IELTSに求められるものは英語力だけではない?

 

前に、IELTSというテストは、純粋に英語力を計っていると書いた記憶がうっすらとありますヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ

でも今日は少し訂正というか修正しますね。

正しくは、英語力以外にも想像力、創造力、瞬発力を見ているのではないかと思うんですよね。

特にWritingとSpeakingで。

というか、そういう力がある人がちょっと有利になるという方が正しいのかもしれない。

 

Writingってどういう形式のテストでしたっけ?

そう、具体的な事例をあげながら、自分の意見を書かないといけないですよね。

では、Speakingは?

Speakingでは、自分自身のこと(セクション1、自己紹介)、体験(セクション2)、意見(セクション3)を聞かれることが多いですよね。

 
さてさて、ここでポイントなのは、WritingもSpeakingも全て真実を語る必要はないということなんです(; ・`д・´)

だって、試験官は、受験者が真実を語っているかどうかなんてことは分からないじゃないですか(笑)

まあ整合性がなかったり、明らかに普遍的な事実と違っていたり(地球は平らだ!とか太平洋を車で横断してきました!とか)した場合は、減点対象になるのかもしれませんが(;^ω^)

でもそれは真偽が理由ではなくて、ロジックとかそういう部分での減点になるんじゃないか・・・と推測しています。

整合性が出来ていない場合は、明らかに減点対象となりますね。

 
Writingで、「Aと考える人とBと考える人がいる。あなたはどちらの立場か、具体例を交えながら答えなさい」なんて設問があったとしましょう。

あ、このパターンの問題は実際に出題されますよ!

あなたはホントはA派です。

でも、Bで攻めた方が具体例が一杯思いつく、英語で書きやすい。

さて、どうしますか?

正直に、苦労しながらもAの立場から書きますか?

それとも、書きやすい(=スコアが伸びる可能性がある)Bの立場から書きますか?

私だったら、迷うことなくBを選びますね(*‘∀‘)

これが就職の面接とか、お見合いとかだったら、今後のいろんなことに影響が出そうだから、慎重に考えますよ?

でも、たかが英語能力を調べるテストです。迷う理由がない。

 

Speakingも同じ。

たとえば自分の家族のことを聞かれたと仮定してください。

もし両親が離婚していて、再婚相手とは反りがあわなくて腹違いの弟は大嫌い!

なんて状況だったとしても、家族仲良く暮らしてますって答えたほうがシンプルで説明しやすい。

てか、初対面の見知らぬ相手に、そんな複雑な話をしたくないし(笑)

いやいや、複雑な状況を英語できちんと説明できて、他人に話すことにも抵抗がないよーって人あれば、それでもいいと思います。

要は、本当のことを話すも話さないも自由ですよね?ってこと。

私が以前受けたSpeakingの広告の問題なんて、100%でっち上げでしたしね(*´艸`)

おススメ! IELTSスピーキングを受けた時の体験記-ジェネラルモジュール

広告を見て、その影響で実際に何かを買うことって滅多にないし、とにかく説明しやすいもの、展開を広げやすそうなものを考えてストーリーを組み立てていましたねー。

セクション3での質問も、自分が実際にどう思っているかが英語で説明できる場合は、本音を答えていましたが、説明は面倒だな・・・とか、どっちでもいいんだよなーなんてのは、答えやすい内容を考えていました。

Speakingで一番避けたかったのは、答えに詰まって沈黙が続くことですから。

 
ここまで書いて、結局何が言いたいのかを一言で表すとすれば、嘘も方便だよってこと。

IELTSは、自分の考えを披露する場ではありません。

かといって、もちろん自分の意思とは異なることで相手を納得させる、表現力を競う場でもありません。

みんな、自分の英語力を証明するために、IELTSを受けますよね。

そう考えていくと、WritingとSpeakingでは

  • 相手が求めている答え(質問の趣旨)と今後の展開を短時間で想像する力
  • スコアを稼げる解答を短時間で創造する力
  • 時間内に相手の要求に応えるための瞬発力

の3つが必要な気がしてきます。

 
ちなみに、私の友人にこの「話をでっちあげ創造する」ということが苦手な人がいます。

この人、IELTSの3つのジャンルは全て、超高得点を獲得してたんですよね。

でもSpeakingだけは壊滅的(笑) 

ListeningやReadingは8.5とか取るのに、Writingは5.5、Speakingは4.0とかです。

実際に彼女が英語で会話しているのを聞いていても、何の問題もなく深い話を英語で出来ているんですよ。

でもライティングとスピーキングのスコアがダメダメ。

本人の性格とかを考えると、まさに”make up story”が出来なくて、テンパったり時間が足りなくなってスコアを下げる典型です(;´・ω・)

多分ライティングは試験官が目の前にいないので、まだスピーキングよりはマシなんだろうなーと思います(笑)

 

こういった背景があるからか、Speakingでは、ネタのストックを増やすべく頑張っている人も多いみたいですね。

私は、適当に話をつくることは結構得意なので、特に対策はしません。出たとこ勝負です。

でも英語の勉強にばかり時間を費やすのではなく、こういうことも意識した方がいいんじゃないかなーと思うわけです。

別に嘘をつく練習をしろってわけじゃないですよ?

例えば、本番では1分考える時間があるのであれば、半分の30秒でSpeakingの練習問題を解くとかでも十分かと。

IELTSに向けて勉強されてる方、Good Luck!! ٩( •̀ω•́ )ﻭファイト!!

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