年に2回東京ビックサイトで開かれる「コミックマーケット」通称コミケ。
毎回数十万人単位の来場者、回を追うごとに規模が大きくなっていますよね。
コミケの経済効果は数百億レベルなんだとか!
そんなイベントですが、いやいや、そんなイベントだからこそ「初心者にはハードルが高い」と言われてます。
でも参加しないといつまでたっても初心者ですからね。
そこで今日は、コミケ初心者の方向けに基礎情報をまとめました!
- 2018年夏のコミケ開催情報
- 会場となるビッグサイトまでのアクセスと目的別おすすめ到着時間
- これだけは事前に準備しよう!必須の持ち物は?
以上3点をお送りします♪
2018コミケの開催日はいつ
夏のコミックマーケットは毎年お盆のころに開催されます。
2018年のコミックマーケット92は、2018年8月10日(金)~2018年8月12日(日)の三日間。
会場は今年も東京国際展示場、通称東京ビッグサイトです。
それぞれの日の開催時間は次のようになっていますよ。
開催時間 | |||
8月10日(金) | 8月11日(土) | 8月12日(日) | |
出展サークル | 10:00~16:00 | ||
企業ブース | 10:00~17:00 | 10:00~16:00 | |
コスプレ | 10:00~16:00 | 10:00~15:00 |
2018コミケ ビッグサイトまでのアクセスと混雑する時間帯 何時に行くのがおすすめ?
会場までの公共交通機関アクセス
東京ビッグサイトへは複数のアクセス方法がありますが、都心部ほどはアクセスがよくないです。
まずは電車で来る場合
りんかい線 国際展示場駅から徒歩約7分
大崎駅(JR山手線、湘南新宿ライン、埼京線)から、りんかい線で国際展示場駅までおよそ13分
新木場駅(JR京葉線、東京メトロ有楽町線)から、りんかい線で国際展示場駅までおよそ5分
ゆりかもめ 国際展示場正門駅から徒歩約3分
新橋駅(JR山手線、京浜東北線、都営浅草線、東京メトロ銀座線)から、ゆりかもめで国際展示場正門までおよそ22分
豊洲駅(東京メトロ有楽町線)から、ゆりかもめで国際展示場正門までおよそ8分
バスで来る場合
都05系統: 東京駅丸の内南口から勝どき駅前経由でおよそ40分
都16系統: 東京駅八重洲口から豊洲駅前経由でおよそ40分
門19系統: 門前中町から豊洲駅前経由でおよそ30分
※いずれも都営バス、豊洲駅からおよそ15分
京急高速バスで横浜駅(YCAT)からおよそ55分
※路線バスではないです!片道820円(2017.4.23現在)
※本数も1時間に1本程度ですよー
羽田空港から来る場合
京急バスが羽田空港-東京ビッグサイト間の空港バスを走らせています。
所要時間はおよそ33分で、片道620円。
会場へは何時までに行くべき?混雑する時間帯は?
今年のコミケが2017年夏と同規模だった場合、3日間で50万人以上となります。
日によってばらつきはありますが、少ない日でも15万人以上がビッグサイトに押し寄せることに。
ビッグサイトも決して小さい会場ではないですけど、さすがに15万人も来たらすし詰め状態です。
なので、どの時間帯に行っても混雑が激しいと覚悟していてくださいね?ヽ(´Д`;≡;´Д`)ノ
ただその中でもやはり、最も混雑する時間帯というのもあります。
またあなたがコミケに行く目的によっても、何時までに会場に到着した方がいいのかは変わってきますよね。
まず時系列で書いてみます。
徹夜組
毎年必ず徹夜組はいます。
現在は徹夜は禁止とされていますが、近隣のホテルや温泉施設、ファミレスなんかで待機してるんですねー。
始発の電車が着いたころには、すでにそこそこの行列ができてますから(;’∀’)
始発組
ビッグサイトに到着する一番早い電車で乗り込むグループですね。
自宅や宿泊先の最寄り駅によっては、始発で到着するというのが難しい場合もありますが(>_<)
始発組もかなりの人数がいます。
徹夜組と始発組が多い理由は、絶対に買いたいグッズや人気商品を手に入れたいからという人が多い!
コミケ自体は10時から16時、17時までやってますけど、人気商品はお昼ごろには売り切れるってパターンがほとんどですからね。。
徹夜組と始発組だけで、数万人いると心してください(=゚ω゚)ノ
10時ごろ到着組
ある意味で一番効率が悪くなってしまうグループかも。
入場するための行列が一番長いのがこの時ですね。
まさによく写真で見る、ビッグサイト前の広場から駅までのながーーーーーーーい行列になっているのがこのころだと思いましょう。
開場と同時に行列に並んでも、入場できるのは1時間後とか1時間半後になります!
入場できたころには、早々に売り切れてしまっている商品も結構出てきます。
12時ごろ到着組
この頃には、徹夜や始発組は帰り支度をする人も。
行列もほぼ解消され、大分スムーズに入場できます。
その代わり、お目当てのものが売り切れている可能性も。
14時や15時ごろ到着組
入場はほぼ確実に待たずに入れます。
ただし、売り切れ商品があるどころか、場合によっては早々に店仕舞いをしてしまう出展ブースもあります。
一日中、入場のための行列が出来ているわけではないんですね。
開場と同時に入りたい人たちが列をなしていると思いましょう。
ということはですよ?
こういう考え方も出来ます。
どうしても買いたいもの、お目当ての商品が比較的売れ筋である場合
遅くても始発組で行かないと間に合いません。
ちなみに、始発組だったとしても、ブースに辿り着いたころには売り切れてしまっていたなんていう場合も充分にあり得ます。
この場合は5時間かそれ以上の時間並んで待っていることになります。
体力的にも厳しいので、無理するのはやめましょう!
雰囲気を味わいたい、残っているものの中で好きなものがあれば買いたいという場合
わざわざ朝から行列に並ぶ必要はないと思います。
12時ごろに到着する感じでゆっくり行けば、徹夜組のような強者はすでにある程度買い物を済ませて落ち着いてきているか、帰り支度をしている頃になります。
精神的にも物理的にもとても楽ですよ。
それ以上遅くなってしまうと、閉まってしまってるブースも出てきてしまうのでちょっと物足りないかも。
また、15時ごろから少しずつ帰りの電車が混み始めます!
駅の入場制限が実施される可能性もあるので、遅くても15時過ぎには帰路についてしまいましょう!
2018コミケ 持ち物で必要なものは?カタログは必ず事前購入を!
コミケに参戦するために必要な持ち物をリストにしました。
ぜひ参考にしてくださいね!
現金
お買い物をするのであれば必須ですね。
出来れば万札ではなくて、千円札や小銭など細かいお金を用意しておきましょう。
釣銭が足りなくなってしまうブースもありますからね(>_<)
帰りの切符
ビッグサイト周辺の駅はどこも混みます。
とにかく、りんかい線やゆりかもめに乗れるだけの切符は事前に用意を!
ICカードを使っている人は、初乗り運賃分以上の金額がチャージされていることを確認しておきましょう。
ティッシュ
トイレでティシュが切れてしまっていたときのためなど
熱中症対策
お盆のころの東京はとにかく暑いです。
特に何時間も行列に並ぶ予定のある人は、入念な対策をしてください。
日焼け止め、水分補給、塩分補給、タオル、扇子や団扇、冷凍ペットボトル、など十分な対策をしましょう。
なお日傘は禁止されています(その前に並んでいる時に使ったら、周りから文句言われます)
トイレに行きたくないからと水分補給を我慢すると、マジで熱中症になってしまいます。
がぶ飲みをするのではなく、ちびちびと飲むだけでも大分変りますよ。
屋外での熱中症対策のポイントも参考にしてくださいね!
行列に並んでいる時にあったら便利なモノ
軽くて持ち運びできる折りたたみいす
カッパ(雨天の時用、傘は禁止)
小腹がすいたときのための食料
そして、必ず事前に買っておいたほうがいいものが、カタログです。
当日会場付近でも買えますが、事前に買っておきましょう!
参加サークル一覧や、会場の見取り図、各ブースの場所、トイレの場所などが書かれています。
参加サークルだけで1万を超えますし、日によって参加しているサークルも変わります。
事前にしっかりと目を通して、攻略法を考えておきましょう(; ・`д・´)
カタログを持ち歩くのはちょっと大変なので、必要なページだけ切り取るなりコピーするなりして持って行くと便利ですよ。
またカタログには注意事項やインフォメーションなども載っています。
これは必ず毎年同じとは限らないので、過去のカタログを持っていてもぜひ買いなおしてくださいね。
2018年夏のカタログは、7月13日より発売開始です!
全国の書店やAmazonなどのネットショップでも購入可能なので、発売までもう少し待ってましょう(^O^)/
そして最後にもう1つ大事なこと。
複数人でコミケに行く場合、バラバラに行動する場合もあれば、はぐれてしまう可能性もありますよね。
待ち合わせ場所と待ち合わせ時間を予め決めておきましょう!
携帯で連絡取り合うから大丈夫?
甘いです!
1つの建物に10万人以上の人間がひしめいているんです。
各キャリアの移動基地局車が複数台出動するくらいです。
複数の基地局車が出動していても、回線がパンクしてしまうこともあります。
必ず同行者全員が分かりやすい場所を待ち合わせ場所に決めておきましょう。
2018夏コミケ-さいごに
初心者がフラッと行くと圧倒されてしまうであろうコミックマーケット。
初めて参加する時は、〇〇を絶対に買うぞ!という気合よりも、お祭りを楽しむくらいのつもりでいた方が無難です。
そして夏はくれぐれも熱中症対策を忘れずに!
会場内も人の熱気で頭がボーっとしてくることだってあります。
体調に気を配りながら、楽しんできてくださいね。