結婚式招待状の返信でアレルギーの書き方は?好き嫌いはどうする?

 

最近の結婚式の招待状を見ていると、アレルギーやその他の理由で食べられない食材の有無を確認する文言がありませんか?

アレルギーがある場合、正直に書いていいものかどうか、「食べられないもの」って聞いてるから好き嫌いも書いていいのか考えちゃいますよね。

そして、返信する時にどうやって書けばいいのかも。

今回は、結婚式の招待状を返信する時に、アレルギーや好き嫌いのある食材について、どう連絡するべきなのか、するべきでないのか、そして具体的な書き方をご紹介します。

 

  

結婚式の招待状を返信する時アレルギーの有無を知らせましょう

新郎新婦の誠意

アレルギーなどお体にあわない食材等ございましたらご遠慮なくご記入ください。

これには、どう対応するのがいいんでしょうか。

出てきた食事がアレルギーのせいで食べられなかった場合、やはり主催者としては申し訳なかったなとなります。

招待客に喜んでもらいたいから、事前にアレルギー等を聞いてベストを尽くさせていただきたいという主催者の誠意ですね。

そして、アレルギーは最悪の場合命にかかわります。

当日その場で申し出られても対応できないかもしれないないですよね。

万一、招待客に何かあった場合、知らなかったで済ませられる話ではなくなります。

招待客に食事も含めて楽しんでもらいたい、安心して食事を召し上がっていただきたいという主催者の気持ちが、アレルギー有無の確認に込められていると考えましょう。

 

アレルギーや宗教上の理由等で制限がある場合は遠慮なく伝えましょう

こういったときに、主催者側として想定しているのは次の3つです。

  • 宗教上による制限
  • 主義信条による制限(ベジタリアンなど)

 

日本人の場合は、宗教や主義信条による制限がある人はまだまだ少ないので、ほとんどのケースではアレルギーに関する申し出となるでしょう。

とにかく遠慮なく申し出てください。

そのかわり、なるべく詳しく伝えてあげてください。

重症化しやすい人はもちろんのこと、軽いアレルギーの人も伝えてあげることで、会場の方達の負担が軽減されます。

エビの身はダメだけど、エビの殻で取ったスープは大丈夫。

単にエビって伝えるだけだと、スープも別対応を要求してしまいますが、こう具体的に伝えれば、余計な対応をさせなくて済みますよね。

また一口で甲殻類アレルギーと言っても、様々です。エビ・カニだけがダメな人、イカもダメな人、貝類も含めてダメな人。

卵アレルギーの人も、ニワトリの卵はダメだけどウズラなら大丈夫、両方ともダメ、など考えられます。

甲殻類とか卵とかで連想するものは、人によって違います。

何(種類)がダメなのか、どんな調理法でもダメなのか、特定の調理法なら大丈夫なのか、出来るだけ細かく伝えてあげてください。

それが、主催者というより調理責任者の助けになります。

一番やってはいけないのは、別で対応させるのは申し訳ないから、当日出された料理を見て判断しようと考えることです。

ソースやスープに使われていたり、見た目で判断できるものばかりではないんです。

新郎新婦とは長い付き合いだし、私のアレルギーのことも知ってるからーと書かないのもやめましょう。

準備に追われている新郎新婦は、そこまでの余裕がないかもしれません。

返信に書いておけば、リストにして会場責任者に渡すことも容易にできますよね。

もう知ってるはずだから、当日自分で判断するからというのは、逆に迷惑になる可能性があるので絶対にやめておきましょう。

 

結婚式の招待状を返信する時好き嫌いについて書くのはマナー違反?

アレルギーは申し出るのは当たり前として、では好き嫌いはどうでしょう?

ゲストに楽しんでもらいたいから遠慮せずに書いてほしいという人

マナー違反、わがまま、大人なんだから嫌いなら黙って残せばいいという人

完全に賛否分かれてしまうようです。

新郎新婦はオッケーでも、当日同じテーブルに座ってる他の招待客から、マナー違反な人だなーと思われてしまう可能性もありますよね。

どうしてもダメ、口にしただけで気持ち悪くなってしまうレベルの食材だけ申し出るというのはどうでしょうか。

会場によって対応できるかどうかも変わってきますから、難しければ対応しなくていいですみたいに一言添えて。

それくらいダメなものでも、付け合わせとして出てくるような食材であれば、申し出ずに黙って残すということでもいいですよね。

 

結婚式の招待状を返信する際アレルギー有無の書き方はどうすればいい?

招待状の返信の時に書き添える文言を、複数例ご紹介しますね。

 

アレルギーがある場合

大変申し訳ありませんが、甲殻類のアレルギーがありますので、ご配慮いただけますと幸いです。エビ、カニ以外は問題ありません。エビ、カニについても殻からとった出汁は大丈夫です。

 

夫婦や家族連名で招待状を頂いている場合

長男 田中一郎に牛乳アレルギーがあります。ご面倒をおかけして恐縮ですが、ご配慮いただけますと幸いです。
※招待されているメンバーが複数いる場合は、該当する招待客の名前をフルネームで明記しましょう。

 

アレルギーがない場合

(夫婦ともに/ご招待いただきました家族全員に)アレルギーはございません。お心遣いありがとうございます。
※あえてアレルギーはないと明記することで、書き忘れ、気付かなかったのではないかという不安を打ち消してあげられますよね。

返信の時のポイントは、細かい情報を書きつつ、新郎新婦の気遣いや別途対応していただくことにに対する感謝の気持ちを添えることです。


 

まとめ

  • アレルギーがある場合は、積極的に伝える。情報は出来るだけ詳しく。
  • 好き嫌いは、口にしたら気持ち悪くなってしまうくらいダメなものだけ申し出る。
  • 返信の際は気遣いに対する感謝の言葉を添えて。

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