発達障害の娘が中学校から支援学級へ。手続きや見学で感じたこと

発達障害の娘が中学校から支援学級へ。手続きや見学で感じたこと

発達障害の娘は小学校では普通学級に通っていました。

ですが結局、学校に適応できずに不登校で卒業しました。

小学校卒業前に親子で中学校の支援学級を見学し、娘の意志で中学では支援学級に行くことに決めました。

支援学級に変更した理由と経緯、どんな手続きがあるのかをご紹介します。

これが全てではないですが、こんなケースもあるんだと思って頂ければ嬉しいです。


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発達障害の娘が支援学級に行くと決めたのは見学がきっかけ

娘は小学校に適応できず、最終的に不登校になりました。

不登校になる前の五月雨登校が続いている時に、娘に小学校の支援学級に移るか聞いたのですが「自分には合わない」と答えました。

今まで家族が世間体を気にしながら子供たちを育ててきた影響で、支援学級に通うことは負け組という意識を持ってしまったのかもしれません。

私も最初は世間体を気にする立場にいましたが、学校に適応できず苦しむ娘を間近に見て、

「学校に適応できない子がいる。それがたまたま我が子だった。これからは娘に合う道を探せばいい。」

と徐々に考え直すようになりました(夫や義家族はいまだに世間体重視です)

6年生になる前に、娘が2年生からお世話になっていた子ども相談センターのカウンセリングや発達専門外来の主治医と相談した結果、中学では支援学級に行くことを視野に入れました。

中学の3年間は、将来の自立に向けて学校には行って欲しいと考えると、娘の場合は支援学級で過ごす方がいいと思ったのです。

小学校を不登校で終え、中学での復学から普通学級に行くと「集団が苦手で緊張する」という特性が娘にプレッシャーを与えることになります。

また、みんなと協調性を持って過ごしていくのも、中学だとレベルが高く大変です。

一方で支援学級は少人数だし、一人一人のニーズに合わせた教育が受けられます。

支援学級では、生きていく術を実践で学ぶ学習があると聞きました。

ただ母親の私だけで決めるわけにはいかないので、娘に支援学級の話しをしました。

この頃には納得したようで嫌がることはありませんでした。

私が「世間体よりそのままの子どもを愛する」姿勢になったことも大きいと思います。

でも最終的には、実際に支援学級に見学に行ってから決めようと娘と話し合いました。


  

発達障害の娘と中学の支援学級を見学

6月に中学の支援学級の日曜参観に娘と行きました。

他の学校については詳しく分かりませんが、娘が通うことになる学校では支援学級は発達障害の縦割りクラスとのことです。

1年生は対象生徒がいなく、2年生と3年生が一人ずつ。

私たちが来たら挨拶をしてくれ、見た目は普通の子どもです。

教育は普通学級と離された静かな明るい場所で、教室内の掲示物は視覚優位でした。

先生が一人でいろいろな授業を進めておられました。

同じ課題を一人一人に合わせて進める、学年で少しテーマを変えるなどして工夫していたようです。

数学では先生が生徒に質問して、分からなければヒントを与えて答えられるようにしていました。

娘はその答えがわかるのが早く、ついていけると感じたようです。

授業は普通学級で行われていることと随分違ったのが印象的でしたね。

どの授業でも、生きていくための授業というコンセプトで行われてたのがよく分かります。

支援学級には、普通学級にない「自立」という授業があります。

参観の日の自立の時間はペットボトルボーリングが行われ、司会から進行まで先生のアドバイスはありましたが、自分たちでやっていました。

娘や他に見学に来ていた6年生も一緒にやりました。

嫌がるかなーと思ってみてましたが、意外とスンナリ加わってくれたので娘なりに楽しんでいたのでしょう。

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休み時間に、先生と子どもの心配なことを話したり、普段の授業の様子も写真つきで教えていただくこともできます。

農園で野菜を育てていること、授業中に買い物に行き材料を買い、料理していること。

料理は一人一人がフライパン持ってやるなど、分担作業じゃないようです。

これもやはり「自立」が念頭にあるからなんでしょう。

実際の生活では1人で全部やるようになりますからね。

校外学習も多く、切符を買い、地図を見て歩いたりしているそうです。

授業後、掃除と終礼と懇談の様子も観ました。

じっくりみせていただけたこと、娘が安心して話せたことは印象的でしたし、安心感を貰えました。

支援学級について迷っている人は、まずは見学に行ってみることをおすすめします。

実際にどんなことをするのかが分かるだけでも、検討するうえでの参考になりますよ。

中学校で支援学級に進むための手続き

支援学級に見学に行った後、改めて娘と相談して校長先生に支援学級の希望を出しました。

6年生の9月に知能検査と親子面談が教育委員会であることを、最初に聞いていました。

娘の場合、知能がボーダーだから今度検査して対象外になったらどうしようと不安はありました。

この2年の間にできることが増えていたからです。

本来なら出来ることが増えるというのは嬉しいことなんですが、もし支援学級の対象外になったらまた中学から不登校になるのは目に見えていたんですよね。

複雑な気持ちでしたが、娘にとっては普通学級よりも支援学級の方がいいと思っていたので、検査については不安で不安で・・・。

しかし、夏休み前に知能検査も親子面談もしなくていいとの返事が。

2年前に検査したばかりなこと、療育手帳を取得していたことが大きかったようです。

ということで、我が家は特に何かをすることなく支援学級への進級が決まりました。

通常は知能検査と親子面談をしたうえで、可否が決められるのでしょう。

私が先生から受けた説明では、杓子定規的に決めるのではなく生徒1人1人の状況を確認したうえで、身長に見極めるとのことでしたよ。



ちなみに支援学級の先生は、見学に行った時に「いつでも見に来てください」と仰っていただけました。

他校出身の支援学級の先輩(不登校ではない、小学校では支援学級在籍)で、5年生の時からから見に行ってたと参観の時に聞いたので、娘にもぜひと思っていましたが、娘の小学校は無理でした。

この辺は在籍している小学校や進級先の中学校それぞれで方針があるので、随時確認が必要です。

やはり見学に行く=小学校の授業を休むということになるので、小学校側としてはいつでも好きなだけ行ってくださいとは出来ないということだったのでしょう。

まあ、それはそれで理解できます。

もちろん見学は1回しかダメというわけではなく、支援学級の行事を中心にその後も何回も見学に行かせていただきました。

回数を重ねるうちに、娘の中でも「支援学級に行きたい」という気持ちが強くなってきたようで、親の私としても嬉しかったのを覚えています。


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発達障害の娘が中学校から支援学級へ。手続きや見学で感じたこと-さいごに

春から支援学級に向けて動いて、最終的に決まるのが卒業前の2月までかかりました。

もう少し早く決まってくれればという思いはありますが^^;

私たち親子は、授業参観に行ったことが大きな転機となりました。

悩んでいる人は、ぜひ見学に行ってみてください。

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