台風で新幹線が止まる可能性はどれくらい?運休基準は?確率では?

 

仕事で忙しい中、なんとかお互いの休みを合わせて旅行を計画!

なのに、なんと嫌なタイミングで台風発生!

せっかくずっと前から旅行を予定していてもこればかりはどうすることも出来ない・・・。

交通手段に新幹線を利用する場合、止まらないかとても不安じゃないですか?

運を天に任せて祈るしかないですが、新幹線が台風の影響で運休する確率ってどれくらいなんでしょう・・・。

 
  

台風で新幹線が止まる可能性が…!

台風が発生したら、新幹線が通常通り動くのかハラハラしますよね。

台風が直撃した場合、強い雨や風の影響で新幹線が止まる可能性があります。

大雨だと視界も悪くなり、ブレーキがかからなかったりスリップする場合があるため走行は危険です。

暴風で線路に何が飛んでくるかも分かりません。

迂回するための交通機関も止まってしまう可能性があり足止めになる場合もあります。

たまにニュースで、大雨や台風直撃によって電車の運行がストップして客が立ち往生って報道されますよね。

台風により新幹線が途中で走行不可となり、迂回するための他の交通手段もないため新幹線の車内で1泊した友人もいます。

眠れはしなかったようですが、一晩休める場所があっただけよかったと言っていましたが、できれば経験したくないですね・・・。

車中泊の可能性も考えつつ、万が一のために別のルートでの移動手段も調べておきましょう。

ただ1つだけいいニュースを!

台風で電車や新幹線が止まる可能性はあるんですが、飛行機よりは頑張ってくれますよ!

飛行機がキャンセルになっても新幹線は頑張ってるなんてことは、よくあることです^^

 

台風で新幹線が運休する基準って?

台風で新幹線が運休になる基準ってご存知ですか?

 

1時間に100mm以上の雨量

めちゃくちゃ降るんだろうなってことは分かっても、100mmってピンとこないですよね。

100mmは浸水や土砂災害レベルの雨です。

普段雨が少ない地域だと、1日に100mmの雨が降っても災害が起きる可能性があります。

1時間で100mm降るような場合は、雨の多い地域でも最大限の警戒が必要ってことですね。

外に出たら圧迫を感じるほどの雨で、傘をさしていてもあっという間にびしょ濡れになってしまいます。

自動車のワイパーを最大限に速くしても前が見えなくて、運転するのが怖くなります。

当然新幹線だって、運転士の視界が悪くなりますし、雨でスリップを起こす可能性もありますね。

新幹線ではこのレベルの雨が降ると、運休する区間が増えます。

ちなみに1時間に50mmの雨で、速度制限をかけて運行となります。

よく東海道新幹線なんかでも大雨で徐行運転といったニュースが流れますが、これは1時間に50ミリ以上の雨が降ってるんだなということですね。

 

風速30m/s以上

新幹線は風速20m/s以上で、徐行や運転見合わせになります。

風速20m/s以上は立っていることも困難で、看板が落下したり瓦が飛んだりする非常に強い風です。

あれだけのスピードを出している新幹線なので、風が強くなって来たらリスクは増えますしね。

運転が中止になるのは風速30m/s以上です。

風速30m/s以上ならば電柱も倒れることがあります。

もちろんこれはあくまで基準。

基準を満たしていなくても土砂崩れや冠水、台風の影響を受けやすい地域、今後の台風の進路予想によっては早い段階で運休になる場合もあります。

たとえ運行が再開しても路面の様子を見ながら走行するため徐行運転となります。

 

台風で新幹線が止まる確率ってどれくらい?

運休になる時はかなり勢力の強い台風なので、どちらかというと運休より徐行運転になる確率の方が高いです。

よくニュースでやる「新幹線を開放して車内泊」っていうニュースも、新幹線が運休して・・・というよりは、徐行運転などで到着が遅くなってしまい在来線に間に合わなかったっていう事が多いですよね。

新幹線は徐行運転は多いですが、よっぽどじゃない限り運休はしていません。

風に弱く、徐行や途中で一時停止などが出来ない飛行機に比べれば、運休の確率は圧倒的に低いです!

 

実は私も旅行のタイミングでちょうど台風が発生したことがあるんです。

帰宅予定日が、ちょうど台風がぶつかる予報でした。

宿泊先もかなり前から予約していたのでキャンセル料が勿体ないし、せっかくお休みを合わせて計画していた旅行なので、台風が接近しているため天気は荒れていたのですが旅行を決行しました。

旅行は楽しかったのですが、帰りのことを考えると不安でいっぱいで^^;

帰れるのか・・・新幹線は動くのか・・・新幹線が止まることを想定してビジネスホテルにもう一泊しようか・・・。

家族にも「無理はせずもう一泊してきなさい」と連絡を受けて、帰宅時の天候によってはどこかホテルをとろうと検討していました。

運良く台風が予報とずれたコースを通ってくれて晴天の中、旅行最終日を満喫して無事に帰宅できたんですけどね。

「私はもしかして雨女なのか!」と落ち込んでいましたが、交通機関の運休や遅延にあうことなく帰宅出来たので運はよかった方だと思います。

ただ、毎回こうはいかないですよね。

新幹線は運休の場合、料金は払い戻しをして貰えるので必ず窓口で手続きをしましょう。

払い戻しの手続き期間は1年間です。

当日は窓口混み合っていると思いますので後日の手続きをおすすめします。

インターネットで予約・購入した切符は、運休が決定した時点で自動的にキャンセルになります。

運休時、切符はどうなるのかも事前に確認しておいてください。

台風はどうすることもできないので、後は新幹線が動いてくれるよう天に祈るだけです・・・。

 

台風も勢力が弱まったり反れたりすることもあるので、気象情報やJRの運行情報を随時確認しましょう。

上記の基準を満たしていれば、高確率で運休になると身構えておくのが無難です。

車中泊のことも考えて締め付けの少ない楽な服装を着ておくと安心ですよ。

 

台風で新幹線が止まる可能性はどれくらい?運休基準は?確率では?-さいごに

台風が発生したら予想はできても実際はどうなるかなんて分かりません。

直撃する前に利用する時間をずらして時間に余裕を持って早めに行動したり、宿をとっておいた方が安心です。

台風の進路が怪しいので新幹線に乗る時間を数本早めて無事に帰宅できた友人もいます。

帰宅困難で新たに宿をとる場合や旅行を中止して予約していた宿をキャンセルする場合は思わぬ出費が発生しますがご自身の安全を第一に考えてください。

夏や秋の台風が発生する季節の旅行は、台風が発生した場合のことも考えながら計画してくださいね!