夏バテをする原因の一つにエアコンの存在があります。
熱中症予防にはエアコンを使いましょう!と言われ、夏バテ予防にはエアコンをほどほどにと言われる。
じゃあ、一体どうすればいいのさ!(; ・`д・´)
って、なりますよね(笑)
今日は夏バテ予防に効果的、でも熱中症予防にもちゃんとなるエアコンの使い方をご紹介します。
カギは温度設定と寝る時の使い方ですよ(´▽`*)
夏バテ予防にはエアコンの使い方がカギ
私達の身体は本来、気温の変化に自然に順応するようにできています。
ただしその気温の変化も急激にころころと変わると対応が追い付かなくなり、不調を感じてしまうんですね。
外ではうだるような暑さ、でも一歩室内に入ると冷房がガンガン効いている。
汗もひいて、快適ですよね。
ヘタしたら寒いな・・・って思う時もあるくらい。
1日のうちでこれを何度も繰り返していると、身体がついていけなくなってしまい自律神経のバランスが崩れてしまいます。
また頻繁に外と出入りをしない、朝から晩までずっと冷房の効いた室内にいるという方も、身体が冷えてしまうことで、胃腸の働きが弱くなってしまって夏バテになりやすくなることもあります。
(おススメ! 夏バテで食欲がなくなる原因と回復のためのあっさりさっぱり料理)
特に夏の走りというか、徐々に気温が上がりつつある時期は、いきなりエアコンを入れてしまうのではなく、部屋の窓を開けたり、扇風機を回したりしてエアコンの使用開始を少し遅らせましょう。
その間に身体を徐々に暑くなってくる気候に慣らしてしまうのです。
この準備期間というか助走期間にエアコンをどう使うかでも、夏のあの暑ーーい気温への耐性が変わってきます。
とはいえ、外の外気温が30度どころか32度、33度が当たり前になってきている現在、エアコンを使わないで夏を過ごすというのは、熱中症の危険性も増えますし非常に危険です。
でも本当にそこまで室内温度を下げる必要がありますか?っていうことですよね。
上手にエアコンを使えば、熱中症も夏バテも予防できて快適に過ごす事ができるんです♪
エアコンの温度設定を気を付けるだけで夏バテ予防になります
では実際問題として、何度くらいにエアコンを設定すればいいのか?
これはもちろん個人差もあるので絶対ではありませんが、一応室外と室内の気温差が5度以内が目安とされています。
クールビズや節電で28度設定にしましょうとよく言われますが、この28度いう設定にもこういう根拠があるんですね。
決して、お役人さんがノリで決めているわけではありません(笑)
また、湿度が高い時はやはり熱中症が怖いので、もう少し、26度くらいまで温度を下げるのもアリです。
ちなみに、エアコンの温度設定と実際の室内の気温が一致しないことってありますよね。
部屋が広すぎて冷気が行き渡らないとか、フィルターが汚れてるとか、まあいろいろな理由で。
なので設定温度が28度だから大丈夫と思うのでなく、実際の室内の温度や湿度がどれくらいなのかをチェックするようにしましょう。
28度では涼しくない!まだ汗がダラダラ出る!という場合は、エアコンと扇風機の併用をまず試してみてください。
エアコンの冷気があたる場所めがけて扇風機を首ふりさせます。
そうすると冷気が攪拌されますよ(^▽^)
逆に、自分では温度設定を変更できないから寒いのを我慢しているなんてこともありますよね。
そんな時は肌の露出を少なく、直接エアコンや扇風機の風にあたらないようにするだけでも違います。
夏バテのエアコン対策は寝る時もお忘れなく
今度は寝ている間のエアコン対策を考えましょう(´▽`*)
夜になっても気温が下がらない熱帯夜では、やっぱり熱中症予防のためにもエアコンは使いましょう。
熱中症にならなくても、暑くて寝れない→寝不足→体調不良→夏バテになると負のスパイラルにハマりかねません。
ただ、エアコンの使い方は日中とはちょっと変えるのがミソ。
実は寝ている間は、私達の体温は下がる仕組みになっているんです。
なのに寝苦しいからといって設定温度を下げ過ぎてしまうと、身体が冷えすぎてしまいます。
やはりここでも目安は28度設定です。
もしくは「ちょっと暑いけど我慢できないレベルでない」という感じ。
もし途中でエアコンが切れても朝まで熟睡できるようであれば、布団に入ってから2~3時間くらいで切れるようにタイマーをかけておくのもいいですよね。
ただ、寝苦しくて目が覚めてしまったり、熟睡できないようであれば体力を消耗するだけですから、朝までエアコンをつけっぱなしでもOK
風が直接当たらないように工夫したり、薄いタオルケットをかけて寝たり、パジャマを長袖のものにしたりして、体を冷やし過ぎないようにしましょう。
夏バテ予防にはエアコンの使い方を工夫して-さいごに
夏バテ予防には体温調節機能にきちんと働いてもらうことが効果的です。
そのためには、エアコンで体を冷やし過ぎないようにするのが大切なんですね。
またエアコンの使い方にばかり意識を集中させてしまうと、他の事がおろそかになってしまうことも。
三食シッカリとご飯を食べる、水分補給を意識して行う。
まずはこれが基本になりますよ!
他にも似たようなトピックの記事があるのでチェックしてみてください!