五所川原のねぶたも混雑する?立佞武多日程と運行コースでお祭りの魅力を散々語ってきましたが、目玉の巨大立佞武多を間近でじっくりと見てみたいと思いませんか?
実は、1年中見学できるんです!
それが立佞武多の館です。
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五所川原の立佞武多の館では一年中資料館で展示してます!
立佞武多の館があるのは、お祭りで佞武多の運行がスタート/ゴールする地点のすぐそば。
立佞武多の館
青森県五所川原市大町506-10
0173‐38‐3232
季節によって営業時間が変わりますが、1月1日以外は毎日営業しています。
なので立佞武多祭の8月4日~8日も9:00~17:00であれば、入館可能なんですよー。
お祭りの前にこちらに立ち寄って、しっかりと立佞武多の勉強をしてからお祭りに参戦するのもありですね♪
五所川原では立佞武多の館は見逃せない!
巨大立佞武多は毎年三台運行されています。
これは毎年同じものを使っていたり、毎年新しいものと入れ替わるというのではなく、一台ずつ入れ替わっていくんですねー。
そしてこの立佞武多の館では、完成している三台と現在制作中の一台の制作作業が見学出来ます♪
お祭りでは地上から立佞武多を見上げるので、最高部の細かいところは見えないんですよね。
ずっと見上げてると首が痛くなるし(笑)
それに夜なので、どうやって作られているのかとか色塗りも手書きで丁寧に行われているとかいった細かいことは分かりません。
でもここだったら、間近でじっくり心ゆくまで観察できます(*‘∀‘)
館内では、まずエレベーターで四階まで一気に昇ってしまいます。
建物の真ん中、吹き抜けになっている空間に立佞武多が三台、どーんと鎮座している姿は圧巻!
その周りをスロープがらせん状に囲っていて、歩きながら下まで降りていくんですね。
スロープでぐるぐる回りながら歩いていくので、立佞武多を上から下から横から斜めから、あなたの好きな角度で眺めてください。
また反対側の壁側には立佞武多について、80年間途絶えてしまった立佞武多の歴史と復活に至った経緯などが詳しく解説、展示されています。
ついつい目の前の立佞武多に目を奪われがちですが、解説の方にも目を向けてあげてくださいね(=゚ω゚)ノ
この立佞武多、あまりにも巨大すぎて、なかなかカメラに全貌を収めることが出来ません(笑)
それもそのはず、高さ23メートル、重さ19トンですからね・・・。
あまりにも巨大なので、お祭りで外を練り歩いている時に風が吹いたり、押したり引いたりして動かしている時にバランスを崩して倒壊の危険はないのかなと思っていたんですが。
鉄骨で骨組みを組んで、それに合わせて各パーツを組んでいく形を取っているので風速15メートルまでの風には耐えられるんだそうです。
ちょっとやそっとちゃビクともしないんですねー。
そしてもう1つ豆知識。
お祭りの時、ここに展示されている三台の立佞武多は全て出陣します。
でもこの館は完全な室内です。
こんなでかい物体をどうやって搬出するのか。
一度解体してもう一度組み立てる?
昔はそうだったらしいですよ、この館が出来るまでは。
でも今は違うんですねー。
実はこの立佞武多の館、一部の壁と客が歩くスロープが可動式となっているんだとか。
そうやって動かして出来た空間から立佞武多が出陣するんですねー。
まさかのハイテク!!
お祭りの時は街を歩く怪獣に例えてましたが、どちらかという未来のロボットですね(笑)
立佞武多の館では制作風景の見学もお忘れなく
この館では完成した立佞武多を見学するだけではありません。
現在制作中の立佞武多の製作所を見学することも出来るんです!
一年のうちに何回かここを訪れると、立佞武多が完成していく光景を見ることが出来るんですね(´▽`*)
また、館内で上映されている祭り復興のドキュメンタリーもぜひ見てください!
五所川原の人達の意地と執念、そして熱い熱い想いが伝わってきて、思わず涙しますよ。
立佞武多の館-さいごに
ここで鎮座している立佞武多を見た方は、必ず動いている姿を見たくなるはずです。
それくらい圧巻されます。度肝を抜かれます。
あ、そうそう。最上階のレストランも意外といいですよ。
津軽平野を一望できますし、メニューも豊富でお手頃です。
ちょと小腹がすいたなーなんてときは、こちらで休憩も♪