一人暮らしで入院…貴重品はどうする?家賃や郵便物はこうしよう!

 

やむを得ず長期に入院をしなければならなくなった時、長期間家を空けることになり、心配なことがいろいろと出てくると思います。

誰もいない家に貴重品を置いておいて大丈夫なのか?

家賃の支払いはどうしたらいいのだろう?

郵便物はそのままでいいの?

そんな心配事はあげればキリがないですよね。

今日は、一人暮らしの人が長期入院する時の困りごと3つについてご紹介します。

 
  

一人暮らしで入院している間、貴重品が心配!

入院のため長期に家を空けなければならない時、貴重品はどう管理すればいいのでしょうか。

誰もいない家に貴重品を置いておいて大丈夫なのか、気になりますよね。

病院に持っていくという人もなかにはいるかも知れません。

わたしは、病院に持ってくる貴重品は必要最低限にしたほうがいいと思います。

病院はたいがい出入りが自由です。

面会者のフリをして何食わぬ顔で病室に入ってくるどろぼうさんは意外に多いです。

同じ入院患者が他の患者の貴重品を盗むということもあります。

また、病院の職員だって信じられません。

窃盗事件が病院内で起こることは決して稀ではないのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

たいがいベッドの横に鍵のついた金庫っぽい引き出しがあります。

ここに入れておけば少しが安全性が高まりますが、ちょっと頑張れば開いちゃいそうなちゃっちい鍵です。

病院側も貴重品は入れないようにと忠告していることが多いです。

貴重品を病院の金庫で預かってもらうという手もあるかもしれません。

必ずしもできるとは限りらないので、入院する前に貴重品の預かりができるのかどうか、病院側に確認、相談しておいたほうがいいでしょう。

ただ、預かった貴重品を万が一紛失してしまったら病院の責任も問われるので、あまり積極的に預かってもらえると考えないほうが良さそうです。

それに、この病院管理の金庫に入れてしまうと自由にしょっちゅう取り出したりするのは難しくなりますしね。

だからといって家に置いておくのは心配になりますね。

そんな人は銀行の貸金庫の契約も考えてみてください。

ただ、昔は口座さえ持っていれば契約できた貸金庫ですが、最近は審査があるようです。

審査に通らない事も考えて早めにとりあえず申し込んでみては?

貸金庫を借りるほどでは…という人は、信頼できる友人や、遠くでも家族に送って預かっていてもらうことがやはりオススメです。

友人や家族にも頼めない場合は、病院に持ち込むことになりそうですね。

あくまでも、貴重品の持ち込みは自己責任です。

できるだけ肌身離さず、首からパスポートケースみたいなものをぶら下げておくと良いかも。

検査などの短い時間であれば、もしかしたらナースステーションで預かってくれるかもしれません。

 

一人暮らしで入院中、家賃の支払いはどうする?

毎月の家賃の支払いは振込みですか?

ATMを設置している病院であれば、そちらを利用することもできるでしょう。

大家さんに手渡しの場合、大家さんに事情を話して、家賃の支払いを待ってもらう相談をしてもいいかもしれません。

また、あなたの病状が安定していてお医者さんが許可してくれるなら、外出届けを出して、家賃の支払いに行くことも可能です。

お医者さんの許可があって病院から外出するときは、「外出届け」というものを提出します。

外出届けはナースステーションに置いてありますので、声をかければもらうことができます。

病院のスタッフに何も言わずに勝手に外出してしまうと、「無断外出」「無断離院」という扱いになって、場合によっては警察に捜索願がだされることもあります。

外出するにも病院のルールがありますから、必ず守りましょう。

たとえば、外出から戻る予定の時間に何らかの事情で戻れないのであれば、病院に戻る時間が遅くなることを連絡しないと、病院側はとても心配します。

あまりにルールが守れない場合には、治療中であっても強制退院ということにもなりかねませんので、ご注意ください。
家賃を払いそびれたくなく、お財布に余裕があるなら、家賃を前払いしてもいいかもしれませんね。

 

一人暮らしで入院中、郵便物はどうする?

入院している間、新聞に関しては配達を止めてもらうことができます。

最寄りの配達所に連絡して、不在のおおよその期間を伝えるとその間は配達がありません。

むしろ、新聞を病院に届けてもらうこともできますよ。

それも配達所に連絡すると同時に病院にもあなたのもとへ新聞が配達されることを伝えておきましょう。

手紙やはがきなどの郵便物は、入院先の病院へ転送できるか郵便局に相談をしておくとよいと思います。

入院先の病院で郵便物を受け取れるのはとてもありがたいことですよね。

そのときは、病院にも郵便物の転送があることをひと言伝えておくと、スムーズに手元に届けられると思います。

また、先ほどのように外出の許可がもらえる状態であれば、家の様子を見にいくこともできますので、その時に郵便物の整理も一緒にできるのではないでしょうか。

郵便受けの中にチラシが山のようになって入っているかもしれないですしね。

 

一人暮らしで入院…貴重品はどうする?家賃や郵便物はこうしよう!-さいごに

一人暮らしで頼れる友人や親族もそばにいない上に、長期の入院をしなければならないことは、とても大変なだと思います。

貴重品やお金の管理など、任せる人がいないのはとても不安ですね。

今は、空き家の見回りサービスというものもあります。

他人が自分のいない間に家に入ることに抵抗感がないのなら、入院している間、家の換気などしてもらうことができるので、利用することを検討してもいいかもしれません。

なにはともあれ、心配なことは入院前に調べておくことが大切です。

貴重品の持ち込みについて病院に相談してみる、家賃の支払いについて管理会社や大家さんに相談してみる、郵便物の転送ができるのか郵便局に相談してみるといった行動のひとつひとつが、心配の解消につながります。

長期に入院をしなければならないことで、不安やストレスもありますよね…。

心配事はひとつでも解消しておきたいところですね。