スーツケースを空港へ送る-宅配での送り方

 

スーツケースは宅配で送ろう!料金と日数について要注意で、自宅から空港までスーツケースを宅配してくれるサービスがありますよっていう話をしました。

このサービス、とても便利なんですけど、ちょっとだけ注意が必要なんですね。

今日はそんなお話です。

スーツケースを空港へ送る運送事業者は複数あります

大手の郵便局、クロネコヤマト、佐川急便はもちろん扱ってます。

サービスの内容は、普通の宅急便同様に、各社でものすごく大きな違いというのはありません。

送料がちょっと違ったり(数十円~150円程度)、サイズを計る時の基準が違ったり、集荷時間が違ったりというレベルなので、利便性が高いところを使えば問題ないかと思います。

どこも自宅まで集荷に来てくれますし、窓口やコンビニ等に持ち込めば割引してくれます。往復割引があるのも同じですね。

 

スーツケースを宅配で送る時の送り方

まず、一番気を付けてほしいのが、各社ともに空港へ荷物を送る時は、通常(民間住宅や企業への届け物)の宅配便の出し方とは違った対応をしていることが多いという点です。

それでは、順番に見ていきましょう。

送り状
差出人や宛先を書く伝票ですね。空港へ出すとき専用の送り状があるところと、通常の送り状を使うところがあります。

差出人名
これはご自身で大丈夫です。

宛先
各空港での受け取り場所は、運送事業者によって異なります。ホームページで公開していることが多いので、必ず確認して省略せずに書きましょう。名義人はご自身名義となりますよ。

この時、空港の住所だけでなく、空港名、ターミナル名など詳細を必ず書かないとダメなんですね。

特に成田空港や羽田空港のように、複数のターミナルやウイングに分かれている場合、ご利用の航空会社がどこのターミナル・ウイングなのかを確認してから書きましょう。

ターミナルを間違えると、隣のターミナルまで取りに行くことになってしまいますよ。

搭乗日・航空会社名・搭乗便名・出発時刻
各社によって、書いてくれっていう情報は多少変わりますが、搭乗日と搭乗便名は必ず書かないとダメです。

航空会社名や出発時刻は、搭乗便名があればなくてもいいっていうところと、書かなきゃダメっていうところに分かれますね。

搭乗日や搭乗便名で荷物を仕分けして、受け渡しがスムーズにいくようにしているのでしょう。これは、宛先のところに書くよう指示しているところと、品名に書いているところとがあります。

 

空港へ宅配されたときの受け取り方

どこの空港も、保安検査を通過する前のエリア(飛行機に乗らない人もウロウロできるエリア)で、荷物を引き取ります。

荷物を引き取ったら、そのまま航空会社でのチェックインをする人がほとんどでしょうから、当たり前といえば当たり前の話ですよね。

ここでも注意すべき点が1つあります。

特に都市部の大きな空港の場合。成田や羽田ですね。

こういった空港では、各ターミナルごとに郵便局や運送事業者(クロネコヤマトや佐川急便)の営業所があって、そこで荷物を出すことができます。

でも空港にスーツケースなどを送った時の、受け取り場所はここではないんです。

専用の受け取り場所が、大抵は出発フロアに設けられています。

そして分かり辛いことに、運送事業者の名前で窓口が開かれているわけではないんですよ。

例えば成田空港の場合。

クロネコヤマトで送った荷物はグリーンポートエージェンシー(GPA)、ゆうパックだったらJALエービーシー、佐川急便だったらケーティーシー(KTC)が引き渡し窓口になってるんですね。

 

大手3社の詳し使い方はこちらから

郵便局 ゆうパック

クロネコヤマト 空港宅急便

佐川急便 (佐川急便は空港への宅配の専用ページを作っていません)

おススメ! ホテルに荷物を送ることは可能?宛名の書き方から受け取り方法まで。

 

まとめ

空港へ荷物を送るのは、普通の宅急便と何ら変わりありません。

でも、空港ならではの伝票の書き方とか、料金の加算とかがあります。

そして、旅行初日にちゃんと受け取れなかったら、それだけでテンションが下がってしまいますよね。

空港へスーツケースを送る時は、ちゃんと必要事項を確認して、漏れのないように送りましょう!