地震に備えて会社や職場に備蓄するもの 通勤や外出時に持ち歩くものはこれ!

 

今や地震を他人事だと考えてる人は、おそらく少ないですよね。

いつ自分の住んでる地域で大地震が起こってもおかしくありません。

地震に対する備えは充分ですか?

お家ではちゃんと地震が起きた時に被害を最小限にするための対策はできていますか?

日本のどこかで大きな地震が起きるたびにハッとするけど、なかなか万全な備えは出来ていない。

もしくは家での備えはしているけど、通勤中や職場で被災したら途方に暮れると思う。

そんな人も多いんではないでしょうか。

一日の大半の時間を過ごすことも多い職場での備え、一度見直してみませんか?

職場だけでなく、通勤中あるいは営業の外回りなど外出中に地震が起きてしまったときのために、持ち歩いていた方がいいものを確認してみましょう!

 
  

地震に備えて会社や職場に必要なものを備蓄してますか?

地震の時の備えには2種類あると言われています。

1つが生き残るための備え

そして2つ目が、生き残った後に避難所などで生活していくための備え

会社が行う備えは2つ目の生き残った後のための備えが多いです。

食料、飲料水、防寒具、薬、携帯トイレ・・・全部生き残った後に必要になってきますよね。

だからあなたがする備えは、「生き残るための備え」です。

そもそも職場には個人が自由に使えるスペースは多くありません。

その中であれもこれも準備しておくことは出来ないからこそ、厳選してまずは生き残るために必要なものを中心に揃えましょう。

1.笛: 家具などの下敷きになってしまったとき、大声を出して助けを呼ぶと体力を消耗します。大声を出せないことだってあります。そんな時に笛があれば、体力を消耗させずに人に気付いてもらえますよね。

2.懐中電灯: 暗くなってからの地震だったり、停電で暗くなってしまったり。地震の後は物が散乱してたり、窓ガラスが割れてたりするので、暗いところでは明かりがないと避難行動自体が危険になってしまいます。

携帯の懐中電灯アプリだって、運悪く充電残量がなかったなんてことも有り得ますよね。最近では小さいけど十分な明かりを確保できるものが増えてますよね。1つ用意しましょう。

3.水と軽食: 会社で用意してくれている場合もぜひ。閉じ込められてしまったり、下敷きになってしまったときに役立ちます。カロリーメイト、羊羹、飴などなど。

4.軍手や大判のスカーフ、マスク: 避難の時にケガするのを防いだり、粉塵などから身を守れます。避難生活でも何かと重宝できます。特にスカーフは包帯代わりに使ったり、防寒用に浸かったりと万能です!

5.救急用品と薬: 絆創膏は絶対、後は日常的に使ってる薬など

6.生理用品: 生理用品は避難所生活でも調達に苦労することがあります。また本来の目的以外でも、止血のために使うなど応用が可能です!

7.ポリ袋: ゴミ袋、トイレの代わり、防寒、包帯代わり、手やお皿を洗わないで済むように手袋代わりに使ったり、お皿の上に敷いたり。多様な使い方が出来ます!

8.スニーカーと予備の服: 普段スーツにヒールで通勤している場合、その格好で避難したり家に帰るのは大変ですよね。歩いたり動いたりしやすいように、スニーカーと服(Tシャツにジーンズなど)を置いておけるのであれば是非お勧めします!

9.現金: 大金を持ち歩く必要はないですが、1万円くらいはお財布にいれておきましょう。そして小銭も忘れずに!歩いて家まで帰ることになった場合、携帯が使えずに公衆電話を使う場合に重宝します!

 
こうやって書くと結構量がありますよね。

でも1つ1つは大きなものではないですし、8のスニーカーと予備の服以外であれば、かなりコンパクトにまとまりますよ!

常にカバンの中に入っているものは、カバンがご自分のデスクまわりに置けるのであればそれでいいかもしれません。

でもカバンをロッカールームに置いてるような場合。

いくらカバンに笛があっても、デスクの下敷きになってしまっては取りに行けないですよね。

カバンの中用とは別に、もう1つオフィスのデスクに置いてあってもいいと思いますよ(=゚ω゚)ノ


 

地震に備えて通勤時や外出時にも持ち歩きした方がいいものはこれ!

職場での備えが出来ていても、通勤中や外出中に地震が起きてしまったら?

東日本大震災が起きたのも平日の昼間でしたよね。

東京でもちょうどその時間は、出勤や退勤中だった、仕事の関係で外出中だったという人が多いのではないでしょうか。

外出時に持ち歩きたいものを厳選しました!

どれもコンパクトなので、カバンの隅に忍ばせておきましょう。

1.飲み物と軽食: 会社の同僚で東日本大震災が起きた時、ちょうど東海道線に乗っており川崎と品川で緊急停車したそうです。そこから駅に電車がたどり着くまでかなりの時間待たされたとか。これ自体は、非常事態だから仕方ないですよね。

でもこういう時、送電がストップしてしまうと車内の気温は上がってしまいます。夏であれば熱中症になりかねません。飲み物を持っていると安心ですよ。

2.笛と懐中電灯: 職場の備えとして書きました。同じ理由で、カバンの中にも常備しておきましょう。

3.雨具・カッパ: 防水性、保温性に優れてるものの方がいいですが、そうなるとかさばるし重くなりますよね。であれば、100均のカッパでも構いません。

4.携帯充電器: 普段から持ち歩いてる人も多いと思いますが、災害時は特に貴重です。満充電されてるのを定期的に確認しましょう。また、ソーラー電池式の充電器の場合、ちゃんと日光の光で充電できるのを確認してくださいねー。たまに充電できない時があります(某国製の場合は特に要注意!)

5.生理用品: 何かと応用が利きますし、本来の目的にためにも重宝します。

6.地図: 書店でも売られている帰宅支援マップには、トイレの場所や避難場所、道路状況(階段があるとか急な坂とか)も書かれていて1冊は持っておきたいですよね。カバンの中に入れると思いという事であれば、本は職場に置いておき、会社から自宅までの道順とよく出かける地域の地図だけコピーして持ち歩きましょう。

7.現金や保険証: お財布に普段から入ってる人の方が多いと思いますが・・・。

8.緊急連絡先のメモ: 携帯の電池がいつまで持つかは分かりません。でも災害時には公衆電話が急きょ設置されることも多いので、家族、親戚、職場、身内の勤務先や学校など、最低限の連絡先は控えておきましょう。

9.絆創膏、常備薬、ウエットティッシュ: 職場に備えるだけでなくてカバンにも常備しましょう。

10.メガネ: 普段コンタクトの人で特に裸眼ではほとんど見えないという人。何日もコンタクトをつけっぱなしにするわけにはいきませんよね。普段使っていない予備の眼鏡でもいいので、カバンにいれておくと安心できます。

11.スリッパ: ヒールを履く人は、スニーカーがあると非常に楽ですがさすがに持ち歩けないですよね。スリッパも家庭で履くような厚みのあるタイプの方が安全ですが、それもさすがに持ち歩けません。旅行の時に持って行くような折りたためるコンパクトなスリップがあると、休憩の時などに足が楽になります。荷物に余裕があれば検討しましょう(^^)

地震の備え-さいごに

台風のように事前にある程度の予測が出来ても大きな被害が出るのに、突然起こる地震はなおさら被害が甚大になります。

どれだけ対策を講じていても無傷で済むことはないかもしれません。

それでも備えがあるとないとでは大違い。

そのうちに・・・と思わず、思い立ったが吉日ですよー!

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