私はTOEFLを20年以上前に5~6回、17年くらい前に1回受けたことがあります(なんか年がバレる・・・)
20年以上前はまだ紙(マークシート)の時代でPBT(Paper Based Testing)でした。
17年前はPCでの受験でしたがCBT(Computer Based Testing)で、今のiBT(Internet Based Testing)とはまた異なるもののようです。
IELTSは移民局提出のために数年前に初めて受験しました。
IELTSは今でも紙、それもマークシートではなく筆記形式です。
受験した時期も目的も全然違うので一概にはいえませんが、私はIELTSの方が相性がよかったですねー。
さて、ここで少し、IELTSとTOEFLの比較をしてみたいと思います。
と、その前に1つだけ(=゚ω゚)ノ
これはあくまでも私個人の意見です。
この記事を書くために、改めて何かを調べたりといったこともしていません(/ω\)
私が過去に受験した時の体験からの感想や、ネットで見かけた他の人の体験などをもとにしています。
受験した時期も、TOEFLは15年以上前でIELTSは最近だったりとバラバラですし、事実と異なることもあると思います。
あくまでも、あくまでも、一個人が受けた印象だと思ってお読みくださいね(´▽`*)
IELTSとTOEFLで使用されている英語(リスニング)の違い
IELTSもTOEFLも、どちらも複数の英語を使っていますが、TOEFLはアメリカ英語、IELTSはイギリス英語が中心です。
これは運営団体(TOEFLはアメリカ、IELTSはイギリスとオーストラリア)の影響ですねー。
私は、イギリス英語がほんとーーーに苦手で(;^ω^)
IELTSを受けると決めてから意識してBBCを見るようにしていましたが、なかなか一筋縄ではいかない( ;∀;)
BBCのキャスターの英語は、比較的慣れるのが早かったんですが、レポーターの英語はちょっと苦手です。
これまた数年前の話になってしまいますが、イギリス ウイリアム王子夫妻にロイヤルベイビーが誕生した時の会見の話。
病院の前で夫妻がメディアのインタビューに応えてたんですよね。
正式な会見ではなくて、ちょっと立ち話みたいな。
覚えてる人もいます?
ウイリアム王子は、何言ってるのかほとんど理解できませんでした^^;
キャサリン妃の方が、聞き取りやすかったです。
ウイリアム王子は伝統的なクイーンズイングリッシュを使ってると思うので、だからなんでしょうかねぇ?
IELTSとTOEFLそれぞれの問題の傾向
いわゆる嫌らしさの度合いを見てみましょう。
TOEFLはマークシート(選択式)ですので、どうしても引っかけとか、マニアック的な要素のある問題が出てくる気がするんですよね。
プラス、TOEFLは与えられた複数の情報を集約させないと、答えが導けない問題もありました(あくまでも15年位前の記憶w)
それに対してIELTSは、結構素直に考えていて大丈夫なことが多いです。
こねくりまわしていないと言えば分かりやすい?
これはあくまでも、TOEFLは留学を中心としたアカデミックな英語を必要としている人達が、主な対象者だということが影響しているのかもしれませんね。
IELTSは、そういう人たちも対象だけど、移民希望者、つまり普段の生活に使える英語力があればいいという人たちも受験対象者となるわけですよ。
そうなると、嫌らしい問題ばかり出すわけにはいかない。
IELTSの場合は、Academic Moduleのみを対象にしている問題(リーディング)で、そういう部分(TOEFLと似たような嫌らしさ)は出してきているのかもしれませんねー。
IELTSとTOEFLそれぞれでWritingとSpeakingのやりやすさ
TOEFLではPCにカチャカチャとタイプして(Writing)、マイクに話しかけます(Speaking)
一方でIELTSは鉛筆で紙に書いて(Writing)、生身の人間と会話します(Speaking)
WritingについてはTOEFLの方がいいなーと思います。
何ていうんでしょうか、PCが当たり前になってきているなか、実際に書こうとすると書けないんですよね。
日本語でも、漢字を読めるけど書けないという経験を誰もがしてますよね?
薔薇なんかは、ずーっと前から読めるけど書けないという人も多かったんじゃないかと思いますけど、大衆って書けますか?
蛍光は?公益や蜂蜜はどうですか?
適当に列挙したので、全部書けるよ!っていう人も多いと思いますが、昔は書けたのになー、なんて人も実はいるのでは?
とか、ちょっと考えれば思い出せるかもって人もいそうですね。
これって、パソコンや携帯の普及が原因って言われていますよね。
これね、英語でも同じなんですよ。
例えば、Restaurantっていう単語。
今どきのPCや携帯は、少しくらいのスペルミスだったら、本当に書きたい単語は何かを察して、これ間違ってるよー!って教えてくれます。
もっと気が利く子は、勝手に直してくれちゃう。
もうね、こうなってくると覚えないんですよー。
だって間違ってたらPCやスマホが、これを書きたいんじゃない?って正しいスペルの単語を教えてくれちゃうんだもん。
まさに、読めるけど書けない漢字と同じことになっちゃう。
プラス、私の場合はパソコンでタイプする時は、指が無意識に動いて正しいスペルで打ってくれるのに、スマホで打とうとするとスペルが分かんなくなる・・・なんていう現象も頻繁に起きてます( ;∀;)
これ、一種の現代病ですよね(;^ω^)
で、こういったことを考えると、私はWritingに関してはTOEFL方式の方が嬉しいです。
てか、楽です。スペルミスの可能性が減るしね。
ちょっと考えれば思い出せるとしても、その考える時間ももったいないですよね。
でもねー、Speakingに関しては断然IELTS派なんです。
マイクに向かって、延々と一方的に話し続けるなんてことは私には出来ません、原稿があれば別ですけど。
目の前に相手がいれば、リアクションを見ながら話を展開できますし、困ったりしたときに自然な形で時間稼ぎができるじゃないですか。
でもTOEFLみたいに一方的に話すのは、時間配分もできないしダメですね( ・´ー・`)
IELTSとTOEFLでは結局どっちがいい?
人によって相性の良さは様々です。
こんだけ書いておいて、そこに辿り着くんかい!って感じですが(笑)
でも実際のところ、そうなんですよね。
ネットで見ていても同じ人が受けているのにIELTSとTOEFLで、全然違うレベルのスコアが出たりするなんてこともあるようです。
私自身は、IELTSの方がやりやすいなと思っています。
あ、でも、Writingだけはさっきも書いた理由でTOELF方式希望です(笑)
とはいえ、もしIELTSのAcademicを受けたら、また違った感想を持つのかもしれませんよね。
でもね、なんとなく思うのは、「TOEFLは、TOEFL用の対策をみっちりとしないといけないけど、IELTSは英語の勉強をしていれば”そこそこ”のスコアは取れそう」ということです。
TOEFLは、やはり高等教育機関という、ある特殊な環境での英語運用能力を測ろうとしているからこそ、英語力+アルファ(TOEFL対策)が必要。
でも、IELTSは純粋に英語力(というか国語力)を測っている、ということなのかなーと。
提出するテストの種類が決められてしまっている人は、相性とか関係なしに指定されたテストを受けるしかしょうがない。
でもIELTSでもTOEFLでもどちらでもいいよーっていう場合は、とりあえず両方受けてみて相性のいいテストを見極めるのも大事だと思います。
私と全く違う感想を持たれる方もいると思いますし、あくまでも個人の雑感です!
おススメ!
他にもIELTSに関する詳しい情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください! → IELTSの対策や体験談などあれこれ