ただいま、IELTS各セクションのポイントを絶賛解説中!
他のページもぜひ読んでくださいね。
この記事の一番下に、IELTSに関する記事を集めたページへのリンクがあります♪
では、最後のセクション、Speaking編にいきましょう!(´▽`*)
IELTSスピーキング 流れは3つのパートに分けられる
Speakingは、Englishスピーカーの試験官と1対1の対面で行われます。
問題はAcademic、General Training共通。
共通というか、全受験生に同じ問題を出しているわけではなく、いくつかの質問が用意されていてその中から1つが出題される形ですね。
他のセクションみたいに、これは1問目、これは2問目と分かりやすくなっているわけではありません。
ただの雑談に思えるようなことでも、自分の英語力がどれくらいなのか見られていると思った方がいいでしょう。
そんな中でも、ざっくりと3つのパートに分かれています。
まずはそこを説明しましょう(^O^)/
パート1
自己紹介。
試験官が軽くあなた自身のことについて聞いてくるので、それについて答えるだけ。
話題は仕事や学校のこと、家族、住んでる地域、趣味などなどで、さほど難しい内容ではありません。
緊張をほぐす意味合いもあるんじゃないですかねぇ。
もしかしたらここでの会話によって、次に出題する問題を決めてるのかも?(完全に私の推測ですよ!)
パート2
問題文が書かれた紙と白紙の紙、鉛筆が渡されます。
問題文は短いです。
例えばこんな感じ。
You should say:
what it was about
what effect it had
and explain why it was so powerful.
1分間時間を貰えるので、答えるべき内容を頭の中で整理。
その時に白紙の紙にメモを取っても取らなくても構いません。
白紙の紙は自由に使ってください。
時間が来たら答えます。
試験官がさらに、1~3つ程度の掘り下げた質問をしてきます。
パート3
パート2のトピックをもう少し広げて質問をしてきます。
簡単なディスカッションに近いですかね。
パート2が比較的事実を展開していくタイプの問題だとしたら、ここは自分の意見を述べるという展開になる傾向がありそうです。
私が受験した時は、学生?働いてるの?何して働いてるの?で始まり(パート1)、
パート2は最近どんな買い物をした?それは何で、なぜ買ったの?
パート3で(2番の私の答えがスマホだったので)テクノロジーの進歩と人と人の繋がりについてどう思う?でした。
試験官は、アメリカ系のネイティブ(白人男性)でしたね。
少なくても訛りのないアメリカ系の綺麗な英語で、ブリティッシュアクセントは全くありませんでした。
2回目に受験した時は、カナダ系かな?と思わせる英語(アメリカ英語に近いんだけど時々イギリス英語のアクセントが混ざる)を話す初老の白人男性でした。
この時はパート2で広告に影響されて買った物についての説明に続き、なぜその商品を買う気になったの?広告の影響はあなたにとっては大きい?
パート3ではもっと広い目で見た広告についての議論、広告への規制や制限の可否についてでしたね。
あ、私の場合は2回とも白人男性しかもどちらかというとアメリカンイングリッシュの試験官でしたが、女性もいましたし、ブリティシュアクセントの試験官もいましたねー。
IELTSのスピーキング対策 間違えることを恐れない
非英語圏の人が、自信たっぷりの様子で英語をペラペラペラーと喋りまくっているのを見たことがありませんか?
あれね、よーく聞いていると、文法が間違っていたり、ものすごく簡単な単語しか使っていなかったり、訛りがとてもすごくて聞き取り辛かったりすること、意外と多いです。
もちろん、綺麗な英語(発音も文法や語彙も)で話す人も多いですけど、そうじゃない人もとても多いんです。
反対に、日本人は間違えるのを恐れて話さないってよく言われますよね。
これまたもちろん、そうでない人もいっぱいいますが、まあ一般的にはこう言われているし、あながち間違っているわけでもない。
まあ、どっちが正しくて正しくないかっていう議論は、今はしませんが、IELTSのSpekingテストでは、「間違えることを恐れちゃダメ」と言えると思います。
もちろん、間違えた英語で喋っていたら、高得点は取れないかもしれません。
でも、間違えたくないからって黙っていたら、高得点どころかゼロ点に終わってしまうかもしれませんよね?
喋ってくれなかったら、試験官は採点のしようがない。
非常に簡単な事実です。
なかなか喋らなかったら、その間のスコアはゼロ。
でも間違っていてもいいから何か話していたら、0.5点でも1点でも貰えるかもしれない。
ゼロで終わる可能性もあるけど。
だったら、少しでもスコアを上乗せできる方を取りましょうよっていうのが私の持論(大げさっ)です。
そして「おどおどしたりせずに、リラックスして自信もって」話す。
これも大事です。
人間、見た目の態度で印象は変わりますよね。
終始落ち着きがなく不安げに喋ってる人よりも、自信もってにこにこしながら話してる人の方が印象はいいですよ(*´▽`*)
IELTSスピーキングのコツ 大事なのは3つ
Speakingで私が重要だと思うことは、
- とにかく話し続ける
- 事実にこだわらない
- 聞かれている質問には全て答える
の3点に尽きます。
あ、それにさっき言った「間違えることを恐れずに自信を持って話す」、これも重要です。
最初に「とにかく話し続ける」というのは、さっき書いたことと同じですね。
Speakingのテストなんだから、話をしないと何も始まらない。
自己紹介で、Are you a student? Do you work?と聞かれたら、なんて答えますか?
I’m a student.
これだけ?
間違ってはいないけど、これくらい言ってしまいましょう。
I’m a senior and major in economics at Tokyo University. I’m studying English because I want to go to Oxford University for my master’s degree.
でも、ただただずーっと喋っているのもダメですよ( ・´ー・`)
試験官の様子を見ながら、喋り続けることが大事なんです。
対面の試験ということは、一方的にしゃべってはダメなんです。
「会話」をしないと。
だから、喋り続けることは大事だけど、相手の様子を常に確認して、相手が次に進みたがっているのかどうかを見極めましょうね。
二番目の「事実に拘らない」というのも、喋り続けるということに関連しています。
Writingでもそうでしたが、話の内容が事実かどうかなんて正直どうでもいい話ですし、相手には分かりっこないですよね。
何だっけ・・・って考えて沈黙になるくらいなら、適当に話をでっちあげて喋ったほうがいいですよ(=゚ω゚)ノ
私の時の例でいえば、あの当時スマホなんて買っていませんでした。
でも直近で買ったものが、説明がややこしいものだったんですよね。
英語で説明するのが難しかったんで、ふっと思いついたスマホにしちゃいました。
最後のポイント、「聞かれた質問には全て答える」というのも、Writingの時と同じです。
話の筋道が脇へそれていかないように、質問のポイントを常に意識していることが大事!(=゚ω゚)ノ
IELTSスピーキングのコツをもう1つ 理解できるまで粘る
試験官の言ったことが聞き取れなかったり、意味が分からなかったりすることってありますよね。
その時どうしますか?
分かったふりをして答えますか?
ダメですよー、そんなことしちゃ!
正直にもう一度言ってもらうようお願いしましょう。
もしくは、これはこういう意味であってる?理解は正しい?って確認するのもアリでしょう。
インタビュー形式のテストだからこそ出来ることですし、これはこれで評価されるでしょう。
だって別にListeningのテストじゃないし。
あ、こういう時はちゃんとこうやって切り返しが出来るんだなって伝わるし。
まあ、何度も聞き返していたりしたらスコアに影響するでしょうが、1回や2回くらいならいいんじゃないでしょうか。
なお、入室直後から全ての会話は録音されていました。
インタビュー直後に、ある程度のスコア目安はつけられているのだと思いますが、後で聞きなおしたり、他の試験官が聞いたりしてスコアの手直しはされているのかもしれませんね。
IELTSスピーキングの対策-さいごに
これで4つのセクションの説明が終わりました。
私がIELTSを受けることになったとき、ネットで探してもIELTSについて書いている人のブログが少なく、もう少しいろいろな情報が手に入ればなと思ってたんですよね。
それでこんな風に書いてきたわけですが・・・。
もう少し参考になればと、IELTSについてはもうちょっとあれこれ書いていきますね(´▽`*)
おススメ!
他にもIELTSに関する詳しい情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください!