健康診断でハードルが高くなるのが胃カメラや大腸カメラですよね(;・∀・)
受けないといけないんだけど、腰が引けてしまいませんか?
そうはいっても受けなきゃいけないので、できるだけ事前に情報を仕入れておきたいんですよねぇ。
お気持ち、よーーく分かります!私もそうでしたし(笑)
先日、胃カメラと大腸カメラを同時に受けてきたので、その時の様子を細かくご紹介します!
検査は麻酔付き(正確には鎮静剤)で行っていて、家での検査準備、病院での流れ、検査費用、検査時間、食事などなど全てお見せしますね♪
胃カメラと大腸カメラを同時に麻酔付きで受診!
私は以前、健康診断で胃のバリウム検査が要精密検査と出てしまってました。
おススメ! 健康診断バリウムが再検査って胃がんってこと?異常なしの可能性は?
その時に初めて胃カメラを受け、その後ひどい胃炎をやってからは毎年胃カメラはやってます。
おススメ! 胃カメラと鎮静剤の体験談 意識あるの?痛みは?全体の流れはこんな感じです
胃カメラのついでというわけではないですが、年齢的にもそろそろ大腸カメラもだねーってことで今は大腸カメラも定期的に。
胃カメラは毎年、大腸カメラは2年に1回っていうのが私のパターンです
私は個人で経営されているクリニックで検査を受けてるんですが、そこで受ける場合の全体の流れはだいたいこんな感じ。
⇒1~2週間前に行くこともあれば、忙しく2日前くらいになってしまうことも
検査前日から食事制限開始
⇒胃カメラだけなのか、胃カメラと大腸カメラ両方受けるのかで色々変わります
検査当日の朝
⇒絶食! 大腸カメラがある場合は下剤開始(。-`ω-)
検査本番
検査後の結果説明
では、ここからはもっと詳しく書いていきます!
胃カメラ大腸カメラを同時に受けた場合の体験談-検査時間や食事制限は?
検査前の診察
私の場合は毎回同じクリニックで検査を受けているんですが、普段はほとんど通ってません。
別の病院に行っちゃうっていうのではなく、単純にお医者さんにかからないって状態です。
なので大抵は前回の検査以来の診察なんですね。
だから基本的には、この1年で大きな体調の変化がなかったとかの確認です。
そしてその後は血液検査をします。
診察が終了したら、看護師さんから検査や検査前の準備に関する説明を受けます。
診察5分、血液検査5分、検査の説明5~10分 + 待ち時間
検査前日
前日から食事制限開始です。
あ、ちなみに今回の検査開始時間は14時でした。
午後の検査スタートなので絶食開始も遅いのかなーって期待してたんですが、そんなことなかったですね(;・∀・)
夕飯は20時までに済ませます。
胃カメラだけの時は20時以降絶食っていうだけでしたが、大腸カメラがある場合は前日の食事は3食とも消化のいいモノをっていう指示が出ます。
とはいえ、私が気をつけたのはキノコや海藻類を食べないってだけ(笑)
初めて大腸カメラをした時は検査食をもらったんですが、2回目以降はそれもなし。
でも言えばもらえるので(もちろんお金払います!)、心配な場合は検査食を聞いてみるのもいいですね♪
そして寝る前に下剤を飲みます。
私の時は21時までに飲むようにと言われました。
その時の下剤がこちら。
ピコスルファートナトリウム内用液0.75%「日医工」というものです。
これを水に混ぜて飲みます!
無色透明で味もほとんどしませんでしたねー。
検査当日の朝
検査当日は朝7時から下剤開始。
検査が午前中の時と同じ時間に開始でした。
これは病院によっては、午後検査なら下剤ももう少し後からっていうところもあるのかもしれませんね。
まずはガスコンとプリンペランという薬を2錠ずつ服用します。
そしていよいよ、本格的に下剤開始です!
あ、そういえば下剤を開始する前に、私の場合はすでにお通じが2回ありました。
おそらく寝る前に飲んだ下剤の影響だと思います(;・∀・)
本丸の下剤はマグコロールPというもので、こんな風にプラスチック容器の中に白い粉が入ってます。
まずは水を500ml入れて、容器をシャカシャカと振り粉を溶かします。
今度は1800のメモリのところまで水を入れていきます。
合計で1.8リットルですねー。
水を入れたら、軽くもう一度振ってしっかり混ぜましょう。
あ、この容器は底部分が大きなマチになってるので自立してくれますよー。
準備が出来たら、これを全部飲みます!
私が言われたのは、
2時間かけて全部を飲み切ること
1回に飲む量は200ml程度で一気に飲み干すのではなく、15分くらいかけてゆっくり飲むこと
この2つですね。
味自体はポカリスエットみたいな感じなので、バリウム検査みたいに飲むのが苦痛ってことはないです。
意外とサクサクと飲めます。
が! そのうち飽きます(笑)
2時間で2リットル近いポカリを飲み干すって考えてみてください(;’∀’)
お通じは飲み終わった後に始まると言われましたが、実際には3杯くらい飲んだあたりから始まりました(笑)
ちょっと汚い話で申し訳ないですが、最終的に12回くらいトイレへと駆け込んでます。
無色透明(黄色でもオッケー)で、もちろん液体だけになれば準備完了、大腸の中も空っぽなんですよね。
この状態になったのが9回目くらいで、そのあとも水だけがバシャバシャと出てました^^;
私の病院では下剤が飲み終わって落ち着いたころを見計らって(指定された開始時間から2時間半後くらい)、必ず看護師さんがお電話をしてきます。
下剤が終わってるか、排便状態の確認、そして体調に異変がないかをしっかりと確認されます。
もし下剤飲んでる最中に何かあっても、ここで相談できるので私は結構嬉しかったりします(笑)
あ、そうそう。
食事は前日の夜から禁止ですが、飲み物は検査開始30分前までオッケーでした。
ただし炭酸や乳製品、カフェインが入ってるものはダメです。
水や麦茶が無難ですねー。
夏場は熱中症や脱水症状もあるので、水分補給はしっかりしておきましょう^^
7時から下剤を飲み始めて、飲み終わったのが9時過ぎ。
お腹が落ち着いてきてトイレダッシュがなくなったのが10時半ごろでした。
病院での検査準備
いよいよ、病院での検査!
あ、まずは検査ではネイルは禁止です。
私の場合は鎮静剤を使用するため、指先にクリップみたいのを挟んで脈拍とかを監視されるんですね。
それに支障が出るのでネイルや付け爪はしてこないでねって言われてました。
あとアクセサリー系はピアスも含めてすべて外すように言われるので、失くさないように入れ物を持っていくか、つけずに向かいましょう!
病院ではまず検査着に着替えます。
大腸カメラがあるので穴の開いた紙パンツもはきます(笑)
準備が出来たらまずは、20mlくらいの薬を飲みます。
胃のバリウム検査をやる時にも、白いバリウムを飲む前に飲まされる透明な液体ありますよね、あれです。
胃の中の泡を取り除くための消泡剤っていうやつらしいですよ。
美味しくないですが、一気に飲み干してしまいましょう。
そして今度は点滴で生理食塩水が投与されます。
これは鎮静剤を使わないで胃カメラを受けた時はなかったです。
でも鎮静剤を使って胃カメラだけを受けた時はあるので、鎮静剤とセットなんでしょうね。
病院での検査準備は大して時間がかかりません。
検査着への着替え、薬を飲んで点滴っていうだけなので10分もあれば終わりますね。
ただもちろん待ち時間があります。
これはもう病院によって変わると思いますが・・・。
検査本番
検査室ではまず喉への麻酔をスプレーでシュッシュとかけられます。
飲み干すんですけど、意外とこれ嫌いじゃない(笑)
そのあとは検査台に横になって、あれこれ指示されながら体勢を整えて医師を待ちます。
マウスピースをくわえさせられて、点滴に何か薬(鎮静剤)を入れられたなーと思ったら、10秒後には意識がなくなってますね(笑)
検査が終わって目が覚めたら、検査結果を医師から聞いて終了です!
鎮静剤を使ってるので、当日は車の運転などは禁止です。
でも普通に歩いたりしてる分には、フラフラしたりってことは特に感じませんねー。
とはいえ、車の運転は「私は大丈夫」なんて思うのは厳禁ですよ!
喉にされた麻酔も、ほとんど影響ありません。
いちおう帰る前に看護師さんから、食事は何時以降になったらOKっていう指示があるんですが、何だかんだで病院を出るころにはその時間は過ぎてました。
検査室に入ってから鎮静剤を入れられるまでに大体5分くらい。
検査室に入ってから検査が終わって目が覚め、着替えが終わるまでに大体50分でした。
検査結果の説明自体は数分で終わります。
あとはやっぱり待ち時間ですねー(笑)
胃カメラ大腸カメラを同時に受けた場合の費用など
最後に気になるお値段を公開しますね。
検査前の診察と検査当日では、お会計が別々になってます。
まず事前診察のときは3割負担で2,193点、6,580円でした。
再診料、診察、血液検査、下剤などの薬が含まれてます。
あ、ただし私の場合、血液検査で項目を1つ足してもらってます。
それが1,090点だったんですよね。
なのでその分の327円は、本来ならかからない費用ですね。
そして検査当日。
こちらは3,511点の10,530円でした。
トータルで17,000円程度ですね。
胃カメラや大腸カメラを健康診断として受ける場合は、保険が効かないので原則として全額自己負担です。
私の場合は数年前の胃炎がきっかけで受けるようになったので、経過観察的な感じになり保険が適用されてます。
検査の目的によって保険適用の有無が変わるので、注意してくださいねー。
胃カメラと大腸カメラを同時に麻酔付きで受診!費用や時間、食事はどんな感じ?-まとめ
鎮静剤を使えば検査もまったく苦痛がありません。
絶食や下剤は大変だけど、腸内環境をリセットすると思えばまあ良しとできます(笑)
検査が苦痛で受けるのをためらってる場合は、鎮静剤を使って実施してくれる病院を探して受けることをおすすめします!
最近は鎮静剤を使う病院も増えてきてますしね♪