猫の留守番の限界に日数は?長期旅行の場合はどうすればいい?

ペットを飼っていると飼っていない時に比べて旅行がしづらくなったという方も多いのではないでしょうか?

普段仕事に行っている間はお留守番させていても宿泊を伴うとちょっと心配ですよね。

留守番できる日数はペットの種類や正確によっても違いますが、今回はネコちゃんのお留守番についてまとめてみました。

猫の留守番の限界は?

猫は犬と違ってお留守番が得意と言われていますね。

群れで行動する犬は単独行動が苦手なので長時間の留守番は苦手なようです。

一方猫は単独行動も多く独立心が強いので留守番による孤独にも強いと言われています。

ただ、個々の性格によって留守番が苦手な子もいるようです。

分離不安症といって飼い主さんと離れていることに不安を感じやすい子もいます。

犬では良く聞きますが、猫でも飼い主さんとの関係が強かったり極度に甘えん坊な子はそうかもしれません。

その場合、急に長時間飼い主さんがいないと強いストレスを感じてしまうので注意が必要です。

お宅の猫ちゃんはどうですか?

飼い主さんが出かけるときになるとそわそわうろうろしだす、帰ってきたら熱烈歓迎した後離れない。

逆にもの凄く機嫌が悪い。

などの場合は分離不安症かもしれません。

短い時間の外出からちょっとずつ慣れさせてあげるといいかもしれませんね。

「飼い主さんは出かけても帰ってくるんだ」という事が分かれば必要以上にストレスと感じなくて済みます。

また、不安分離症の子には「いってくるね」等の声かけも良くないとされています。

出かけると分かると警戒して緊張状態が続いてしまうようです。

知らないうちに出かけて、帰ってきて「あら出かけてたの?」と思うくらいが良いようです。

出かけに愛猫に声かけして抱っこしたくなる気持ちはとてもよくわかるのですが、ここはグッとこらえることが必要なようです。

飼い主の覚悟が試されますね!!

猫が我慢できる留守番の日数は?

普段から日中の留守番はできる子は二泊三日くらいならお留守番できるようです。

気をつけることは5点あります。

1.ご飯を用意しておく

傷みやすいウェットフードは避け、ドライフードを用意したいですね。

頻繁に出かける場合は自動給餌機があると便利ですね。

2.水を準備

猫がこぼしてしまう心配もあります。

自動で給水してくれるもの(お皿タイプ)だとお水をひっくり返して水が飲めないなんて心配もありませんのでおすすめです。


3.トイレの準備

トイレが汚れていると他の所にしてしまう猫ちゃんも多いです。

帰ってきたらウンチの片づけから…というのも辛いですよね。

普段よりも多くトレーを設置しておくのがおすすめです。

4.室温

多くのお家では締め切りで出かけてしまうことと思います。

室温は25℃くらいになるように設定しておくと安心です。

5.安全面の配慮

誤飲しそうなものを片づけておく、猫が上がりそうな所に重いものを置かないなど、普段の生活でも気をつけていることを念入りにしておくことが大切です。

長期旅行だと猫の留守番はどうする?

二泊三日以上のお留守番は餌や水、トイレの衛生面から考えてもおすすめできません。

一番のおすすめは、一日一回か二日に一回程度、友人や家族などに様子を見に来てもらう。

またはペットシッターさんに様子を見に来てもらうのがおすすめです。

猫は環境の変化に敏感なのでいきなり知らない所に連れて行かれると強いストレスを感じることも。

水、餌、トイレのお世話をお願いすれば独立心の強い子は大丈夫です。

ついでにちょっと遊んでもらえれば言う事なしですね!

友達が入院した時は一カ月近く猫だけで暮らしていましたが(毎日様子は見に行きましたが)独立心の強い子だったせいか全然大丈夫だったみたいですよ。

できれば普段の環境でお世話をしてあげたいですね。

遠方なので小まめに見に来てもらうのは申し訳ないという時に預かってもらう事もあるかと思います。

前述しましたが猫は環境の変化に弱いのでいきなり知らないうちに預けると、ストレスからご飯を食べなくなることもあります。

ちょっとずつ預けて場所と人に慣らしておくとストレスも軽減されます。

また、預けるお宅で他の動物を飼っている場合、相性が悪くて隠れてしまったりすることも。

先住のペットと仲良くできるかもチェックしておくと安心です。

ペットホテルという選択肢もあります。

ペットホテルにも様々あるので良く調べてから預けたいですね。

ペットホテルではケージで管理することも多いです。

持病のある子や幼猫、老猫は動物病院のやっているペットホテルが安心ですね。

元気な子は短期の場合はともかくとして長期になると狭いケージではストレスも溜まります。

いくつかペットホテルを見学してみて納得のいくホテルを探しておきましょう。

ちょっとお高くなりますが、猫専用のペットホテルもあります。

どうしても一般のペットホテルだと犬と一緒に預かられることになることが多いです。

犬鳴き声がストレスになる子は猫専用のペットホテルだと安心ですね。

猫の留守番の限界に日数は?長期旅行の場合はどうすればいい?-まとめ

ペットを飼っているとどうしても出不精になりがち(私だけでしょうか)ですが、やはり長期で出かけなければならないことも。

緊急で出かけなければならないこともあるので、この機会に猫の預け先をいくつか作っておくと便利ですね。