俳優・高橋克明の経歴や学歴まとめ!生前の人気ドラマ作品も紹介!

「鎌倉殿の13人」にも出演した俳優の高橋克明さん。2024年8月19日、心筋梗塞でこの世を去りました。今回は高橋克明さんの経歴や学歴、出演作品について紹介します。

高橋克明のプロフィール

  • 名前:高橋克明(たかはしかつあき)
  • 生年月日:1964年12月7日
  • 享年:59歳
  • 出身地:大阪府

和太鼓やパントマイムなどを趣味、特技に持っていた高橋克明さん。身長は175cmでした。大学は玉川大学の文学部を卒業されています。

玉川大学は東京都町田市玉川学園六丁目1番1号に本部を置く私立大学です。大阪府出身の高橋克明さんですが、大学生の頃には既に東京に出てきていたのですね。多くの有名人を輩出した名門校であり、うえだゆうじさんや薬師丸ひろ子さんも玉森大学出身ですよ。

高橋克明の経歴

ここからは高橋克明 さんの経歴について紹介します。

1988年に文学座附属演劇研究所に入所

1988年、24歳の年に文学座附属演劇研究所に入所されました。樹木希林さんが1期生、黒柳徹子さんや渡辺徹さんなどもかつて身をおいた演劇研究所であり、長年にわたって名俳優を輩出し続けている名門ですね。高橋克明さんは同研究所で俳優としての腕を磨き、1990年には文学座アトリエで公演された「青ひげと最後の花嫁」で初舞台を踏みました。26歳での役者デビューですね。

1993年に文学座座員に

文学座附属演劇研究所では劇団研究生として本科で1年、研修科で2年腕を磨き、その後準座員として2年間劇団所属、それらの過程を経てようやく正式な座員となれるようです。この流れの中でも適宜選考があり、研究所入所から必ず5年間で座員になれるという訳でもないようですよ。

高橋克明さんは1993年にしっかり座員となっています。1993年に舞台「息子です こんにちは」に出演、1994年には「シンガー」「美女と野獣」に出演し、その後も多くの舞台作品で活躍を続けました。

テレビドラマでも活躍

舞台での活躍が主だった高橋克明さんですが、テレビドラマにも出演されています。初めて出演したテレビドラマは、1992年のメタルヒーローシリーズ「特捜エクシードラフト」。その後同シリーズの「特捜ロボ ジャンパーソン」「ブルースワット」にも出演しました。

また、2008年の「僕の島/彼女のサンゴ」、「NHK広島放送局開局80年ドラマ・帽子」、2016年の「ドラマ10/愛おしくて」など、NHKの作品にも多く出演しました。

人気作品にも出演

2011年にはテレビ朝日の人気シリーズドラマ「遺留捜査」の第1シリーズ9話に出演、2018年には同じくテレビ朝日の人気シリーズドラマ「相棒」の17シーズン2話に出演するなど、人気ドラマへの出演もあった高橋克明さん。2022年には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第46話にも出演しました。

また、劇場版アニメ「ゲド戦記」やラジオドラマ、更に吹き替えなど、声の仕事もされていたようですね。

2024年にこの世を去る

2023年にも文学座アトリエでの自主公演作品「ひまわり」に出演するなど精力的に活動していた高橋克明さん。しかし2024年8月19日に心筋梗塞のためこの世を去りました。

心筋梗塞は心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給する冠動脈に閉塞、狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態となって壊死してしまう症状であり、心臓麻痺や心臓発作とも呼ばれます。

12月公開予定の「火の華」が遺作に

2024年公開の映画「笑いのカイブツ」にも出演していた高橋克明さんですが、2024年12月公開予定の「火の華」にも出演しており、こちらが遺作となるようです。2016年に報道された自衛隊日報問題から着想を得て作られたオリジナルのフィクションストーリーであり、山本一賢さんやダンカンさんが出演されています。

最後に

今回は高橋克明さんの経歴や学歴、出演作品について紹介しました。亡くなった後に出演作品が公開されるということは、役者として人生を全うしたことの証明のように思われます。高橋克明さんの御冥福をお祈りいたします。