20年以上にわたって役者として活躍を続けている俳優、玉木宏さん。主演、助演問わず多数の作品で存在感を見せてきました。
今回は玉木宏さんの代表作ドラマを紹介します。
こころ
最初に紹介する玉木宏さんのドラマは、2003年度上半期のNHK連続テレビ小説「こころ」です。
ヒロインである末永こころは医師の男性と結婚するも程なくして死別、夫の先妻の子を育てながら実家のうなぎ屋「きよ川」の次期女将を目指すという物語ですよ。
物語の中で、こころは花火職人の父の弟子、堀田匠に惹かれ再婚を望むようになるものの、連れ子を間に挟んで家族が成り立つのかどうか葛藤する、という展開が描かれます。
玉木宏さんが演じたのがその堀田匠。同作は玉木宏さんが広く認知されるきっかけとなった作品でした。
氷壁
続いて紹介する玉木宏さんのドラマは、2006年のNHKドラマ「凍壁」です。
1956年から1957年まで朝日新聞で連載された井上靖さんの長編小説を原作とする作品で、切れるはずがないカラナビが切れたことが原因で登山中に死亡した友人の死を、動向していた主人公が追うという物語ですよ。
玉木宏さんは主人公、奥寺恭平を演じています。玉木宏さんにとって同作が連ドラ初主演作品でした。
のだめカンタービレ
続いて紹介する玉木宏さんのドラマは、フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」です。
二宮知子さんの漫画を原作とするドラマで、2006年に月9枠で放送された連ドラ版が平均視聴率18.9%を記録。その後スペシャルドラマや映画が制作されました。
私生活はだらしないもののピアノの天賦の才を持った「のだめ」と指揮者を目指すエリート音大生「千秋」を中心に、登場人物達の成長を描いた物語です。
玉木宏さんが演じたのが、主要人物の一人である千秋真一でした。「千秋先輩」の愛称で親しまれた千秋真一はまさしく玉木宏さんのハマり役でしたよ。
鹿男あをによし
続いて紹介する玉木宏さんのドラマは、2008年のフジテレビ系ドラマ「鹿男あをによし」です。
万城目学さんのファンタジー小説を原作とした作品で、奈良の女子校に赴任した教師が奈良公園の鹿の命のもと、日本の滅亡を防ぐために奮闘する物語です。
玉木宏さんが演じたのが主人公の小川孝信、鹿から大切な役目を任されたり、役目に失敗して顔を鹿にされたりなど、超常の事態に振り回される役柄でした。
鹿の顔にされる場面では、玉木宏さんが実際に鹿の被り物を被って演技していたそうですよ。
極主夫道
続いて紹介する玉木宏さんのドラマは、日本テレビ系ドラマ「極主夫道」です。
おおのこうすけさんの漫画を原作とする作品です。ドラマに先行して実写PVが制作されており、そちらが好評だったことから、キャストを変更した極主夫道 ドラマ ひどいという声もありましたが、いざドラマが放送されるとそちらも好評となりましたよ。
元最凶のヤクザだったものの、結婚を機にヤクザ稼業から足を洗い専業主婦となった主人公、「龍」を中心とした物語。玉木宏さんがその龍を演じました。
2020年にドラマが放送されると、その後2022年に映画が公開、それに先駆けてスペシャルドラマも放送されましたよ。
ジャンヌの裁き
最後に紹介する玉木宏さんのドラマは、テレビ東京系ドラマ「ジャンヌの裁き」です。
そこそこ売れている少女漫画家の主人公が検察審査員、さらに検察審査会長に選ばれ、個性豊かな10人の検察審査員とともに検察審査会に臨む物語です。
玉木宏さんが演じたのが、主人公の越前剛太郎でした。「さんぷうみなみ」のペンネームで少女漫画家として活動しており、世間からは女性と思われているという役柄でしたよ。
ドラマ8「ジャンヌの裁き」 | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式) (tv-tokyo.co.jp)
最後に
今回は玉木宏さんの代表作ドラマについて紹介しました。
他にも数々の名作ドラマに出演している玉木宏さん。近年は各種配信サービスで視聴できる作品も多いので、皆さんもこの機会に見てみてはいかがでしょうか?