一人暮らしをしたい時の親への切り出し方!反対するのを説得させるコツは?

 
小学生・中学生のころは家から歩いて通える学校に行っている人がほとんどですが、年齢が上がるにつれて学校が遠くなることがほとんどではないでしょうか。

高校生ならまだしも、大学生にもなると周りに一人暮らしの子も多いし、一人暮らしの憧れも募りますよね。

でもそこで立ちはだかるのは親の壁。

絶対に通えない場所ならともかく何とか通える距離だとなかなか首を縦には振ってくれません。

 

一人暮らしをしたい!上手な親への切り出し方は?

私も大学生の頃は1時間半かけて大学まで通っていましたが、通学時間がもったいないし、飲み会等の集まりでも早く帰らないと行けないし、親にうるさく言われたくないので一人暮らしがしたいなーと常々思っていました。

地方から出てできて一人暮らしの友達を見ていると自由そうで、楽しそうで羨ましかったものです。

うちは割と放任主義でしたが、大学生の時の一人暮らしは最初は認めてもらえませんでしたー(;_;)

話の持って行き方がいけなかったのかも知れません。

突然「一人暮らしをしたい!」を言われると、親もびっくりして、ただ理由もなくとりあえず反対!となってしまうこともあります。

まずは、一人暮らしをしたい事を本気で切り出す前に、「一人暮らしってどんなかなー。してみたいなー。」となんとなく軽い感じで親に伝えてみましょう。

わざわざその話をするという感じではなく、思いついたから言ってみた感じで切りだせるといいですね。

そこで、親の反応を見て下さい。

ちょっと言ってみただけで猛反対される場合は、難易度MAXかもしれません…

「してもいいけど、あんた自炊できないじゃない」や「いいけど、汚部屋になりそう」などの一見肯定しているようで、否定的な意見が出る場合も本心は反対の可能性が大きいです。

反対に「どこに住むの?」などの具体的な話が出た返答ならすぐに許可が出る可能性も高いです。

それとなく、両親が一人暮らしについてどう思っているのか、リサーチしてみましょう。

 

一人暮らしについて親が反対したら?

一人暮らしを切り出して、反対されたときはどうしたらいいでしょうか?

親が反対する理由を見つけることが大事です。

日頃の会話から本当は何がネックになっているのかを見つけられることもあるかも知れません。

よく「お金が掛かるから」と反対されることが多いですが、具体的な計算ではなく漠然としたイメージで使われることも。

もちろん経済的な問題は一人暮らしをする際にとても大きい問題ですが。

本当は心配だから一人暮らしはして欲しくないと思っていても、とりあえず手っとりばやく、「お金が掛かるから」と言う親御さんも多いです。

親になった今、私も多分一番に使いそうです。(^◇^)

本当は何に反対しているのかを知ることが一人暮らしへの近道です。

寂しいからそばに居て欲しい。

経済的に本当に厳しい。

生活が乱れるのが心配。(親になった今、私はここが一番心配です。特に異性関係…)
女の子なら防犯も心配。

親が一番どれを心配しているのかを知ることが、まず一歩です。

そしてその親の心配を払拭できる解決策を見つければ、親も反対する理由がなくなります。

 

念願の一人暮らしのために!親の説得の仕方!

一人暮らしをした時のメリットを自分なりに考えて説得しましょう。

反対されてもいいように親が反対する理由に対する対処法も考えておきましょう。

親が反対する理由は多くありますが、主に4つです。

 

経済的な問題

大学生が一人暮らしをすると最低でも毎月8万掛かるといわれています。

家賃2万円程度と破格で計算しての試算です。

都市部に行けばもっと多くの生活費が掛かるでしょう。

これを4年間負担することになるので親としても簡単にうんとは言えません。

これだけのお金をかけてもする意義がある。

もしくは必要がある理由を納得してもらわなければなりません。

また、親だけに金銭面を頼るのではなく、アルバイトでいくらか補填する、奨学金で学費をまかなうなど、親との折衝が必要です。

 

防犯上の問題

一人暮らしの女の子が巻き込まれる事件も多いです。

親御さんもそこは譲れない所だと思います。

女子寮やオートロック付きの賃貸物件、暗い夜道を歩かなくて良い駅近の物件など、防犯意識が高い物件を親と一緒に選ぶことを条件にしてみては?

近くに知り合いが住んでいることが安心材料になることも。

逆に、自宅から通う方が夜遅くなってしまい人気がない道を通らなくてはいけないのが怖い、なども説得の一端を担えるかもしれません。

 

生活の乱れ

ここは普段どれだけきちんとした生活をしているかに寄るところも大きいですが、学校に行かないで遊んでばかりいたり、変な人達とつるんでしまうのではと言う漠然とした心配がほとんどだと思います。

根気強く、説得しましょう。

生活態度に問題がある場合は気長に誠意を持って態度で示すことも必要です。

炊事洗濯を全く手伝っていなかったのなら、率先して手伝うようにして家事力をつけたり、門限があるならキチンと守るなど。

ウチの子もしっかりしてきたから大丈夫かな、と思わせられるような行動をとりましょう。

また、毎日決まった時間に連絡をするなども安心の材料になるかもしれません。

 

寂しい

これは親にもよりますがなかなか口に出して言いにくいもの。

表面的には出てこないことが多いです。

そしてこれが一番やっかいかも。

親が子離れできずに、子供を引き留めようとする…そのままいくとちょっと将来が心配です。

とは言っても、子供が急に離れていくのが寂しい気持ちもわかります。

こま目に電話やメールをする、里帰りはきちんとする、いつでも様子を見に来てなど、こちらから提案して気持ちを解しておきましょう。

そして、一人暮らしすることで自立したいという強い気持ちを伝えましょう。

 

一人暮らしをしたい時の親への切り出し方!反対するのを説得させるコツは?-さいごに

親が一人暮らしを反対する理由は様々ありますが、親の反対しそうな理由を考えてそれに対する説得材料を用意しておくことが鍵です。

でも一番大切なのはあなたの気持ちや熱意を真摯に伝えることだと思います。

家から通える距離なのに、なんとなく一人暮らしがしたい、みんなしてるから、もっと遊びたいから、のようなフラフラした理由だと親も「うん」とは言えないものです。

一人暮らしをしたい自分も、親に負担をかけてでも、どうして一人暮らしをしたいのかを一度しっかり考えてみましょう!