京都の祇園祭では山鉾巡行や花笠巡行を楽しみにしている人も多いでしょうが、グルメ系も見逃せません!
この期間、和菓子屋さんでは毎年力作の限定商品を投入してきますし、宵山での屋台でしか食べられない限定品もあります。
そして何よりも行者餅が有名ですよね!
この行者餅は事前予約が必要です。
今日は祇園祭の限定商品、それも食べ物に限定して選りすぐりの商品をご紹介します!
祇園祭の日程をチェックしたい!という方は、こちらのページを先にどうぞ♪
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京都祇園祭といえば行者餅 予約をしないと買えません!
毎年7月16日、宵山の日にだけ発売されるのは、柏屋光貞さんの行者餅。
白餅と山椒味噌を行者の衣を模した薄皮で包んでいて、無病息災を願って作られる和菓子です。
山椒が入っているためピリッとした爽やかな香りが特徴的な和菓子。
1個350円、3個から(1,050円)から受け付けています。
予約は7月1日~10日の間に、柏屋貞光さんへ直接電話してお願いしましょう。
店名:柏屋光貞(かしわやみつさだ)
住所:京都府京都市東山区安井毘沙門町33-2
TEL:075-561-2263
アクセス:京阪本線 祇園四条駅より徒歩8分
※日曜・祝日はお休みですが、宵山の日は営業します
もし予約しそびれてしまったという人も、こちらのお菓子はどれを食べても美味しいので、通常の商品をぜひ試してみましょう!
特に寒天菓子の「おおきに」は人気ですし、何よりも予約不要!
食べきれない場合、冷凍庫に入れて凍らしてもまた違った味わいですよー。
あ、予約不要とは言っても、遅い時間に行ったら売り切れていたという話もよく聞きます。
特に祇園祭期間はいつもより人出がありますからね。
確実にゲットしたい場合は、早めに行きましょう♪
祇園祭の限定品にはたくさんの和菓子が!
行者餅以外にも、限定和菓子はまだたくさん!
その中のいくつかをご紹介します(*´▽`*)
亀屋良長の宵山団子
求肥(白玉粉や餅粉に砂糖/水飴を加えて練ったもの)で白みそ餡を包んだお団子です。
1つ1つのお団子には八坂神社の紋である「左三つ巴」と「木瓜」の焼印が押されています。
さらに入れ物である箱は三角屋根の鉾をイメージしており、1つ1つのお団子が山鉾に掲げられた提灯をイメージする演出付き。
10個入り、1,200円(税抜き)、例年は7月11日~16日の期間限定販売です。
亀屋良長では他にも祇園祭にちなんだ和菓子が販売されるので、是非お店でチェックしてみてくださいね!
店名:亀屋良長(かめやよしなが)
住所:京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
TEL: 075-221-2005
アクセス:市バス 四条堀川バス停下車すぐ(京都駅からは9、50、101番)、阪急京都線 大宮駅より徒歩5分
大極殿本舗の調布
こちらはもともとカステラが有名な京銘菓のお店。
祇園祭期間中は「調布」という限定商品が売られています。
ふわふわのカステラ生地でふわふわの求肥を包んでいます。
お菓子が反物に見えるため、祇園祭の間は呉服屋さんがご贔屓筋へのお土産としてお渡しするんだとか。
焼印は粽と八坂神社の紋どちらかが押されています。
そのまま食べても、冷蔵庫で冷やしてから食べても美味しいです。
こちらの求肥は少し他と違う食感(ふわふわ!)のため、苦手な方もいらっしゃるようですよ。
1個189円、7月1日~17日の間だけ発売しています。
予約必須ですが、少し多めに作っているため運が良ければ予約なしでも購入できるとか?
でもやっぱり予約はしていきましょう!
店名:太極殿本舗(だいごくでんほんぽ)
住所:京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590
TEL:075-221-3323
アクセス:阪急電鉄京都本線 烏丸駅より徒歩4分、京都市営地下鉄烏丸線 四条駅より徒歩4分
鶴屋吉信の祇園祭こんちきちん
「こんちきちん」とは祇園囃子を文字で表現したものです。
鶴屋吉長さんの一番人気の和菓子は「つばらつばら」という、もっちりしっとりした焼皮で粒あんを包んだ焼き菓子。
この「祇園祭こんちきちん」は「つばらつばら」の祇園祭バージョンです。
5個入り840円、10個入り1,680円で7月9日~17日までの販売。
この「祇園祭こんちきちん」はパッケージと商品名を限定仕様にしただけで、お菓子そのものは「つばらつばら」です。
お菓子も限定のものを!ということであれば、「鉢回し・ご巡行」というお菓子も売っています。
こちらは1個420円、販売期間は同じく9日~17日まで。
店名:鶴屋吉信(つるやよしのぶ)
住所:京都市上京区今出川通堀川西入
TEL:075-441-0105
アクセス:地下鉄 今出川駅より徒歩10分
祇園祭では限定の豚まんもあります
さてお楽しみは宵山期間中の屋台でも!
ここでの屋台には、いわゆるどこのお祭りでも見かける、「お祭りの屋台」と近隣の飲食店が出店する屋台と二種類。
特にこの近隣のお店が出店してるところは、名物になっていたりするものも多いんですよね。
宵山に来たらこれを食べなくちゃ!みたいな。
では和菓子バージョンに続いて、屋台での厳選おすすめをご紹介していきます!
膳處漢ぽっちりの「しみだれ豚まん」
北京料理「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」さんが提供している、祇園祭限定メニュー。
なんとこの宵山期間の2日間だけで1万個以上売れるんだとか!
毎年のリピーターもいれば、噂を聞きつけて駆けつけてくる人・・・。
「しみだれ」の名の通り、醤油ダレが生地にがっつりと染み込んでいます。
しみこみ過ぎて少々重いくらいです。
中に入ってる具も、焼き豚や野菜なのでとてもボリューミー。
老香港酒家京都の「ふかひれ豚まん」
老香港酒家京都と書いて、「おーるど ほんこん れすとらん きょうと」と読みます。
こちらも「しみだれ豚まん」に負けず劣らずの人気メニュー。
井村屋の肉まんや551の豚まんも好きなんですが、中華のお店が作る豚まんってまた一味違った美味しさがありますよね♪
こちらは「牛バラ肉のあんかけ飯」も人気ですよー。
どちらも宵山での名物豚まんです。
え?京都に来たのに豚まん?と思われるかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね!
祇園祭ならではの限定グルメ-さいごに
せっかく一年に一度のイベントで京都を訪れるのであれば、この時しか食べられない限定モノを試してみてください。
一回で全てを回るのは大変ですが、少しずつ制覇していって毎年の楽しみとするのもいいのではないでしょうか。
限定品まわり夢中になりすぎて体調を崩したりすることのないよう、水分補給やこまめな休憩はしっかりと行ってくださいね!
この時期は熱中症の危険が高まっています(>_<)