大阪天神祭は毎年7月24日と25日に行われます。
正確には、6月下旬から始まり7月末まで粛々と神事が行われるんですけどね。
そしてこの1か月ほどの期間は、代々受け継がれてきている神事としての行事とは別に、お祭りを盛り上げるためのイベントも行われます。
そのうちの1つが、この「ギャルみこし」!
その名のとおり、ギャルが担ぐ神輿です(^▽^)/
今日はこのギャルみこしについての軽ーいお話と、ギャルみこしの巡行ルートやスケジュールについてご紹介します♪
ちなみに陸渡御と船渡御の巡行ルートと通過時刻については別記事にありますからね!(^O^)/
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大阪天神祭のギャルみこしって知ってますか?
「ギャルみこし」というのは実は通称で、正式には「天神祭女性神輿」という立派な名前があります。
正式名称があるにはあるんですが、存在が知られるようになってくると「ギャルみこし」という名前で親しまれるようになったんですねー。
今や正式名称が「ギャルみこし」と思ってる人もいるとかいないとか。
1981年に結成されており、今年の天神祭はなんと第36回!
結構な歴史があるんですねー。
さらに担ぎ手は毎年オーディションで選考するんです!
15歳~31歳までの体力に自信のある健康な女性80名が選ばれます。
なんと選考条件の1つに、70キロの俵を3回持ち上げることっていうのもあるんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
天秤棒の両脇に70キロ分の俵をぶら下げて(1つ35キロ?)、天秤棒を肩に担いで持ち上げる形です。
別に重量挙げの選手みたいに両手を上まで伸ばす必要はないですが、それでも70キロですからね。
地面から10cm上に俵を持ち上げることだって大変。
しかもそれを連続3回!
女性にとっては結構ハードルが高いかと( ゚Д゚)
でも神輿は重いですからねー。
大勢で担ぐとはいっても、やっぱり1人1人にかかる重さは相当なもの。
それくらいは持ち上げてもらえないと当日大変だよってことでしょうか。
天神祭のギャルみこしの日程と時間は?
天神祭でギャルみこしが登場するのは、毎年7月23日です。
天神祭は24日の宵宮と25日の本宮が大賑わいとなりますが、その先駆けで登場となるんですねー。
スケジュールとしてはこんな感じです。
7月23日 11:30 天神橋筋4丁目の夫婦橋に集合します。
彼ら、いや彼女たちが担ぐのは1基200kgもする神輿2基!
準備をして12時にいざ巡行スタートです!
天神祭ギャルみこしの巡行ルートと各場所を通過する時間
神輿の巡行ルートは至ってシンプルです。
天神橋筋扇町交差点の夫婦橋北側を起点に、天神橋筋商店街内をJR天満駅を目指して進みます。
そのまままた商店街に戻り、今度は天六奉安所(天神橋筋6丁目駅前)に向かって北上。
天六奉安所についたら少し休憩を取りましょう。
今来た道(天神橋筋商店街)を折り返し、天四南会館(天神橋筋4丁目南会館)、スタート地点の夫婦橋を通過して大阪天満宮へ宮入。
再び休憩を取った後、今度は天神橋筋商店街を北上して、もう一度JR天満駅を目指し、駅前の天神橋4丁目にある北奉安所前がフィナーレ地点となっています。
実はこのギャルみこし、天神橋筋商店街の4つの町会(四番街、天四北商店街、天五商店街、天六商店街)の協力で運営されているんですねー。
だから、神輿は基本的に天神橋筋商店街の中を、北に行ったり南に行ったりして巡行するってわけ。
各地の通過時間は、下のマップについてるピンをクリックしてみてくださいね。
最寄駅はどこで見るかにもよりますが、下記の駅が巡行ルート近くの駅となりますよ♪
地下鉄堺筋線 扇町駅 (スタート地点近く)
阪急千里線、地下鉄堺筋線、谷町線 天神橋筋六丁目駅 (巡行ルート北端の折り返し地点)
JR大阪環状線 天満駅 (途中の立ち寄りポイントおよびフィナーレ)
JR東西線・学研都市線 大阪天満宮駅(大阪天満宮最寄駅、巡行ルート南端の折り返し地点)
大阪天神祭ギャルみこし巡行-さいごに
天神橋筋商店街はアーケード商店街です。
この記事の一番上の写真がその場所なんですが、見て頂ければお分かりのように、そんなに広いスペースではありません。
神輿が通るスペースを考えると、観客が使えるスペースは広くありませんよね。
神輿や神輿を担ぐ”ギャル”達の安全を最優先にしながら、女性陣の勇ましい掛け声と法被姿をお楽しみください(^O^)/
そしてギャルみこしが終わったら、次の日から宵宮、本宮と続きますのでそちらのチェックもお忘れなく!