社会人で実家暮らしをしていると「楽でいいわね」と言われますよね。
私も結婚する前は実家で暮らしていたので、ひとり暮らしをしていた先輩にうらやましがられたものです。
ただ、実家暮らしだから何もせずにいられるわけではなく、やはり家事の手伝いは必要だったりします。
ここで気になるのは、みんなどれくらい家事を手伝ってるんだろう?
忙しいから家事を手伝う代わりにお金を家に入れるのはいいんだろうか?ってことじゃないですか?
社会人の実家暮らしだけど、手伝いがあんまりできてない…
実家暮らしだと家事を手伝うのが当たり前のように言われますが、実際はなかなか難しいですよね。
仕事が忙しくて毎日帰りが遅いと、手伝う時間も気持ちの余裕もありません。
また、母親が全部してくれていると何もすることがないときもあります。
私は正直、言われなかったら何もしたくないと思っていましたし、実際ほとんど何もしませんでした。
これは母にしてみたらいい気分しませんよね。
でも、私は「家事は母親がして当たり前」と思い、感謝することもあまりありませんでした。
今は、母に悪いことしたなと反省しています。
実家暮らしの社会人って家事はどれくらい手伝ってる?
家事をどれぐらい手伝っているかは、「こうするべき」っていう正解があるわけでもないですし、娘の年齢やその家の母親の考え方などによって変わってきます。
娘の年齢
私も私の友達も、20代前半はあまり手伝いをしませんでした。
私の母は特に何も言いませんでしたが、私が20代半ばを過ぎたころから母は私に家事を割り振るようになりましたね。
実家で何もせずにいることに対して「これはちょっとまずいかもしれない」とうすうす感じていたため、私は少しずつ家事を手伝うことにしたのです。
私の友達も同じようなタイミングで家の家事を手伝うようになりました。
娘が20代半ばを過ぎるとさすがに「まだ子供なんだから」とは思えず、母も「もういい加減にしてよ」という気持ちになったのでしょう。
私の友達は、お母さんにはっきりと「結婚してから大変になるから今のうちにちょっとでもやっておきなさい」と言われたそうです。
また、別の友達は家事を習うために自分から手伝うようになったと言っていました。
実家の家事を手伝っている割合は、年齢によって違うかもしれませんね。
母親の考え方
母親が専業主婦だと、娘の年齢に関係なく母親が全部家事をすることがあります。
母親が働いている家だと、子どものころから手伝うのが当たり前になっていることもあると思います。
もしくは「結婚したらどうせ家事をやらないといけないんだから、それまでは甘えてればいい」と考える親もいれば、「結婚してから習うのでは遅すぎる。小さいころから身につけておかないと大変」と考えて中学や高校生くらいから掃除や料理を手伝わせる親もいます。
どんな家事をどれくらい手伝わせるかは、その家の母親の考え方によるところも大きいのではないでしょうか。
では、実際みんなはどんな手伝いをしているんでしょう。
多いのは・・・
・夕食後の洗い物
・自分の部屋の掃除
・自分の分の洗濯
・休日の食事の支度
・自分のお弁当を作る。
などです。
家中の掃除や洗濯などは社会人には時間的に難しいこともあります。
やはり、仕事から帰ってからや、休日にできる家事が多いですね。
私自身の経験や、私のまわりの実家暮らしの経験者も「自分の部屋の掃除や洗濯はやった」っていう人は多いです。
個人的には、社会人になって自分のお金であれこれ買ったりできるようになると、親に自分の部屋へ入ってほしくないという気持ちも強かったです(笑)
社会人の実家暮らしお金を入れるので手伝いなしはあり?
これも、やはりその家によるものだと思います。
「手伝いをするかしないか」と「お金を入れるか入れないか」も、その家によって違うのです。
いろいろなパターンが考えられますよね。
・手伝いをする、お金も入れる。
・手伝いをする、お金は入れない。
・手伝いをしない、お金も入れない。
・手伝いをしない、お金は入れる。
考え方にもいろいろあります。
・「手伝いをするかしないか」と「お金を入れるか入れないか」を切り離して考えている家。
・「手伝いをする代わりにお金を入れない」「お金を入れる代わりに手伝いをしない」など、どちらかだけの家。
私は、働きだしたときからずっと実家にお金を入れていました。
家事をするしないに関わらず、生活していくにはお金がかかっています。
家賃はかからないとしても、自分がいることで光熱費や食費は確実にかかります。
これは親も同じ考えだったようで、「けじめ」として就職直後は月3万円、3年目からは月5万円入れてました。
結局、親が私名義の口座に全額入れて貯金してくれていたんですが^^;
当時は知らなかったので、私の中では完全に「自分のお金ではなくなった」と思ってました。
働き始めたころは生活費は入れたものの家事の手伝いをしてませんでしたが、途中から手伝いをするようになりました。
手伝いもしたしお金も入れてきたのです。
手伝いをしている上にお金も入れてることに対して、私自身は特に疑問を感じませんでした。
お金を入れているんだから、手伝いをしなくていいだろうと思ったこともありませんでした。
ただ、仕事の都合でどうしても手伝いができなかったら少しお金を多く入れようと思ったかもしれません。
なので、「お金を入れるから手伝いをしない」のも、ありだと思いますよ。
どういう形であれ、結局は親と話し合ってお互いが納得していればいいのではないでしょうか。
親子できちんと話し合いができているのであれば、他人がなんといっても「わが家は我が家。他人は他人」で問題ありません。
私の娘はまだ小学生ですが、手伝ってくれると助かることがたくさんあります。
娘が社会人になったときに私といっしょに暮らしていたら、お手伝いしてほしいなと思っています。
ただ、お金に関しては少し迷っています。
お手伝いだけで充分という気もするし、娘が働いて得たお金を生活費に使うのが忍びない気もするのです。
そのときの家計が許すならば、娘が入れたお金はそのまま、娘の名前で貯金しようかな、と思ったり・・・ちょっと甘いですかね。
社会人実家暮らし手伝いはどれくらい?家事の代わりにお金入れるのは?-さいごに
結婚して家事の大半をするようになって初めて、私が実家で手伝っていた家事はほんの一部なんだと実感しました。
当時を思い出すと、「自分の手伝いは足りなかったな、もっと手伝えばよかったな」と思います。
ただ、やはり私自身が親の立場になって自分の娘が仕事して家事の手伝いをして、ってなったら「疲れてるだろうし、いいよ」と言ってしまいそうです。
かといって娘が「親なんだからやって当たり前」という態度を取っていたら、「親は家政婦じゃない!」って切れるかもしれません(笑)
母と娘ってそんなものかもしれませんね。