A4用紙を三つ折りにして封筒に入れるのは、ビジネスや日常でよく行われる作業ですが、均等に三つ折りにするのは意外と難しいものです。この記事では、A4用紙を簡単に三つ折りにする方法や封筒への入れ方、きれいに仕上げるためのコツを紹介します。
A4用紙を簡単に三つ折りにする基本の手順
A4用紙を簡単三つ折りにするには、以下の手順を参考にしてください。慣れると短時間で美しく仕上げられます。
準備するもの
A4用紙を綺麗に三つ折りにするためには、不要なA4用紙(ガイド紙)を1枚用意してください。この紙をガイドに、折りたい用紙を3等分できます。
手順1
不要なA4用紙(ガイド紙)を四つ折りにします。ここでしっかり目安がわかりやすいように折り目を付けましょう。そして一番下の折り目で折り返して3等分にします。一番下だけ、2重に重なっている状態です。見えている部分は3/4です。
手順2
三つ折りにしたいA4用紙を先ほど3/4の状態にしたガイド紙の上に置きます。そして左下の角を合わせて置きます。
手順3
手順2で合わせた角を固定したまま、三つ折りにしたい紙の左上が、ガイド紙の上辺にぴったり合うまで、ずらしていき、ガイド紙の角と三つ折りにしたい用紙の角が重なった時点で手を止めます。ポイントは、この時ガイド紙の右上の角とは重ならず、ガイド紙と、折りたい紙の重ならない部分で右上に小さな三角形の余白ができています。
手順3
ガイド紙についた折り目と重なった2点で三つ折りにしたいA4用紙を折り返します。これでA4用紙が正確に三つ折りになります。三つ折の場合は、文面が内側になるように下から3分の1で折り、上から3分の1を折り重ねます。手紙を開いた時に書き出しが最初に見えるようにするのが丁寧です。
封筒への入れ方
三つ折りした用紙を封筒に入れるときも、丁寧に行うことで仕上がりが良くなります。以下のステップで封筒に入れてみましょう。
封筒の準備
用意する封筒は、A4用紙を三つ折りにしたサイズに合う長形3号(長3)や洋形2号(洋2)が一般的です。封筒の口をしっかり開いておきましょう。
用紙を封筒に入れる
三つ折りした用紙の端を揃えて持ち、封筒に入れます。このとき、用紙の折り目が封筒の口に引っかからないように、端を少し持ち上げながら入れるとスムーズです。
調整して封をする
封筒に用紙を入れた後、位置を整え、必要なら軽く押し込んで封をします。粘着テープや糊でしっかりと封をして完了です。
封筒に入れる向き
封筒に入れる際も、入れる向きに注意しましょう。手紙を入れる向きは、受け取る側のことを考えて、すぐに読み始められるように封入します。具体的には、手紙の書き出し部分が封筒の左上にくるようにするのが良いでしょう。
その他の3つ折り方法
綺麗に3等分するには、定規で図るのも一つの方法です。A4用紙の大きさは「297mm×210mm」ですので、この用紙を三つ折りにするということは297mm÷3と考えると「99mm×210mm」の大きさになります。おおよそ10センチで覚えやすいですね。
まとめ
A4用紙をきれいに三つ折りにする方法と封筒への入れ方について解説しました。紙を利用し、ガイドラインをつけてから折ることで、初心者でも簡単に美しい三つ折りができます。また、封筒に入れる際も端を揃えて丁寧に行うことで、仕上がりが良くなります。ビジネスの場面やプライベートでの書類送付時にぜひ参考にしてください。