もう少し職場に近いところに住みたいとか、家賃の低いところにしたいなどの理由で引っ越しを決意!
けれどまとまった休みもないし、なかなか引っ越しなんてできないと思ったりしますよね。
特に初めての引っ越しの場合は、どれくらい時間と手間が掛かるかも未知数です。
いろいろと手間取るかもしれないと考えると、有給を1日でも取得して引っ越しをしたいところ。
しかし会社都合ならともかく自己都合で引っ越しをするのに、有給を使っても良いのかしら?と心配になったあなた。
本当にそうなんでしょか?
有給取って引っ越しは非常識?
詳しくご紹介します。
社会人で引っ越し時に有給を使うのって非常識?
そもそも業務に支障が出なければ、有給を取得する理由は問われないはずです。
でもそれは正論ではあるけど、なぜか後ろめたさがあるんですよね。
じゃあその後ろめたさを払拭してしまえばいいんです。
まずは有給を取るためには、業務の状況を見極める必要があります。
いつでも休みたいときに休めるのが有給ですが、やはりそこは大人な対応をするべきところ。
繁忙期に、引っ越しのため有給を取るようなことは止めましょう。
例えば年度末が忙しい部署なのに、わざわざ年度末に有給を取って引っ越しするようなことは避けましょう。
自分勝手と思われ、周りから白い目で見られる可能性が大です。
基本的に自分の仕事をきちんと把握しており、休んでも仕事に影響がない時期に休むことが大切ですね。
逆に営業部門で8月や2月が忙しくない部署であれば、その時期に引っ越しをするのも良いですね。
一時が万事です。
「あいつは自分事ばかりで気遣いがない」なんてレッテルを貼られないためにも、ここはきちっと周囲への配慮をしましょう。
引っ越しで有給を使う時は別の理由にするべき?
有給を取る時の理由をどうするかは、正直自分次第だと思います。
嘘をついた罪悪感さえなければ、別の理由でも良いのではないでしょうか。
でも万が一、社内の誰かに本当の理由が知れたときのことを考えておくべきです。
堂々と「引っ越しです」といえない環境にあるのであれば、「役所や銀行での手続きが貯まってしまってるので、有給を頂きたい」と堂々と話すことです。
転居の場合は各種手続きがありますよね。
だからあながち嘘にはなりません(笑)
普段から職場の人間関係やコミュニケーションが良くとれていれば、引っ越しと伝えても大丈夫だと思いますよ。
また上司との関係も良好なら、相談してみても良いかもしれません。
しかし、許可されなくても不服な顔をしてはいけませんよ。
仮に許可された場合でも、有給を取ることを当たり前だとは思わずに感謝することも必要ですね。
また普段の働き振りも上司は見ています。
日頃の印象が良ければ、一日有給を取ることに対して文句をったりしません。
こればかりは今からどうこうなるわけではなく、今までのあなたの勤務態度がどうだったか・・・ですが。
そして自分の引っ越しのことばかりではなく、周りへの配慮をお忘れなく。
休むことを取引先や顧客へしっかり伝えておくなどの準備や、引き継ぎを澄ましておくなどのエチケットはくれぐれも守ってくださいね。
周りへ必要以上の迷惑をかけないことが大切です。
ちなみに私は有休をとって引っ越しをしたことが、過去に3回あります。
いずれも堂々と「引っ越し」と言ってました。
そういうのを気にしない会社だったっていうのも大きいですが、普段からやることはやってる、いや必要以上にやってるって自負もあったので気後れすることなく有給を申請してましたね。
もちろん休みの日の仕事は前後に自分でカバーしてます。
同僚に仕事を振ることはしませんでしたね。
電話対応だけはお願いせざるを得ませんでしたが、携帯も常に繋がるようにしてましたし最大限の配慮はしていたと思います。
これで大きなトラブルに繋がったことはありません^^
引っ越しで有給取得は何日まで許される?
職場が変わらずに引っ越しをするということは、近距離での引っ越しですよね。
となると、引っ越し業者をお願いしても基本的に同日の搬出搬入ですから、引っ越しの作業自体は1日で終わります。
単身者の引っ越しの場合、搬出や搬入に掛かる時間はそれぞれ1時間前後になります。
なので新居までの距離によっては、1日どころか半日で終わることもあり得ますね。
そうなると、引っ越し前後の作業に日数をどれくらい必要とするかという問題ですよね。
有給を取るなら1日から2日が妥当でしょうか。
土日が休みの会社なら前後の金曜日、月曜日を休むようにして3連休か4連休にするのがベストですね。
間違っても引っ越しの片づけまできちんとやりたいから、1週間休むなんてことはしないほうが自分のためです。
そもそもファミリー世帯ならまだしも、単身者の引っ越しで1週間も必要だなんて誰も考えません(笑)
荷造りは毎日仕事が終わってから少しずつダンボールに詰めていけばいい話ですしね。
※荷造りに関しては、こちらの記事が参考になるかもです!
本当は数日休めたらベストですけど、仕事に支障が出てはいけませんから仕事の状況をみて判断することが必要ですね。
最低限の日数だけ休むようにした方が、反感も買わずに済むかもしれませんよ。
しかし状況にもよります。
あなたが結婚していて子供が小さいとか妻が妊娠中といった、どうしてもという理由があればそれ以上の日数でも理解してもらえる可能性が高いですから、周りに相談してみましょう。
そして1日だけでも平日に休めれば、先ほどもお話ししたとおり役所へ手続きも行えるメリットがあります。
その1日を有意義に使って、効率的に引っ越し作業を行いましょう。
またまた私のケースになりますが。
一人暮らしの引っ越しの時は、いつも2日間有給を取ってました。
大体週の真ん中、火水とか水木ですね。
1日目は午前中に旧居を引き上げ、午後は新居での搬入と気合を入れて荷解きを完了させます。
一人暮らしの荷物なんてたかがしれているので、3時間もあればほぼほぼ荷解きはできちゃいますよ^^
そして2日目は市役所に住民票の届け出をしたり、足りないものの買い出しです。
基本的にこの2日間で、全てを片付けてしまってました。
あとは何かあるとしても細々したことばかりなので、週末で十分用が足りてましたね。
社会人の引っ越し 有給を使うのってあり?他の理由がベター?何日までOK?-さいごに
引っ越しを理由に有給を取れるかどうかは職場によって違います。
同じ職場の人になんとなく相談してみるのも一つの手かもしれませんね。
上司や部署によって意見も考え方も違うし、意外と以前に引っ越しを理由に有給を取ったことのある経験者がいるかもしれません。
大事なのは、全てを計画的に行うこと。
根回しも休みの間のフォローも計画的に行っていれば、案外スムーズに行くものです。
がんばってくださいね!