色々な原因で引き起こる咳。
軽い咳だとあまり気にも留めませんが、酷いものとなる日常生活にも影響を及ぼすほどになりますよね。
咳で辛い思いをしている方はぜひ、こちらを参考にしてください。
適切な処置と素早い行動で、辛い咳なんて早く治してしまいましょうね!
咳が止まらない!眠れない!
咳が出ると『風邪かな…』と思い、風邪ならそのうち治るだろうと特に治療や薬をなんだりなどをせずに過ごす人、多いですよね。
しかし、すぐに治ると思っていた咳がなかなか治らず、1週間、2週間たっても咳は治まらない、そのせいで夜も眠れない。
そんな事を経験された人も多くいると思います。
ちょっと前にかかりつけ医(内科医)から聞いた話なんですが、咳の原因がカゼやインフルエンザなどによるものだと、2週間以内に治ることがほとんどだそうです。
つまり、それ以上長い期間にわたって咳が治まらない状態が続くようならば、カゼやインフルエンザではない、何か違う病気や原因がある事を疑った方がいいということ。
咳が止まらない原因は色々とありますが、例えば、とある病院で咳が原因で診察に訪れた人の原因は、1位が気管支喘息、2位がCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、3位が肺炎なんだとか。
その他には上気道炎(風邪)、インフルエンザ、急性気管支炎、百日咳、肺結核、肺がん、アトピー咳嗽、逆流性食道炎、鼻炎・副鼻腔炎・後鼻漏などがあるそうです。
咳はひどいものだと、咳き込むとなかなか止まってくれず、日常生活にも影響を及ぼし、睡眠の妨げにもなりますよね。
咳をすることで腹筋や背筋を使うので、そこから筋肉痛になったり酷いと肋骨を折ってしまう事もあるんですよ。
私の知り合いにも、家族に咳き込みがが原因で肋骨を折ってしまった人がいるそうです。
肋骨が折れてしまってるのに咳は止まらないから、苦しいし痛いしで大変だったみたいです。
たかが咳と思わずに、長期化したりあまりにもひどい時は、早々に病院に行くようにしないとですね。
咳が止まらないのがきつい…
咳がとまらない場合は病院へ行くことが1番良いのですが、やはり仕事などの関係でなかなか病院へは行くことが出来ない事もありますよね。
そこで、少しでも楽になれる対策法をご紹介します。
喚起をこまめにして空気をきれいな状態にしておく
これは基本中の基本ですかね。
やっぱり空気中のホコリやダニが原因となることは多いです。
換気が出来ない場合は、空気清浄機などで工夫したいところです。
また普段からこまめに部屋の掃除をしておくことも大事!
湿度を保たせて感想を防ぐ
マスクをすることで自分の湿度を保つことにもつながるので、ぜひマスクをしてくださいね。
また加湿器なども有効活用しましょう。
洗濯物を室内干しにするのも効果があります。
職場では、机の上に置けるサイズの加湿器や水につけるだけのフィルタータイプの加湿器(加湿フィルター?)なんかがおススメですよ!
温かい飲み物を飲んで器官を広げる
マスクをするだけでは、喉を潤すには不十分です。
喉を乾燥から避けるためには、やはり水分補給が必要。
ただ冷たい飲み物だと器官を刺激してしまうため、温かい飲み物もしくは常温の飲み物で水分補給をおこないましょう。
ハチミツは殺菌効果がある成分が含まれているので、咳止めにもいいですよ。
とあるアメリカの研究だと、市販薬よりもハチミツの方が咳止めには安全で効果が得られると発表されているんだとか。
他に身体を暖めてくれる生姜湯もいいですね。
大根おろしやパイナップルで咳を止める
大根おろしにふくまれるイソチオシアネートと言う成分が、咳を鎮めてくれる作用があるそうです。
昔から風邪の時には大根おろしを食べるとも言われる、いわばおばあちゃんの知恵袋!
大根おろしに蜂蜜を加え、お湯を注けば最強のドリンクが出来上がります♪
また、パイナップルには咳を鎮め、のどの炎症を和らげる効果があるってご存知ですか?
寝るときは仰向けを避け、横向きに寝るようにする
就寝時は、なるべく仰向けに寝るのを避け、横向きで寝るようにしましょう。
仰向けに寝ると咳が出やすくなってしまうんだそうです。
でもまあ、咳がひどい時って自然と横向きになりますよね^^;
首周りを温かくして冷やさないようにする
よく言いますよね。
首と名のつく場所(首、手首、足首)は冷してはダメって。
首が冷えると体の血流が悪くなり、喉の繊毛の働きも悪くなり、菌が入りやすくなってしまうんですね。
それを防ぐために、温かくしておきましょう。
咳が止まらない時は何科に行くべき?
咳が長引き、あまりにつらい時はやはり病院に行くのが一番です。
それでは、いざ病院へ行くとなっても何科に行くことが良いのでしょうか。
1週間から2週間続くような咳なら風邪などが疑われるので、一般内科や耳鼻科を受診しましょう。
また、2週間以上続いているような咳なら呼吸器内科の受診も考えてみて。
呼吸器内科なら呼吸器系の喉・気管・気管支・肺などを専門に診てくれるので、長引く咳が単なる風邪などの症状からくるものではない場合の他の病気を見つけてくれると思います。
ちなみに、呼吸器内科で診てもらえる主な疾患は、気管支喘息・急性気管支炎・肺炎・睡眠時無呼吸症候群・COPDです。
どんな病気でも早期発見が大切なので、行けるのならば早めに病院を受診してくださいね。
近くに呼吸器内科がないのであれば、内科に行って細かく症状を説明して医師の判断を仰ぐというのもアリです。
咳が止まらないから眠れない!きつい症状は何科に行けばいい?-さいごに
あまり気に留める人が少ない“咳”ですが、安易に放っておいたりすると大変な病気につながったりします。
また咳き込むのって意外と体力を消耗するんですよね。
寝られないほどになると睡眠不足にもなりますし。
体からの大切なサインかもしれないのでくれぐれもそのまま放置したりはせず、しっかりと治療していきましょう。