夏バテをすると食欲がなくなり、食欲がなくなると栄養をきちんと取ることが出来ずにさらに夏バテになる。
負のスパイラルにハマってしまうと辛いですよね。
まずは夏バテ解消のために食欲を取り戻すべく、あっさり、さっぱりした食事をご紹介します。。
その後で食欲不振の原因と対策を練ります。
そして暑い夏を乗り切りましょう(≧▽≦)
夏バテをすると食欲がなくなる原因
夏バテって暑すぎてもなるし、逆に冷房の効き過ぎがきっかけでもなりますよね。
夏バテの原因の1つが消化器官の働きが弱くなってしまうことにあります。
そしてこれは、体温が暑すぎても低すぎても起きてしまう現象。
消化器官がちゃんと働いてくれないと、食事をしても栄養の九州が悪くなってしまい、食欲不振に繋がります。
すると人間が生きていくために必要な栄養素(ビタミン、ミネラル、たんぱく質など)が不足して、夏バテになりやすくなります。
まさに夏バテにありがちな負のスパイラルですよね(>_<)少しでも何か食べようとして、アイスや冷たい飲み物ばかり口にする人もいますが、これは胃腸を冷やしてしまい、夏バテに拍車をかけてしまいかねません!ではどうすればいいんでしょうか?
夏バテのときにおすすめのあっさりさっぱりした食事
消化器官の機能低下が食欲低下が原因であれば、まずはもう一度元気に働いてもらえるようにしないといけないですよね。
夏バテには辛いものが効果的!なんてよく言われていますが、弱った胃腸にいきなりそんなものを入れてしまっては、逆効果になりかねません。
まずは少しずつ胃を動かすことから始めましょう。
いつまでたっても胃が動かなければ、何も消化できずに栄養も吸収されないわけですから、弱った胃が受け止められようなもので、なおかつ栄養がそこそこあるものが理想ですね。
食欲がない時って水分も不足しがちですから、同時に水分も取れるようなものを考えてみましょう。
弱った胃腸に定番のおじや
出来立て熱々のおじやでなく、室温くらいにまで冷ましたおじやは食べやすいですし、水分もしっかりと取れます。
具に梅干しを乗せれば、塩分とクエン酸が唾液分泌を促し、胃を動かしてくれます。
キムチのせ冷ややっこ
お豆腐にキムチと刻みネギをのせて白ごまをパラパラ。ごま油を少しとお醤油をかけるだけで出来上がりです。
大葉と白ごまにお醤油だけのシンプルなのもいいですし、揚げ玉とネギにお醤油もサクサクした食感が美味しいです。
お豆腐好きな方なら、いろいろなトッピングを試しながらお遊び感覚で食べられるかも?
日本人ならやっぱりお茶漬け?
ふりかけでも、柚子胡椒でも何でもいいから具を乗っけて、冷えた麦茶をかけて一気にさらさらっと。
あまりキンキンに冷えた麦茶だと胃がびっくりしちゃうので、常温よりちょっと冷えてるくらいがいいですよ。
猫まんまもおいしいですよ
ご飯に冷たいお味噌汁をかける、いわゆる猫まんま。
固形物はあまり食べられないのであれば、お豆腐とワカメの味噌汁でもいいですし、食欲が出てきていれば具沢山味噌汁にすると、栄養も取れますよ!
一度にたくさん食べられないのであればトマト
トマトの皮をむいてくし切りや半月切りにして、お皿に置いておきましょう。
30分毎とか1時間ごとに少しずつ食べるのはどうでしょうか。
トマトの皮面倒でも剥いてしまった方が食べやすいです。
トマトに含まれる酸味が、胃の活性化を促してくれますよ。
水分も含まれてますし、柔らかいので固形物が食べられないという人にも優しいですねー。
お茶漬けやおじやだと「これを全部食べなくてはいけないのか・・・」ってなってしまう場合は、こういう風にして1回に1~2個だけ食べればいいんだってすることで、精神的に楽になれます♪
どうしても食べられないのであれば「すりおろしりんご」
どうしてもダメであれば、すりおろしりんごを作って水分と栄養補給をしましょう。
すりおろしたものから始めて、徐々に固形物へとステップアップです。
他のフルーツや野菜をすりおろしてもいいですよね。
野菜やフルーツは、すりおろすと酵素が3倍にもなります!
夏バテで食欲が回復したら・・・
あっさりさっぱりしたものから始めて、徐々に胃腸の働きが戻ってきたら、だんだん食べられるようになってきます。
ここで油断すると、また夏バテで食欲が落ちる・・・という繰り返しになります。
せっかく胃腸の働きが戻って来たんですから、今度は夏バテ予防のための食事も積極的に取り入れていきましょう。
ただしこれからご紹介する食べ物を、食欲不振の時に食べると胃がびっくりしすぎたり、刺激が強すぎたりであまり良くないです。
食欲が戻ってない方は、気を付けてくださいね(=゚ω゚)ノ
香辛料や香味野菜
辛いものは胃腸を刺激して胃液の分泌を促すことで、食欲増進へとつながります。
東南アジアやインドなど暑い地域では、辛いものがよく食べられていますよね。
ただし、あまり食べ過ぎると今度は胃腸を痛めてしまう危険が出てきますので、ほどほどにしましょ(;´Д`)
何でもカレー風味に
日本人がよく食べる食べ物で香辛料が含まれているものと言えばカレーですよね。
カレーが嫌いな日本人なんているんですか?と個人的に思ってます(いや、いるとは思いますが)
そこでカレーパウダーを上手に使って、何でもカレー風味にしちゃいましょう。
カレー風味の唐揚げ、カレーコロッケ、カレーうどん、カレー風味野菜炒め・・・。
いろいろ作れますよね♪
ビタミンB1を含む食事
ビタミンB1は糖質(炭水化物)をエネルギーに変える働きを持っています。
疲労回復にも最適と言われているビタミンB1を積極的に取りましょう。
豚肉、ハム、うなぎ、ニンニク、大豆などの豆類が特におすすめですよ。
沖縄料理は夏バテ予防にぴったり
日本最南端に位置する沖縄の郷土料理は、自然と夏バテ予防になる食材がたくさん使われています。
豚肉(ビタミンB1!)とビタミンC豊富なゴーヤのゴーヤチャンプル、お肉、レタス、トマト、チーズたっぷりのタコライス、ビタミンB1とCが豊富なかんきつ類と言えばシークワーサー。
ゴーヤは軽く湯がいておかか和えにしても美味しいですし、サラダのトッピングとして使うこともできますよね。
暑い夏を上手に乗り切っている沖縄の人の知恵を借りてしまいましょう(^▽^)
夏バテによる食欲不振と回復への道-さいごに
何よりも一番大切なのは朝ご飯です。
少しでもいいから朝ご飯を食べることで、朝から胃をしっかりと動かしてあげましょう。
〇〇を食べないといけないと思うと余計に食べられなくなってしまいますから、食べてみたいと思えるものがあれば、そっちを積極的に食べてみてくださいね♪
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