ナイアガラの滝へはアメリカ、カナダの両方からアクセスが可能です。
アメリカから行くのであれば、マンハッタン(ニューヨーク)から電車やバスで9時間、もしくはバッファロー空港からバスで45分くらいです。
カナダからの場合は、トロントピアソン空港から電車やバスで1時間半くらい。
時間だけ見ればバッファロー空港の方が近いですが、そこまでのアクセスも大変ですよね。
日本からの直行便はバッファローには飛んでません。
カナダがメインの旅行だったり、アメリカとカナダ両方行くけど最初or最後の目的地がナイアガラの滝であれば、個人的には飛行機でのアクセスが楽なトロントから滝を目指すことをおススメします(=゚ω゚)ノ
では、トロントから滝への行き方を詳しく説明していきます!
ナイアガラの滝へカナダ側から行く場合はトロントのピアソン空港が便利
カナダ側からアクセスする場合は、トロントが一番近い都市となります(正確には、もっと近い都市が複数ありますが、まあメジャーな都市ということで 笑)
トロントへのアクセスは「トロントへは成田と羽田から直行便が便利!アメリカやバンクーバー乗り継ぎもできますよ」で確認してみてくださいね。
まずは、トロントのピアソン空港から直接滝へ向かう方法。
ナイアガラの滝へのトロントピアソン空港からの行き方
Niagara Airbus
空港とナイアガラの滝を結んでいるシャトルバスです。
バスといっても、観光バスのような大型バスではないですよー。
10人、15人乗り程度の小さいバスや、ミニバンなどが多いですね。
運行形態は2つ、乗り合いもしくは専用車となります。
値段は、人数、予約日、乗り合いor専用車などで変動。
試しに、4/30に5/3乗車予定で調べてみると・・・
往復の場合は、大人2名で税込み$223.74(乗り合い)もしくは$510.76(専用車)
空港から滝までの片道の場合は、大人2名で税込み$155.94(乗り合い)もしくは$510.76(専用車)
となってました。
早め(1週間くらい)に申し込むと早期割引で1人あたり数ドル安くなります。
値段に関しては、条件によって様々なので利用を考えている人は、実際にネットで条件を入力してみてください。
トップページから、「Rate Calculator」というところをクリックすると、値段検索ができます!
1つ難点なのが申し込み手続きを進めていかないと、ピックアップしてくれる時間が分からないこと。
飛行機の到着時刻によって柔軟に対応してくれているという意味では、ありがたいですけどねー。
また乗り合いの場合は、他の乗客の到着時間によっては当然あなたが待つことになる可能性もあります。
そして注意すべきなのは、往復で頼む場合は帰りも空港までとなります。
戻りはトロントのダウンタウンまで行きたいという場合は、帰りは滝から直接電車や長距離バスなので向かった方が楽だしお安く済みます!
滝までの所要時間: 1時間半~2時間
値段: $80くらいから(人数、日時等による)
タクシー
一番楽にナイアガラの滝まで行けるのがタクシーです。
その代りお値段も一番高いですが・・・(^▽^;)
トロントのピアソン空港では、『白タク』はもうほとんど見なくなりました。
なので、さほど違法タクシーの存在に気を付ける必要はありませんが、それでもやっぱり正規の乗り場から乗るようにしましょう。
ぼられないように、出発する前に、幾らくらいかかるのかを聞いておくのをおススメします(=゚ω゚)ノ
タクシーは普通の乗用車タイプですと4人まで乗れます(後ろに3人、前に1人)
でも大きなスーツケースはトランクに2個が限界でしょう。
ミニバンタイプのタクシーを利用すれば、人も荷物も多く乗りますが値段も高くなります。
そして、カナダのタクシーはドアの開け閉めは客が自分で行います!
さらにこちらでは、運転手の運転は荒い&よく電話(ハンズフリー)しながら運転してます。
この辺は日本のタクシーを想像してると、びっくりしてしまいますよ( ゚Д゚)
滝までの所要時間: 1時間半
値段: $200くらい+チップ
レンタカー
自由に行きたいところへ行けるのがレンタカーの良さ。
ドライブが好きな人であれば、検討の価値ありです。
ピアソン空港からナイアガラの滝までは、High Wayをひたすら走っていくだけです。
レンタカーを借りる時は、走行可能距離に制限がないタイプにしましょう。
1.どれだけ走っても値段が変わらないタイプ
2.走行距離に応じて料金を支払うタイプ(1キロあたり10セントのように決まってる)
3.そのミックスのタイプ(最初の200キロは無料、それ以降は1キロ当たり幾らで加算)
走行距離に応じて支払うタイプは、ベースとなる基本料金が抑えられるのがメリットといえばメリットですねー。
近距離しか走らないのであれば、2や3のタイプ、遠距離ドライブするのであれば1のタイプを選択するのがおススメです。
ちなみにトロントピアソン空港からナイアガラの滝までは、およそ120キロです!
レンタカーを借りる場合は、時差ぼけ、交通ルールに十分注意して運転してくださいね!
滝までの所要時間: 1時間半
値段: 24時間$80くらい~ (レンタカー会社、車種、保険の有無、プランによる)
おススメ! ナイアガラの滝観光 トロントやピアソン空港から車での行き方
ナイアガラの滝へトロント市内から行く場合
実はトロントのダウンタウンからの方が、ナイアガラの滝へのアクセスは楽だったりします。
また滝の周辺の観光は日帰りでも十分です。
夜のライトアップを見たりカジノで遊び倒したいという事がないのであれば、トロントに泊まって身軽に日帰りで遊びに行くというのもおススメですよ。
VIA鉄道(VIA Rail)
VIA Railという大陸横断鉄道です。
トロントからオタワやモントリオールに行くときは、VIA Railが便利ですよー(笑)
ナイアガラまでは毎日運行していなかったり、シーズンオフ(冬季)期間中は運航休止になることもあります。
公式サイトから予約が出来ますので、自分の希望する日や時間帯に運行しているか確認してみましょう!
そして、そのままオンラインで予約してしまいましょう!
ただし、本数が1日1本とか2本ととても少ないです(>_<)ちょうどいい時間がない場合は、他の手段も検討してみてください。トロントのUnion Stationから出発します。
滝までの所要時間: 約2時間
値段: $20くらい~ (予約日時、何日前に予約したかによって変動します)
電車(Go Transit)とバスの組み合わせ
VIA Railは1日に1本、2本ですが、Go Transit+バスであれば、もう少し本数が増えます。
といっても、1日10本もないですが(^▽^;)
Go Transitというのは、近距離の通勤用電車だと思ってください。
日本でも通勤時間帯に走ってる、全席指定のホームライナー、通勤ライナーみたいなものです。
トロント市内ではUnion Stationが起点の駅ですが、それ以外に幾つか停車駅があります。
Lakeshore West tain lineでBurlington駅まで行き、そこからNiagara Falls行きのバスに乗るというのが、一般的ですね。
夏は週末のみナイアガラまで直通があるらしいんですが、なぜか私は見たことがありません・・・(;´・ω・)
こまかい時刻表は、Go Transitの公式サイトから、予約及び事前購入はVIA Railのサイトから可能です!
滝までの所要時間: 乗り換え時間ゼロとして2時間半~3時間弱
値段: $18.75
バス(Megabus、Greyhond)
いわゆる長距離バスです。
トロントの中心部、City Hall(市庁舎)近くにバスターミナルがあります。
Megabus、Greyhoundの2社が乗り入れており、どちらからもナイアガラの滝行きがあります。
曜日や季節によって多少の変動はありますが、メガバスは1日に12本程度、グレイハウンドは1日4本程度運行しています。
どちらもトロントのバスターミナルでチケットを購入することも、予め公式サイトで予約することも可能です。
滝までの所要時間: 1時間半~2時間半 (途中の経由地による)
値段: メガバスは$16~(数か月先の予約だと1ドルなんていうスペシャル特価も!)
グレイハウンドは$14.40~
※予約時はカナダ側のNaiagara Fallsを選びましょう!
Greater Toronto Airways(飛行機!)
最後にご紹介するのは、豪華に飛行機で!
2016年9月から運航を開始しました。
トロント市内にあるBilly Biship Airport(国際線が発着するPearson Airportとは違います!!)からNiagara District Airportまでをわずか15分で結びます。
1日2回運航、お値段は片道$85~
トロント市内の空港はアクセスも簡単ですが、ナイアガラの空港から滝までは20分ほどの距離をタクシー利用となります。
それなりにお値段もかかりますので、余裕のある方は旅の思い出にぜひどうぞ(*´▽`*)
ナイアガラの滝へのアクセス-さいごに
こうやって書いてみると、実に様々な手段がありますねー(;´∀`)
観光客の方でそこまで海外旅行には慣れていない、英語が心配という方には、Via RailもしくはMegabusやGreyhoundをおススメします。
トロントから乗り換えなしだし、ネットで予約できるし、この3つの中からだったらどれかしら希望の時間の便があると思います。
それ以外の方法は、楽だけど高いか安いけど乗り換えがあったりとちょっとハードルがあがりますよね。
あ、もちろん一番のおススメはレンタカーです!
でもこれも人によってはハードルが高くなりますので・・・。