クリスマスや誕生日、ときには何でもない日でも、仕事帰りにふと「ケーキを買って帰ろうかな」と思うとき、ありますよね。
子どもが喜ぶようなかわいいデコレーションケーキを買って、いつもの電車で家に着いて、いざお披露目!
と、箱を開けたらケーキはグチャグチャ、私も子どももがっかり、なんて残念な経験ありませんか。
せっかく美味しいって有名なお店で買ってきたのに・・・
次はもう絶対に失敗したくない!
そんなあなたに、意外と難しいケーキの持ち運び、そのポイントをお教えします。
せっかく美味しいケーキを持ち帰り・・・なのに崩れた!
そもそも、なぜケーキは崩れてしまうのでしょうか。
それを知っておけば対策が取れますよね♪
ケーキが崩れる主な原因は2つです。
それは安定性と温度!
安定性の方は言うまでもありませんよね。
ケーキの箱の持ち方、電車や車の振動、人とぶつかるときの衝撃などが原因で、ケーキは簡単に崩れてしまいます。
そして、意外と見落とされがちなのが温度。
実は、生クリームは10℃を超えると溶け出してしまうんです。
生クリームの主成分は脂ですから、温度の高い環境に置いておくと、元の液体に戻っていってしまうんですねー。
ケーキの主成分である生クリームが溶け始めると、当然ケーキ自体も自然と崩れやすくなってしまうというわけで^^;
電車でケーキを崩さずに持ち帰りするポイント
ケーキの大敵、温度とバランスの悪さ(不安定さ)を取り除いてしまえば、ケーキを崩さずに持ち運ぶことができますよね。
もちろん電車でだって余裕で持ち帰りすることができるようになります。
具体的にはどうするのか・・・。
保冷剤は多めに
まずは、なるべくケーキを10℃以下の環境においたまま運ぶため、保冷剤の利用はマストです。
ケーキの箱の中の温度を10℃以下に少しでも長くキープするために、保冷剤は多めに入れてもらってください。
特に、秋~冬の寒い時期でも、電車では暖房が効いているので、必ず入れてもらうようにしましょう。
家が近いからと言って遠慮することはないですよ。
ケーキを売っているそのままの姿で家まで持ち帰ってほしいという思いは定員さんも同じです。
遠慮せずに保冷剤を多めに、とお願いしましょう。
多めに入れてください、と言いにくい方は、持ち帰り時間を少し長めに伝えてみてはどうでしょうか。
そういう私も、店員さんに「多めに」というのは気が引けるし恥ずかしいので、いつも持ち帰り時間を30分~1時間余計に伝えて、多めに入れてもらうようにしています。
「家まで2時間くらいかかるので(実際には1時間だったり 笑)、それまで持つようにお願いします」
とかって言えば大丈夫。
3時間くらいまでなら経験がありますので、参考にしてください!
保冷剤はいくつ必要でしょうか、と言われるときもありますね。
保冷剤はだいたい30分で1個が目安ですので、それで必要な数を計算してみてください。
もっとも保冷材もお店によって大きさが違ったりしますよね。
これも「家まで2時間くらいかかる」とかって、時間を言えば店員さんの方で必要な数を入れてくれますよ^^
ちなみに、保冷剤は100円ショップでも買うことができますので、店でもらう数だけでは心配、という方は検討されてはいかがでしょうか。
保冷バッグを使う
大切なケーキだから絶対に失敗したくない、万全を期したいという場合は、ケーキを保冷バッグに入れるのもアリですねー。
少し大きなケーキ屋さんやチェーン店であれば、保冷バッグが別売されていると思いますので、それを利用しましょう。
事前にケーキを持ち運ぶことが決まっている場合は家から保冷バックを持って行けばいいですね。
ホールのケーキを入れるバッグとなるとなかなか一般家庭にはないかもしれませんが、カットケーキ2~3個くらいのサイズであれば、お弁当を入れている保冷バッグを利用するのも手かなと思います。
最近ではおしゃれでかわいい保冷バッグもたくさん売っていますので、思い切って大きめのものを買ってみるのもいいと思います。
電車などでは混雑を避ける
後は、持ち運び中の安定性の問題です。
歩くときもなるべくケーキに振動を与えないように注意して歩きましょう。
傾けて持つなんていうのは論外です!
片手で持つのではなく、なるべく両手持ちすると安定感が出ていいと思います。
電車で持ち運ぶときは、混んでいる電車や車両はなるべく避けましょう。
当然ですが混んでいる電車ではどうしてもバッグが傾いたり、人と当たることにより衝撃が加わったりして、ケーキが崩れやすくなってしまいますよね。
どうしても混む時間帯や路線で帰らなければいけない場合は、上の荷物置き棚に置きましょう。
ただし、置き忘れになってしまわないように気を付けてくださいね(;・∀・)
意外と盲点なのが電車内の暖房です!
座ってると足元が熱くなったりしますよね。
電車では暖房の吹き出し口が足元にある場合が多いんです。
そこから出た熱い空気がケーキに当たらないように注意してくださいね^^
自転車はできるだけ避けましょう!
最寄り駅まで自転車で来ている、という方もいらっしゃると思いますが、ケーキを持ち運ぶのに自転車は極力避けましょう。
自転車の振動や傾きやすさは、徒歩のときとは全く違います。
これは、自転車を押して帰るときも同じです。
乗っていようが押していようが、加わる衝撃や傾きは変わりませんよね。
せっかく買ったケーキなので、大事に持って帰って、家族と素敵な時間を過ごせるようにしたいですね。
どうしても自転車を使わないダメなんだっていう場合は、自転車のための対策も必要になります。
こちらに詳しく書いているので参考にしてみてくださいね^^
おススメ! ケーキ持ち帰り自転車でも崩さない運び方は?かごに入れても大丈夫な方法は?
ケーキの持ち帰り、電車に乗ってたら崩れた!運び方のポイント-さいごに
特に都市部のケーキ屋さんでは、お客さんが電車でケーキを持ち帰ることに慣れてたりすることも多いです。
ケーキを箱に詰めてもらう時に電車で帰る事や家までどれくらいかかるかを伝えれば、ケーキが崩れにくくなるように詰めてくれたり、保冷剤をしっかり入れてくれたりする店員さんもよく見かけます。
丁寧に持って帰って、家族と美味しいケーキを楽しんでくださいね^^