IELTSライティングの構成と対策のコツ 解答用紙に注意!

 
ListeningReadingと来たら、次はWritingですね。

Writingセクションについては、書きたいことが多いので二部構成としてみました​(*´艸`)

まずは全体像編からいきましょう!

Writingも、Reading同様に受験するモジュールによって問題が異なりますが、構成自体は同じです。

なのでこの記事の内容は、AcademicでもGeneralでもどちらも共通ですよー!

 
  

IELTSライティングセクションの構成

どちらのモジュールも、問題はたったの2問。

Task 1とTask 2です。

Task 1は150語以上、Task 2は250語以上で解答しないといけません。

全体の所要時間は60分で、Task 2はTask 1よりも得点配分が高くなっています。

問題の傾向としてはこんな感じ。

 

アカデミック

Task1: グラフや表などのデータを分析し、客観的に説明

Task2: あるトピックに関するエッセイ。

 

ジェネラル

Task1: 与えられたシチュエーションの中で、自分の目的を達成するための手紙(メール)を書く

Task2: あるトピックについてのエッセイ。

 
どちらのモジュールも共通しているんですが、それぞれのタスクで求められている次の点ですね。

Task1: 客観的な文章が書けるかどうか

Task2: 自分の意見や問題解決のための提案、問題の掘り下げができるかどうか

(詳しくは次の記事で書きますからね!)

 
これは数年前に私が受けた時の情報ですが、Task 2がTask 1の2倍の配分と言われていました。

そして、一般的にTask1に20分、Task2に40分という時間配分が推奨されており、IELTSの問題用紙にもそう書かれています。

これを厳守する必要はありませんが、経験上から目安として考えた方がいい時間配分だと思いますよ(^^)

またTask2の方が点数配分が高いため、そちらから先に取り掛かるべきという意見もあちらこちらで見かけます(これはIELTS公式見解ではないです)

でも、私はTask1からいつも取り掛かっています。

もしくは、とっつきやすいテーマの方から。

だってどっちにせよTask 1もTask 2もある程度の形にしないと、十分なスコアは取れませんからね(;”∀”)


 

IELTSライティングセクション対策のコツ 一番大事なポイント!

Writingで何よりも大事なのは、

  • 指定されたword数をクリアする
  • 問題に全て答える
  • 読みやすい文字で書き、適度な段落分けをする

 
の、3点と考えても過言ではないでしょう。

もちろん文法やスペルミスなども重要ですが、どんなに完璧な英語でもword数が足りなければスコアは伸びませんし、問題に対する解答が不十分でも結局は同じことです。

巷ではword数が不足していたら5.5が最高得点になってしまうという話も見聞きしましたが、本当かどうかはもちろん誰も分かりません(笑)

ちなみに私は初めて受けた時に、Writingでまさにこの5.5点を取りました(^^;

そして、Task2では5~10wordsほど足りていない状態だったと思います。

 
最後の読みやすさについては、言わずもがなですね。

試験官も人間です。

読みやすい文字の方がいいに決まっています。

特に文字にクセがある人は要注意!

私は小文字のrを書くとき、vと判断がつかない字体になってしまいがちです。

アメリカやカナダで生活していた時は、これで問題が起きたことはありませんでした。

文章を読むときは1文字1文字ではなくて、単語やフレーズとして読むから「あ、これはvじゃなくてrだよね」って脳内変換してくれるんですよね。

でもテストの時は別。

vと判断されてスペルミス!ってなってしまう可能性がありますよね。

一度ご自分が何気なく書いている英語を見直してみることをおすすめします(^^♪

 

またダラダラと文章が続いていたら、これもまた読みにくいですよね。

適度に段落分けをすることで読みやすさがグンとアップします。

段落分けをすることで、ここから話が変わるよというサインにもなりますので、話の展開を追いやすくもなりますね。

つまり、指示されている内容や問題にはきちんと答えたうえで、試験官が読むのにフラストレーションを感じないように気をつかう。

これがポイントだということです。

 

IELTSのライティングでは解答用紙に注意!

ちょっと話がずれてしまうかもしれませんが、意外とやってしまいがちな落とし穴ですよー。

ライティングでは問題が記載された紙と、解答を書く紙の2種類が渡されます。

トリッキーなのが、問題用紙にもTask1とTask2の下に広々とした余白があるということ!

もちろん2枚の紙が渡されているので、ほとんどの人が戸惑うことなく解答用紙に書いていくでしょう。

でも、その前のListeningやReadingが思いの外難しくて、ややパニクってしまっていたら?

頭の中がカーッとなってしまっていたら?

うっかり、問題用紙にある、ひろびろーとした余白に書き始めてしまいませんか?

そんなアホなことは絶対にしないよ!って言い切れますか?

実は、そんな光景を見てしまったことがあるんですよ( ・´ー・`)

 

私が受験した時に、通路を挟んで一列前の女の子が恐らくやっちゃっていました。

終了まで10分くらいのタイミングだったでしょうか、女の子が試験監督を呼び止めて何かを話していました。

私も最後の詰めで必死だったので、あんまりじっくり聞いていなかったんですが、どうやら問題用紙にガンガン書いていたことに気づいたみたいですね。

恐らく、問題用紙に書いたものを解答として採点してもらえないか、聞いていたのではないかと思っています。

こういう時の対応がマニュアル的にどうなってるのかは分かりません。

でも多分ダメなんじゃないですかねぇ・・・。

そしてもしそうだとしたら、当然スコアはゼロ。

その子はラスト10分で必死に書き写していましたが、多分すべてを書き写すことは無理だったと思います。

時間が来て回収時にちらっと見えましたが、問題用紙にはびっしりと英文が書かれていました。

素晴らしい内容の出来だったかどうかは知りませんが、こんなに書いた英文の半分も書き写せなかったのではないかと・・・(/ω\)

あ、そうそう。

その女の子は、恐らく日本語のあまり出来ないアジア系の子です。

試験監督(日本人)とも英語で話していました。

テスト内のインストラクションは、全て英語で行われます。

予め録音された音声指示はもちろん、その場で係員が読み上げる注意事項等もすべて英語です。

だから「日本語での指示が分からなかった」というような 言い訳は通じません。

「英語での指示が分からなかった」というのは、もっと通用しない(;^ω^)

こういうミスは悔やんでも悔やみきれませんよね。

リスニングセクションでも解答を書き写すのを忘れたなどといった事が起こり得ますので、十分注意したいところです。

IELTSライティングの特徴-さいごに

ここまでWritingの全般的な問題形式や対策のコツについて書いてきました。

次は、いよいよそれぞれの問題の特徴を見ていきましょう(^O^)/

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