職場の冷房 設定温度の適温は?みんな納得のベストなクーラー対策!

 

夏になると職場の冷房が大活躍。

と同時に勃発するのが、温度設定の主導権争い^^;

振り回されるというか、頭を抱えるのは空調を管理してる担当者なんですよね。

冷房の快適温度がみんな同じだとは限りません。

外回りから帰ってきた営業マンにとっては快適でも、常にオフィスで仕事をしている女性にとっては寒い!

冷え性で悩む女性は多いですからね…

こういった場合、みんなの快適な温度はどのくらいに設定すればいいのでしょうか。

 
  

職場の冷房の設定温度で争いが・・・!

職場の空調は、全館もしくはフロアごとに管理されていることが多いので、温度設定を巡って主導権争いが勃発しやすいですよね。

温度を下げたい男性 VS 冷え症の女性で繰り広げられる戦い・・・。

特に外回りをしてる営業さんにとっては、とにかく室内は冷えててほしいし、一方で一日中社内でデスクワークしてる側にすればそんなに下げたら寒いよ!となります。

これが男性VS女性になりやすいんですが、男性から見れば女性は服装が自由なんだから防寒対策出来るだろ!となるんですよね。

確かにエアコンがない環境で汗だくになって仕事をしたり熱中症の心配をするよりも、少しくらい寒いほうがまだ耐えることができるかもしれません。

が、あまりに寒いと指先だってかじかんできますし、現実問題として婦人科系の病気をはじめ、様々な健康の害になるのも気になります。

女性に多い冷え性だって、体の不調の原因になりますしね。

妊活をしている人には冷えは大敵です。

一方で暑い中を外回りをしている営業が戻ってきたときに、28度設定だったりしたら全然汗がひかない!ってなるのも分かる。

どっちの気持ちも分かるし何とかしてあげたいけど、それは難しい・・・。

空調を管理してる立場にいると、ホント誰かに代わってほしいですよね^^;

 

職場のクーラー温度は何度が適温?

暑い夏には冷房は欠かせないですが、たくさんの人が過ごす職場では、夏の冷房の温度設定が気になるところです。

ところで世間の人々は、いったい何度で冷房を設定して使っているのでしょうか。

平均的に、自宅で過ごしている時の適正温度は26~28℃に設定されている人が多いんじゃないでしょうか。

エアコンの年式にもよっては、最新型だと28度でもちょっと寒く感じることもあれば、26度でも暑いよ!って時もありますが^^;

一般的に、外気との差が5℃くらいだと外から入ってきた人も快適に感じると言われています。

ただ職場はPCなどの熱を発生するものが一杯動いているし、人の体温もあるので外との温度差5度くらいだとダメなのかもしれません。

最近は35度なんていう猛暑日も珍しくなくなってきたので、温度差5度ってなると30度に設定っていうことになるので、さすがにそれはないですよね(笑)

多分職場では、多くの会社が27~28℃に温度設定していると思います。

これは「クールビズ」の影響なんですが。

暑がりの人、寒がりや冷え性の人のことを考えると、やっぱり27~28度設定が無難です。

また、私の経験上でもこれくらいの温度設定にしておく方が、社員からの「暑い!」「寒い!」どっちのクレームに対しても「どっちかに極端に偏った温度設定はしていません。中立です」という立場を取りやすいっていうのもあります(笑)

そのうえで、冷房以外の工夫で対策を取りましょう!

 

職場の設定温度以外のクーラー対策!

当たり前のことですが、体感温度は人によって違います。

適切な温度が、必ずしもみんなにとって快適だとは限らないということです。

筋肉量や皮下脂肪の量は人によって違います。

それによって体感温度が変わるため、同じ温度の部屋にいても暑いと感じる人がいたり、寒いと感じる人がいたり様々です。

ずっと社内にいる人と外から帰ってきた人でも違いますね。

ひとりの空間とは違い、職場ではいろいろな人がいる空間です。

冷房だけで全員に快適な温度空間を作ろうというのが、そもそもの間違いです!

担当者としてあなたやあなたの部署が出来る対策を考えて実行していきましょう。

具体的には、

・可能な範囲での席替え(寒がりな社員を冷房の吹き出し口から遠くへ、暑がりの社員へ近くへ席替え)

・冷房の吹き出し口の向きを変えられるのであれば変える

・窓にブラインドやカーテンなどで日差しを遮って直射日光を遮る

・扇風機や除湿機の併用

といったことが考えられます。

可能なら、狭い会議室(専用のエアコン付き)などを1部屋開放して、ここのエアコンは自由に使っていいからここで涼んでからオフィスに戻ってこい!その代り会議室を出る時はエアコンの温度を28度に戻すこと!なんてことが出来るといいですね。

友人の会社ではそれをやって好評だったみたいですよ。

外から戻ってきた社員は、そこで思う存分エアコンの温度を下げて涼むので、28度のオフィスに戻ってもまあ我慢できる。

暑がりの社員も耐えられなくなったら、会議室に行って涼む。

オフィスは28度設定なので、冷え性の女性陣もひざ掛けなどで何とか我慢できる。

会社も広い空間は28度設定、会議室は23度とか24度にされてるけど狭いからたかが知れてる。トータルでは電気代にやさしい。

と、いう感じで、なんとか全員の許容範囲でおさまったとか。

もっとも会議室にその部屋専用のエアコンなどがないと、これは意味がないんですが^^;

でもぜひ参考にしてみてください!

 

職場の冷房 設定温度の適温は?みんな納得のベストなクーラー対策!-さいごに

男性の方が筋肉量があるからどうしても、男女による体感の違いが出てきてしまうんですよね。

冷房を管理する側は大変ですが、対策をしてるよ!っていのが伝わるだけでも、他の社員への印象は変わります。

出来ることから対策を取ってみてください^^