飛行機に子供ひとりだけの場合付き添いはしてくれる?気を付けることは?

 

小学生の子供だけで飛行機に乗って祖父母のお家へ。

電車も1度の一人で乗ったことがない子が飛行機なんて。

いい経験になるだろうと思う反面、 心配も尽きずにやきもきしてしまいますよね。

ただ新幹線での一人旅よりは、飛行機の方が航空会社側の手厚いケアがあったりして安心できるんですよ!

一人で行かせると決めた以上は、母親はドーンと大きく構えて子供を見送りたいですよね。

お母さんへの安心材料をいろいろご紹介します^^

 
  

飛行機に子供ひとりで乗せる予定!

夏休みや冬休みといった長期休暇中に、子供だけで祖父母の家に行かせようと考えている親は少なくはありません。

親は仕事で忙しくて遊んであげられないけど、祖父母の所で思い切り遊ばせてあげたい。

祖父母もソワソワとしながら待っててくれてる。

よくある事ですよね。

私の周りも共働き夫婦が多いので、よく聞きます。

子どもが大きくなってくると塾とか部活とかで遠出も出来なくなるし、低学年の今しか出来ないからって。

子供にとってもすごく良い経験になることでしょう。

で、その延長線上で祖父母の家までも子ども一人で行かせる家庭も多いです。

これもまた子供が成長するいい経験!

電車や新幹線、高速バスなどだとスタッフによるケアは期待できませんが、飛行機の場合は子供の一人旅を支援してくれる航空会社もあります。

親が仕事の休みが取れず送り届けることが出来ない場合でも、子供だけで飛行機に乗っておじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行くことができるように、しっかりとサポートしてくれます。

もちろん事前に手続きが必要ですけど。

手続きなどの詳しいことは、この後でご紹介しますね。

まずは飛行機の中での対策からご紹介です。

 

飛行機に子供だけの時気を付けること!

機内で子供が一人の時には、親は何もしてあげられません。

ただ何も対策をせずに送り出してしまうと、子どもが周りに迷惑をかけてしまったり、子供自身が辛い思いをしてしまいます。

出来るだけの準備をしっかりとしてあげてください。

 

飛行機といえば、離着陸時の耳抜きですよね。

あれは大人でも不快ですが、子どもが一人で乗ってるときになってしまったら不安になってしまうかもしれません。

私の知り合いは、子どもに飴を持たせるのは心配なので(食べられるけど一人だから万一の時を考えて)、耳が痛くなった時のために子供が好きなジュースを持たせるそうです。

飛行機に一人で乗れる年齢になっていたら、ある程度のことは理解できます。

まあ気圧の変化とかそういうことを説明しても難しいでしょうが、耳が痛くなってきたりプールに潜ってるときのように音の聞こえ方が変になったら、これをごくごく飲むんだよって説明すれば理解できます。

ジュースがなくなってしまった時のために、ツバを飲み込む、あくびをするなんてことも教えておくとグッド。

 

その他、周りの人に迷惑をかけないよう、静かにできる暇つぶしのものを持たせるのもおススメです。

おススメというか、持たせましょう(笑)

男の子だとやっぱりゲーム機でしょうか。

ただゲームの場合は音が出ないように設定しておきましょう。

こどもが勝手に音量を調節出来てしまうような場合は、まわりの迷惑も考えて持たせないことも考えてみてください。

また離着陸時は電波はOFFにしないとダメです。

常時「機内モード」に設定して子どもが勝手にいじらないようにしておくか、これも勝手にいじれちゃうのであれば持たせないことも検討を。

子どもに言い聞かせて自分で設定を変えさせるっていうのはダメですよ!

飛行機に乗って興奮しているので、約束を忘れちゃうなんてことも充分にあり得ます。

他には、落書き帳や塗り絵、マンガ、算数のパズルもおススメです。

色鉛筆も小さなものを用意すれば、荷物もかさばらず、お出かけ用には便利ですよー。

機内での退屈しのぎは、なるべく子供が好きなもの喜ぶものを中心に考えてあげてください。

普段はマンガも1日30分までって決めていたとしても、飛行機に乗っている間だけは自由に読ませてあげる・・・とか。

とにかく周囲に迷惑がかからないように、子どもが不安になり過ぎないように、どうやって過ごしたら目的地まであっという間に時間が経つかを考えてあげてくださいね^^

 

あと子供に教えておいた方がいいことは、 飛行機にもトイレはあるから我慢しなくていいこと、トイレに行きたくなったり何かあったらCAさんを呼ぶことの2つです。

先ほどご紹介した知り合いは、こどもに飛行機にトイレはあるってことを教えてなかったみたいで、羽田から福岡までずっとオシッコを我慢してたそうです^^;

また同じ便に乗務しているCAさんは、全員情報をシェアするのであなたの子供が一人で乗っていることは全員が把握しています。

常に注意を払ってくれているハズですが、隣にずっといてくれるわけではないですよね。

だから何か困ったことがあったら、すぐにお姉さんを呼びなさいって教えてあげてください。

国内線って比較的ひんぱんにCAさんが通路を通るので、手を上げるように言えばCAさんがお子さんに気付いてくれるはずです^^

そして最後に大事なコト!

飛行機が到着しても勝手に飛行機から出ないこと、知らない人に一緒に降りようと言われても絶対についていかないこと、必ず制服を着たCAさんが来るのを待って一緒に降りること。

これをしっかりと理解させて下さいね。

 

飛行機に子供だけなら付き添いはある?

飛行機に子供一人で乗せる時は、迷子にならないか、知らない大人についていってしまい犯罪に巻き込まれないかと心配が尽きませんよね。

でも航空会社のサービスを利用すれば、常に係員が子供に付き添ってくれるので迷子になることはありません。

飛行機のドアが閉まれば、電車とは違って途中降機も出来ないし誘拐される心配もありません。

さっきも言ったように、係りの人以外とは飛行機から出ないことをきちんと理解させていれば、迷子になる心配はほぼないんです。

そういう意味では、飛行機って電車やバスよりも安心して送りだせますね^^

JALではキッズおでかけサポート、ANAではANAジュニアパイロットを登録すると、乗ることが出来るので、事前に登録をすることを忘れないようにしましょう。

サービスを利用するための申込書・同意書に、保護者が署名すれば、登録は完了です。

後は航空会社のサポートにお願いして、安心して子供を送り出して雄げましょう。

登録をする必要があるのは、満6歳から7歳まで、8歳からはサービスを登録する必要はありませんが、満8歳から11歳は希望をすれば子供用サービスを利用することが出来ます。

子供を飛行機に乗せる当日には、各航空会社の子ども用サービスカウンターに申込書を提出し、誓約書にサインをします。

そして、保護者は航空券を持っていなくても子供1人に付き付き添いは1人まで、搭乗口まで一緒にいることができます。

到着後は、到着ロビーまで係員が案内をしてくれます。

看板があり、そこまで案内をしてくれるので、看板のところで出迎えるようにするのがベストです。

きちんとスタッフが出迎えの人の所まで子供を連れてきてくれますし、出迎えがいないからといってその場に子供を待たせていってしまうなんてこともありません。

最後まで責任をもって子供の引き渡しをしてくれるので、これも大きな安心材料ですね。

 

飛行機に子供ひとりだけの場合付き添いはしてくれる?気を付けることは?-さいごに

子供の飛行機での初めての一人旅は、親としてもすごく心配になってしまいます。

でも飛行機での一人旅は、「はじめてのお使い」に挑戦する子のように周囲を大人がしっかりとガードしてくれています。

「はじめてのお使い」のように隠れてではなく、堂々と姿を見せてますが(笑)

子どもが乗り気になっているのであれば、ぜひ挑戦させてあげてください。

いい経験をさせる絶好の機会ですし、一回り大きくなって帰ってきますよ!!