妊娠報告の職場での順番に注意!いつ&伝え方を間違えると大変!

 

自分が妊娠しているとわかると、嬉しさで気持ちが舞い上がってしまいますよね。

新しい命の誕生を、パートナーや家族、友人に、早く報告したい。

実際、パートナーにはすぐに報告すべきですが。

職場での妊娠の報告は時期を見て、少し冷静になって対処したほうがよさそうです。

では、職場の方への妊娠報告は、いつ、どのように、どの順番で報告するとよいのでしょうか。

ご紹介します。

 
  

妊娠報告の職場での順番は誰から?

職場でも仲のいい同僚に真っ先に、「私、妊娠したんだ」と言いたい気持ちはよーくわかります。

しかし、それはちょっと待ちましょう。

仲のいい同僚に先に報告して、自分が報告する前に直属の上司に伝わってしまうという恐れもあるんです。

それはあなたが、「これは内緒ね」と同僚に口止めしたとしても同様です。

あなたから妊娠を伝えられた同僚がつい他の社員に言ってしまい、噂になって上司の耳に入るなんてことも。

上司からしてみればもちろんおめでたい事ではありますが、「なぜ、先に伝えてくれなかったのかな」という思いになるでしょう。

あなたが仕事をする中で一番関わりがあり、お世話になっているのが直属の上司です。

妊娠中に体調のトラブルなどで迷惑をかけることもあります。

出産後に職場に復帰する時にも、お世話になるのは直属の上司かもしれません。

上司との信頼関係を崩すことの無いよう、直属の上司には最初に報告しましょう。

仲のいい同僚はそのあとに順次報告するとよいのですが、お子さんを授かりたくてもなかなか授かれない方もいるかもしれません。

幸せで浮かれたい気持ちは分かりますが、職場では抑えておくのがベストです。

 

職場への妊娠報告はいつがいい?

では、いつ頃までに妊娠報告を上司にしたらよいでしょうか。

妊娠16週までには報告している方が多いようですが、つわりなどの体調や仕事内容によって、もっと早い時期に報告したほうがよい場合もあります。

私の場合は、店舗での立ち仕事だったので妊娠8週目に真っ先に店長に相談した所、「よかったねー!」と自分の事のように喜んでくれました。

他のスタッフにはその後に報告したので噂になることもなく、円満に伝える事ができましたよ。

しかし、その後すぐにつわりが悪化。

妊娠10週目には食べ物はおろか、水を飲んでも吐くという状態に。

仕事はお休みさせていただき、自宅の布団でひたすら吐き気を我慢していました。

水分を体が受け付けない状態だったのでそのまま脱水症になり、「妊娠悪阻」との診断で1か月も入院する羽目に。

仕事は長期休暇になってしまいました。

急に私が仕事を長期で休む事になったせいで、店長や他のスタッフの方には大変迷惑をかけてしまいました。


私のように妊娠悪阻まで悪化してしまうのはまれだとは思いますが、つわりの辛さは日によっても違うので無理はいけません。

かといって、「妊娠中だから仕事休んでもいいや」という態度では、職場の方も仕方ないこととはいえ面白くないでしょう。

私の場合、理由が「つわりが酷くて、妊娠悪阻で入院」だったので、「つわりで仕事を休むなんて、甘えるな!」と思われたかもしれないなと。

職場に戻ってからは「妊娠を口実にしない!」と決めて仕事を続けましたが、重いものを運ばなくてはいけない時などは周りが配慮をしてくれ、とてもありがたかったです。

「ご迷惑おかけして申し訳ありません」「フォローしていただきありがとうございます」など、謙虚さと感謝の気持ちを持って仕事をすると、職場の人間関係もうまくいきます。

また安定期に入るまではあまり多くの人に知られたくないという場合は、上司には早めに報告をして周囲への公表は〇〇まで待ってくださいと相談するのもアリですね。

実際、私の周囲にもそういう人がいましたよ

その人は以前、残念ながらお腹の中で赤ちゃんが育たなかったことがあるので、もう大丈夫となるまでああまり言いたくなかったようです。

出産経験のある女性は薄々気付いてましたが、本人が言わない以上大人な対応でさりげなく気にかけていました。

では具体的に、上司にどのように妊娠報告をしたらよいでしょうか?

 

妊娠報告の職場へのスムーズな伝え方

上司に妊娠報告をする際に、伝えるべき事は「妊娠しました」ということだけではありません。

「産休はいつから入るの?」、「出産後は仕事を続けるの?」などの質問は上司から聞かれる事が多いでしょう。

寿退社や妊娠後の退社が普通だった時代が終わり、妊娠出産後も仕事を続けたい女性が増えていますよね。

なので、今まで以上に職場へのスムーズな伝え方が大切なんです。

仕事は続けたいのか、時短勤務にしたいのか、産休や育休はどの程度使えるのか、子供の預け先、パートナーや両親のサポートは可能なのかなど。

妊娠したらまずはパートナーと今後の生活についてよく話し合ってみましょう。

もちろん産後にならないと分からないこともあると思います。

でも今の時点で、夫婦で今後の方向性を話しておくことは大事です。

その上で、上司に自分の希望を相談してみましょう。

妊婦には、職場の業務に対する配慮や産休、育休制度などを受ける権利があります。

しかし、「当然」の事として上司に相談するのではなく、あくまで謙虚に伝えることが大切です。

もちろん、自分の意思ははっきり伝えましょうね。

出産予定日、現在の体調、妊娠中の業務内容、産休はいつから入る予定か、産休の期間、復帰後の勤務時間や働き方についてを明確に伝えておくと安心ですね。

体調については人によっても違いますし、時期によっても波があるものです。

また、一人目の時に何事もなかったからと言って、次も大丈夫かというとそうでない場合も。

もちろん、逆もあり得ますが。

つわりが無くても切迫流産や、切迫早産、妊娠中毒症などの症状が出てくる方もいます。

上司に言いにくいかもしれませんがこういった症状が出ることもあり、体調不良による遅刻や早退、欠勤があるかもしれないという事はあらかじめ伝えておいた方がいいです。

その方が上司もあなたの仕事のフォローがしやすいですし、あなたにとっても仕事で周りに迷惑をかけてしまう不安を抱え込まずに済みます。

また仕事復帰にあたって、お子さんの預け先を確保しなくてはいけません。

無事に保育園に入れるのかどうかも、まだこのタイミングだとわからないですよね?

もし保育園に落選した場合は、育休期間が延長できるのかどうかも相談しておくとよいですよ。

制度的な問題については上司よりも、人事部と話をした方がいい場合も多いと思います。

でもまずは上司に報告、相談を。

これが大原則です!

 

妊娠報告の職場での順番に注意!いつ&伝え方を間違えると大変!-さいごに

いかがでしたか?

妊娠中は思いのほか体に大きな負担がかかります。

無理し過ぎず、お仕事頑張ってくださいね!

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