高速道路を走ってたら渋滞でノロノロ運転に。
高速って名前ついてんのに、これじゃ拘束道路だよ!なんてブラックジョークはまあさておき・・・。
高速で渋滞に出くわすと、一般道に下りて迂回した方が早いんじゃないかな、なんて思いませんか?
それとも我慢して高速に留まった方がいいの?
これはどちらが正しいのでしょうか。
高速道路で渋滞が発生している時、一般道や下道ではどうなっているのか調べてみました!
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高速道路が渋滞するときは一般道や下道を使って回避した方が早い?
GWやお盆、年末年始などの連休時は、ニュースで必ず耳にしますよね。
○○を先頭に渋滞何キロって。
でも一般道の渋滞情報ってニュースであまり聞きません。
これは、高速は渋滞でも下道ではそうでもないからニュースにならないんでしょうか?
まさかそんなわけはないですよね。
大型連休の時のように、多くの人が一斉に動くことで発生する渋滞を考えてみますね。
結論から先に言います。
一般論ですが、車の交通量が多いことで発生する自然渋滞の場合、どんなに高速が渋滞していても一般道より早いです。
自然渋滞の場合、スピードは落ちるけど、ノロノロと進み続けますよね。
でも一般道ではそれ以上にノロノロ運転となっているんです。
一説では、高速で時速20キロで進んでたら、一般道は時速5キロなんだとか。
渋滞している場所が自分がよく知っている地域であれば、裏道を通ることで渋滞回避をすることが出来る場合もありますよね。
でも通り道にあたっているだけだったら、裏道なんて分かんないですよね。
ナビに頼っても、みんながみんなナビ通りに進んだら、裏道の意味がなくなりますし(笑)
となると結局、大通りに車が集中して渋滞が起こってしまいます。
一般道の場合、信号の度に横道から車が合流したり右左折する車があったりで、流れが止まってしまいなかなか進めなくなってしまうんですねぇ。
そういうことから、高速道路で渋滞が起きた時は、原則として高速に留まった方が早いんです。
下道に下りて渋滞回避しようとすると、また高速に戻ったら余計なお金がかかってしまうという問題もありますが・・・。
ただし、首都高のように一般道に下りても選択肢が多数ある場合は、車が分散されるので下道に下りて渋滞回避をしたほうが早くなる可能性もあります。
でもこの時も地理に不案内だと、迷子になってしまう可能性もありますのでご注意を・・。
高速道路の渋滞原因によっては迂回した方が早い時も
さっきから、「自然渋滞」という言葉を使っているのにお気付きですか?
実は渋滞が発生するのには、大きく分けて3つの理由があります。
- 自然渋滞(坂道や合流、トンネルなどでドライバーが減速することで起きる)
- 車線規制による渋滞(工事や事故処理などで走行できない車線がある)
- 料金所渋滞(料金所でのやり取りに時間がかかることにより起きる)
3つ目の料金所渋滞については、ETCの普及により大幅に減少しているそうですよ。
となると、高速で起きる渋滞は自然渋滞か車線規制による渋滞かですよね。
自然渋滞については、さっきも書いたように交通量の増加が原因で起きるため、下道に逃げても意味がないことが一般的です。
でも車線規制による渋滞は、事情が変わってくるんですね。
これは、交通量の増加というよりは、交通量が同じでも走行可能な車線数が減ってしまうために起きてしまう渋滞です。
また事故処理などの場合、目途がつくまでは完全に通行止めになってしまうことも多いですよね。
そうなるとノロノロどころか、ビクともしない時間が発生してしまうことに。
こういう時は、一般道を使って渋滞回避をした方が、早く目的地に到着できることが多いです。
皆が下道に迂回するために、交通量の増加はおきますが、もともとの交通量が増えたわけではないので、高速よりは早く進めます。
もちろん車線規制の規模が小さかったり、規制がもうすぐ解除されるなどという場合は、高速に留まった方がいいこともありますけどね・・・。
まとめるとこういうことですね。
自然渋滞の場合は一般道も同じように混んでいるので、裏道を完全に把握している場合を除き高速道路に留まる。
車線規制による渋滞の場合は、一般道を迂回した方が渋滞回避できる場合がある。
渋滞を回避するには事前に渋滞予測を確認しましょう
渋滞を100%回避することはなかなか難しいです。
でも自然渋滞の場合は、ある程度の予測が可能です。
夕方のこの時間になると必ず渋滞が起きるという場所が、あなたの生活圏の中にも1つくらいはありませんか?
これは、あなたが過去の経験値から渋滞予測をしているのと同じですよね。
これの大規模版を、ネクスコ中日本や日本道路交通情報センターが行っています。
遠出をするときは、事前に渋滞予測を確認したうえで計画を立てましょう。
そして当日はリアルタイムの情報もチェックしておくと、何かと役に立ちます。
リアルタイム情報を見て、高速は混んでるけど一般道は空いてる、近くを走ってるバイパスは混んでないなどが分かれば、そちらに回避出来ます。
特に連休のように交通量が増える時は、事故も多発してしまいます。
それだけ事故渋滞も増える可能性があるということなので、リアルタイムの渋滞情報はぜひチェックしてみてくださいね。
チェックするのにおススメは、スマホにもアプリが入っているであろうGoogle Mapです。
「交通状況」を表示させると、色で混雑具合が判別できますよ。
緑は渋滞ナシ、黄色は混み始めてきている、赤は渋滞発生。
そして赤の色が濃くなればなるほど、渋滞が激しいという意味になります。
これ結構正確なので、かなり参考になると思いますよ!
高速道路での渋滞-まとめ
せっかく高速道路を使っていても、渋滞にハマってしまうとがっかりしますよね。
渋滞回避のコツは、事前の渋滞予測チェックとリアルタイムの渋滞情報を確認すること。
それでも渋滞に出くわしてしまうことは、往々にしてあります。
イライラすると事故に繋がる危険も出てきてしまいます。
お出かけの時は、渋滞も想定して余裕を持った計画を立ててくださいね。
あ、ガソリンもギリギリまで待たずに、余裕を持った給油をしましょう!