お盆では義実家や親戚への手土産とお供え物別々に必要?のしはどうする?

 

結婚して初めてお盆。

義実家への帰省ともなると失敗は許されないですよね。

お盆は義両親だけでなく親戚一同とも顔を合わせるのであれば、余計緊張ですよね(>_<)

まず出だしで失敗したくないのが、義実家や親戚への手土産とお仏壇へのお供え物。

手土産とお供え物は別々に用意するもの?

手土産は義実家だけで充分?親戚へも必要?

お供え物は熨斗紙をつけるのがマナー?

結婚後初めてのお盆、分からないことだらけだと思いますが、まずはこの記事を読んで基本的な考え方を覚えてしまいましょう!

おススメ! お盆のお供えはいつまでに送るのがマナー?お金以外だったら何がいい?
 
  

お盆に義実家へ帰省 手土産とお供え物それぞれ用意するべき?

こういう言い方をしてしまうと、身も蓋もなくなってしまう気がしなくはないのですが・・・。

お盆にまつわる風習は、同じ仏教でも宗派によって変わりますし、住んでる地域によっても変わります。

もっと言ってしまえば、隣町でも「常識」だと思ってたことが通用しないことだってありますし、その家の暗黙のルールとか不文律とかだってあります。

でも結婚して初めてのお盆なんだから、何が正しいのかなんて分かりませんよね。

旦那さんに聞いても「なんでも大丈夫だよ。気を遣わなくていいよ」って繰り返すだけで、こっちの立場を分かってくれない!なんてことも。

そんな時は、丁寧すぎるくらい丁寧にしてしまいましょう!

10段階だとすれば10で行くんです。

そしたら義実家の習慣が10だったらぴったりですし、7だったら「気を遣ってくれてありがとうね♪」って思ってもらえるかもしれません。

これが7でいいだろうと判断したものの、実際は10必要だったら・・・(゚Д゚;)

 
前置きが長くなってしまいましたが、結婚して初めてのお盆、義実家の慣習がよく分からないという状況であれば、手土産とお供え物はそれぞれ別々に用意してしまいましょう!

手土産は着いてすぐに、お義母さんやお義父さんにお渡しします。

そしてお供え物は、「ご仏壇にご挨拶させて頂いてもいいですか?」ってお伺いしましょう。

NOって言われることはほぼないと思いますので、さらに「こちらをご仏壇にお供えしてもいいですか?」って聞きましょう。

その時にスペースの問題などでお仏壇以外の場所にお供えしたいとかあれば、義実家側から何か言ってきます。

まずお仏壇にお供え物を置いてから、お仏壇でお線香をあげてご先祖様にご挨拶してくださいね。

最初に「こちらをご仏壇にお供えしてもいいですか?」って聞かなかった場合、タイミングが悪ければあなたがお仏壇にお供え物を置いているところを目撃されないてことも。

そうなると、お供え物を持ってこなかったマナー知らずのお嫁さんと思われてしまう可能性も無きにしも非ず。

そういう意味でも最初に聞いてしまうのが、嫌味にもならないしスマートですよ!


 

お盆の帰省 親戚へも手土産は持って行く?

義実家への手土産はこれで解決ですね。

では親戚はどうしましょうか?

親戚一同が集まるってほどでなくても、義兄や義妹家族とは顔を合わせるってことはありますよね。

はい、持って行きましょう。

もともと手土産は3千円程度のもので大丈夫ですが、義両親よりいいものはダメですよ。

そしてこれは義両親への手土産もお供え物も同じですが、個包装で日持ちのするものが喜ばれます。

実家に里帰りした時って、お土産にお中元やお歳暮のおすそ分けを貰ったりしませんか?

特に親戚が集まる時なんかは、お供え物もたくさん集まるので義実家だけでは食べきれません。

となるとみんなが帰る時に分けて持って帰るんですよ。

なので、日持ちがして個包装されているものが喜ばれるんです。

もっとも義実家の大好物とかであれば、おすそ分けしないでしょうから個包装にこだわらなくてもいいですねー(笑)

また、親戚や義兄弟とは会わない場合でも、例えば義両親が夫婦2人だけの生活の場合。

義両親の年齢によっては、ご近所の方々に何かとお世話になってるかもしれませんよね。

「いつも義父母がお世話になっています」というご挨拶として、ご近所さんへの手土産を用意しておくのも賢いです。

お姑さんの立場からしても、「うちの嫁はこんなに気が利くのよ」って近所にいい顔ができます(笑)

 

お盆に用意するお供え物にはのし紙をつけるのがマナー?

最後にお供え物につける「熨斗紙」です。

これも義実家の風習が分からないのであれば、つけておきましょう。

のしをつけて失礼となることはありませんが、つけるのを怠っていて礼儀知らずと思われてしまう可能性はあります。

水引きは一般的に、四十九日までは黒と白、四十九日を過ぎたら双銀の結び切りです。

ただし関西では黒と白ではなく、黄白の水引きを使う地域も。

この辺は旦那さんに聞くか、分からなければ前もって電話で「お供え物をお持ちしたいんですけど、水引きはどのタイプを使えばいいですか?」って聞いちゃいましょう!

1年目だからこそ、分からない時は堂々と聞いちゃうんです。

あ、熨斗紙の表書きは「御供」とすれば、宗派や四十九日の有無などに関係なく、どのような場合でもご仏前へのお供えとして使えるのでおすすめです。

 

1年目は上に書いてきたように、丁寧すぎるほど丁寧にしてしまいましょう。

そしてその時の義両親の反応や、義兄弟や親戚がどうしているのかを観察しておきます。

ただし同じ義姉や義妹でも、お姑さんの娘なのか嫁なのかは大事なポイント。

同じ「嫁」という立場の方がいるのであれば、その方がどうしているのか要チェックですね。

参考になるような方がいないのであれば、やはり義両親の反応をよくよく観察です。

ご機嫌になってるか、ちょっと不機嫌になってるかでも何となくの判断はできますよ!

初めてのお盆に義実家へ帰省-さいごに

こういう時って、旦那さんに「そこまでする必要はない」って言われてしまいがちです。

でもその言葉を真に受けず、ここは「出来る嫁」を演じましょう!

お姑さんが親戚やご近所に対して「うちの息子はいい嫁さんを貰った」って鼻高々~になれれば、もう最高ですね。

今後のお義母さんとの関係もうまく行くかもしれませんよ(´▽`*)

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