東京で地震 一人暮らしで最低限必要な備えはできてる?避難準備は?

 

最近大きな地震が頻発してますよね。

政府が発表する「3年以内に大地震の起きる可能性」のデータを見るたびに憂鬱になってしまいます。

そうはいっても日本に住んでいる以上、地震から逃れることはできないし、ここ東京もいつ大地震に見舞われるか分かりません。

いざ「その日」がやって来た時のための備えはしていますか?

今日の記事では、東京で地震が起きたときのために、一人暮らしのあなたが最低限準備しておくべき備えについてです。

特に女性ならではの目線も入っていますよ。

あの時にちゃんと準備していれば・・・と後悔しないために、最後まで読んだらぜひ行動に起こしてくださいね!

 
  

東京で地震がおきたとき一人暮らしのあなたは大丈夫?

東京にもいつ大きな地震があるか分かりません。

さらに地震が起きたとき、家にいるとも限らないですよね。

休日でお出かけしてるかもしれないし、職場にいるかもしれません。

なので自宅での対策をしたからもう大丈夫!なんてことはないんですよ。

特に起きてる時間の大半を過ごすことになる職場や通勤中に被災した時の備えもしっかりとしておきましょう。

1人暮らしをしていると、ついついこういった災害時の備えって後回しになってしまいますよね。

子供がいれば子供のために準備しなきゃ!ってなりますけど、自分しかいないし・・・って。

でも、あなたも他の誰かにとっては、いなくなってしまっては困る大切な人です。

それにあなたが自力でちゃんと避難できれば、それだけ他のところへ救助活動の手を向けることが出来ます。


 

地震があった時のために一人暮らしの人が備えておくべき最低限のことは?

地震への備えには2種類あります。

生き残るための備え

生き残った後に生活していくための備え

この2つですね。

とにかく「生き残るための備え」を準備して、そのうえで「生活していくための備え」を考えましょう。

 

備えは非常用持ち出し袋だけではありません!

地震への備えって聞くとやっぱり非常用持ち出し袋を思い浮かべますか?

あとは耐震補強でしょうか。

でも東京で一人暮らし=賃貸マンションやアパートが多いですよね。

で、そういうところでは私達が勝手に耐震補強をするわけに行きません。

よくある家具がズレたり倒れてきたりしないように・・・ていうのも、一人暮らしだと大きな家具ってないんですよね。

でもまだ安心しないで!

本当に対策は一切必要ないですか?

ワンルームや1Kだからこそ、いろんなものが同じスペースに置かれてますよね。

地震が来た時に、自力で外まで脱出できますか?

例えば食器棚。

ワンルームや1Kの間取りって、玄関とリビングの間にキッチンがありません?

で、キッチンは廊下も兼ねてるというか、通路の幅が狭いですよね。

私が東京で1人暮らしをしてたマンションの間取りは全部そんな感じでした。

そんな間取りで大きな地震が起きたら?

食器棚から食器が落下して廊下一面に割れた破片が散らばってしまう。

電子レンジやコーヒーメーカー、トースターなどが床に落ちてくる。

1人暮らし用の小さな冷蔵庫とはいえ、狭い廊下を塞いでしまうには十分な高さ。

安全にキッチンを通って脱出できますか?

ベランダ側も同じことを考えましょう。

地震の揺れがおさまった後、自力で家から脱出できるかどうか

これが地震対策の基準です!(=゚ω゚)ノ

 

非常用持ち出し袋に入れておきたいもの

家から脱出して避難する時に絶対持って行きたいもの、というより持って行くべきものは1か所にまとめてバッグなどに入れておきます。

せいぜいこの持ち出し袋といつも使ってるバッグを掴めば大丈夫という状態にしておきたいですね。

これは自宅に置いておくものなので、職場よりは多くのものを揃えておけますよね。

それでも吟味は必要です、あれもこれもって詰めてしまうと重くて持ち上げられない・・・ってことになってしまいます(;´Д`)

  • 笛やホイッスル
  • 懐中電灯(小型で光源の明るいものがおすすめ)
  • 持ち運びできる小型ラジオ
  • 電池(懐中電灯やラジオが電池式だったら予備を忘れずに)
  • 軍手
  • ビニールシートやエマージェンシーシート
  • カッパやポンチョ
  • ナイフ(缶切りとかハサミなどがついてる十徳ナイフがおすすめ、いざという時に困らないように、それぞれの使い方を覚えておくか紙にでも書いて一緒に入れておきましょう!)
  • 食料(常温保存可能な日持ちのするもの、そのまますぐに食べられるもの)
  • 救急セット(常備薬、絆創膏、ガーゼ、包帯など)
  • 携帯電話用のポータブル充電器(満充電にしておく!)
  • 予備の眼鏡
  • 簡易トイレ
  • ビニール袋数枚(様々な用途に使えます)
  • 歯ブラシ(口の中がスッキリするだけでも気分が落ち着きますよ)
  • マスク数枚
  • 大判ストール
  • 筆記用具
  • 貴重品(保険証券などは原本が無理ならせめて番号さえ分かれば対応してもらえます)
  • 保険証
  • 現金(公衆電話が使えるので10円玉は多めに!)
  • 家族や親戚、職場などの連絡先(携帯のバッテリーが切れたり、バッテリーをセーブするために紙に書いておきましょう)

持ち出し袋は両手が自由に使えるように、必ずリュックタイプにしてくださいね。

そして持ち出し袋のそばに、スニーカーや防寒具を用意しておきましょう。

特にスニーカーは、部屋の中が散乱している中を脱出する時に重宝します。

 

地震の時一人暮らしの人が避難する場合に気をつけたいこと

一般的に水や食料は3日~1週間分は用意するようにと言われていますよね。

でも実際問題として、それだけの量を担いで逃げることは難しいです。

特に女性一人の場合は。

一般的に非常用持ち出し袋の重さは男性が15kg、女性で10kgまでと言われています。

でも10キロってかなり重いですよね(゚Д゚;)

避難所が家からすぐ近くだったら行けると思いますが、ちょっと遠ければ私には無理です・・・。

あれもこれもと準備して、いざという時に持ち出せない、重くて歩けない・・・となってしまっては意味がありません。

そこで私が実際に家で準備しているのは、上に書いたものだけです。

水と食料も1日乗り切る最低限にしています。

もちろん、食料を何も備蓄していないわけではありませんよ?

それ以外のものは家の中にまとめて置いてあります。

水も食料も紙皿やサランラップもそこにまとめてあります。

車を持っている人であれば、トランクの中と分散させるのもいいですよね。

家が潰れてしまう可能性だってありますし。

避難するときに絶対に持ち出すべきもの、落ち着いた後で取りに戻ればいいもの(もちろん安全が確認されている状態で!)に分けるというのも、一人暮らしの知恵だと思います(=゚ω゚)ノ

地震への備え-さいごに

本当に地震が起きた時、きちんと備えをしているかどうかが大きく運命を変えてしまう事だってあります。

全部完璧にすることが無理でも、少しずつでいいから備えていきましょう!

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