘビやネズミ、爬虫類全般に対しても思います。

身近に1人くらいはいませんか?

小さいころに犬に噛まれて以来苦手になった人。

そういう人にとっては、チワワとかトイプードルのような小さな子でも怖いんです。

いやいや、うちの子はシツケしてるから襲いかかりません。

残念ながら、シツケされていないノーリードの犬が少なくないのが事実です。

となると、パッと見ただけではシツケされてるから安心できるかどうかなんて分からないですよね。

それにシツケされていると分かったら恐怖心がなくなるとか、そういう問題でもないですし。

そして動物は敏感です。

自分に対して恐怖心を抱いていると分かれば、ワンコも警戒心を抱きます。

そうなると、何かの拍子に・・・ってことが、絶対起こらないって言い切れますか?

不可抗力で何かが起きてしまった場合、人間が悪かったとしても、誰かに深刻なケガをさせた犬は殺処分されかねません。

別に人間優先にしないといけないわけではないですけど、お互い共生しましょうよっていう話なんだと思います。

 
でもそれだったら、犬は走れなくて満足できない?

犬が一方的に我慢を強いられる?

だったら飼い主が自転車に乗って一緒に走りましょう。

自転車が全力疾走しないとついていけないほどのスピードは、人や車のいる街中では犬にとっても危険です。

自転車をゆっくり走らせるスピード以上の速さで、犬を散歩させるのはやめましょうね。

走れないのが問題ではなく、自由に歩けないのが問題?

普段はリードを少し緩めて歩けば問題ありませんよね。

人間の1歩先を行かせてあげて、人間は犬が行きたい方向についていく。

何かあれば、ギュッとリードを引っ張ってすぐに犬を自分の脇に来させる。

これだけで犬は自由に歩けるし、犬にとっても人にとっても安全です。

 

犬をノーリードで走り回らせてあげたいならドッグランや訓練所を利用しよう!

そして、どうしても犬を思いっきり走らせてあげたい、自由に歩かせてあげたいのであれば、ドッグランに行きましょう。

もしくはアジリティやシツケの訓練所では、定期的に遊び場を開放しているところもあります。

そういうところでは、犬は自由に遊べますね。

ただし、そういう場所でも飼い主さんは、ご自分の犬から目を離さないでくださいね。

体格差のある犬同士の場合、大きなワンコは遊んでるつもりでも、小さなコにとっては怪我や死に繋がりかねないことだってあります。

ノーリードにしている時は、リード付きのときより以上に大切な犬から目を離さないようにしましょう。

犬をノーリードで散歩させること-まとめ

私自身、犬は大好きです。

よその子をみかけたら、自然と近寄って行ってしまいます。

でも自分の犬をノーリードで散歩させることは、絶対にしません。

一番の理由は、大切な犬を守りたいから。

まわりの人に迷惑とかそんな理由よりも、自分のコを守りたいからという想いが強いんです。

そんな自己中な思いが、結果的に周囲への配慮にもなるんだったら、自己中最高!です(笑)

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