新社会人のあなた!
そろそろ仕事に慣れてきた時期ではないでしょうか?
一日の仕事の流れを把握して、スムーズに作業を終えれるようになった時にぶち当たる壁が定時ですよね。
自分はもうやる事がないけれど、先輩たちはまだ忙しそうにしている…
でも自分はもう仕事が終わったし、新人の自分が手伝える仕事もない。
本音を言えば帰りたいけど、何となく帰宅できない雰囲気。
今回はそんな新入社員のみなさんの為に、定時で上がれる方法をご紹介いたします。
会社は定時で帰りたい!仕事もないんだし・・・
決まった時間に帰れるなら、誰だってそうしたいです。
ですがそうはさせてくれないのが会社の雰囲気…。
しかし、よくよく部署の中を眺めてみてください。
確かに先輩たちは仕事をしているかもしれませんが、自分のように上の空の人もいるはずです。
実はこの空気、いわゆる”付き合い残業”というやつなんですね。
付き合い残業とは、残業が慢性化している会社ではよくある光景です。
みんなが仕事をしている中、一人だけ先に帰ってしまうのは気まずい…
帰ろうとすると周りの視線が痛い…
実はそんな気持ちを抱えているのは社内でアナタだけではない筈です。
アナタのようにやる事がなく、ただ作業をしているフリをしている人は”社内政治”というものに乗っ取り、周りの雰囲気を壊さぬよう合わせているだけなんですね。
残業代が出る、または出世が間違いない、この上司のためなら自分の時間を切り捨ててでも一緒に仕事していたいといった前向きな発想になるならまだいい。
そうえはなく、なんのメリットもなく単なる同調圧力によって帰れない空気を作り出されているなら…残る意味がないと考えてしまいますよね(^-^;
実は私の職場環境も似たようなものなので、こういった悩みを持っている人の気持ちは分かります。
辛いですよね~意味もなくダラダラ過ごす時間。
こんな事に時間をあてるならさっさと家に帰って呑みたい…
おっと心の声が漏れてしまいました(笑)
そういう冗談はさておき。
こんな会社の雰囲気の中、それでも「自分は自分」だと思い我を通すタイプの人もいると思います。
それで何事もないなら問題ないですが、そうはさせてくれないのが日本文化。
それに新人としては、かなり勇気のいる行動になりますよね。
定時だからといって普通に帰れば上司やら先輩には悪い印象を与え、最悪社内で孤立してしまう可能性があります。
厄介ですね~面倒ですね~知るかって話ですよね(笑)
そんな”付き合い残業”を続けていくとどうなるのか?
ダラダラ残業に対して意味はない
簡潔に言い切ってしまうと仕事としてはなんの意味もないです(笑)
ではなぜみなさん意味もなく残っているのか?
ちゃんと目的があって残業をしている人もいるかもしれませんが、大概は「家に帰ってもする事がないから」「上司にいいところを見せたいから」「サービス残業を含めて会社自体の貢献になっていると考えているから」という人が多いです。
あ、あと「上司より先に帰宅するのは難しい」「〇〇さんより先に変えると怠けている認定をされる」なんていうのもよく聞きます。
少なくても私の職場や、友人知人で似たような雰囲気の会社に勤めている人達は、こういう意見が多いです。
そういった人が中心になって「残業をしなければ」という空気を作り上げ、周りがいつの間にかその空気に乗っ取られ、無意味な残業を全体で行うのが通例化している…というのが残業の多い会社の特徴なんですね。
上司がそういった事にこだわりのないタイプであれば問題ないのですが、昔気質の人ですと残業=正しい事・しなければいけない事と定義づけている人が多いです。
更にタチが悪いのが、”効率良く仕事をこなし定時に帰る部下”よりも”仕事の出来はどうであれ沢山残業をしている部下”の方が立派に見えてしまうタイプ。
こういった人はいくら仕事をこなそうが、後者のタイプでなければ逆に鼻につくと感じるようです。
更に「上司にいいところを見せたいから」という傾向にある人がこの風潮に乗っかりやすいので、気付けばアナタが村八分状態になりかねなくなるのです。
それでも気にしないという鋼の精神の人は大丈夫かもしれませんが、仕事をするうえで円滑に作業するために対人関係において我慢する人がいますよね。
うーー、なんか日本の悪しき習慣って感じですよね。
ですが繰り返し言います。
こういった残業にはなんの意味もありません。
長時間労働は私生活にも悪影響が出る
こうした会社の雰囲気に合わせていると後々自身の私生活にも悪影響が出てきます。
無駄に残業の多い生活を続けていると、休日に出かけたり、リフレッシュする体力すら失われていきます。
気付けば休みの度に泥のように眠ってしまい、何も出来ない状態のまままた仕事が始まります。
こういった事を続けていきますと、息をつく間もない生活になりますので心と体が徐々にストレスに蝕まれていきます。
「先輩たちは平気なのに、なぜ自分は出来ないのか」と思う必要は全くありません。
それは既にアナタが毒され始めている証拠です。
その人はその人、アナタはアナタです。
無理に自分を犠牲にしてまで、その苦行に嚙り付く必要はありません。
少しでも社内のそういった空気に違和感を覚えたなら、即刻立ち向かいましょう。
体を壊してからでは意味がありません。
新人が定時で帰れない雰囲気!?いや帰りましょう!
上記では”付き合い残業”のデメリットを説明しました。
ですが、ここでまた一つ問題が。
「自分は新人なのにみんなに逆らうような真似をしてもいいのか」と不安になっている人もいると思います。
新人だって関係ありません。
やる事ないんだったら帰っていいんです。
身も蓋もない話ですが(笑)
私自身も会社ではそのようにしていましたし、後輩が出来た後もそのように伝えてきました。
上司の目がある時は多少そちらを尊重しますが、後輩は帰らせるようにはしています。
結局のところ、やる事がない空間に無理に縛り付けても互いになんの意味もありませんし、次の仕事を進めていく上で余計なストレスを与える事は成果に問題が生じさせる原因になります。
本当に円滑に作業を進ませたいのであれば、形だけの忠誠心を求めるのではなく、部下の意志も尊重すべきです。
何も問題行動を起こしている訳ではないのですから、”やるべき事をやったうえで帰る”ならなんら問題ないと思います。
ただそうは言っても具体的にどうすればいいんだよ!ってことですよね。
なので、次は定時上がりをするための対策法を紹介していきます。
定時上りをするための対策法(仕事は終わってる前提で)
健気な新人を演出する
上司や先輩に「何かする事はないでしょうか?」と尋ねてみましょう。
結果は分かり切っているなどは関係ないです。
”仕事に対する姿勢”を見せるのです。
「ない」と言われたら「ラッキー」ぐらいの気持ちを抱きながらも表面上は残念そうにしましょう。
その後に「分かりました、では本日はお先に失礼します」と言えば、自然な流れで帰宅できますね^^
用事があるフリをする
これは朝からでもいいですし、とにかく周りに「自分は今日は用事があるんだ」というオーラを醸し出しておきましょう。
あくまでフリです。用事なんてあったってなくたって構いません(笑)
もし、仲のいい先輩がいるなら予めアピールしておけば、雰囲気は伝わりやすくなると思います。
前振りをしておけば、自分の仕事が終わって手伝える仕事もなければ、帰りやすくなります!
仲のいい同期や先輩と退社
みんながみんな残っていたい訳ではありません。
気のいい仲間が社内にいる場合は、「一緒に帰ろう」なんて前もって約束して帰ってしまいましょう。
プライベートで関わってもいいと思える間柄ならそのまま呑みに行ってもいいと思います。
日頃の鬱憤を晴らしましょう(笑)
徐々にそういうキャラにしていく
即実行とまではいきませんが、一番無難な方法はこれだと思います。
例えば今まで一時間残業をしていたなら段々と10分ごとでもいいので帰る時間を早めていきます。
そして気付いた頃にはなんの違和感もなく定時にあがれるようになっている戦法です(笑)
そのうち、まわりから「あの子は早く帰る人」って認識してもらえればバッチリ!
私は「歓送迎会や忘年会以外の飲み会は行かない」というキャラを確立しましたよ(笑)
週の予定を定期づける
例えば〇曜日はジムに通っている、資格の勉強をしているなど予め自分には”やる事がある”というアピールを周りにしておきましょう。
全ての曜日とはいきませんが、それが認知されるようになれば、その日だけは早めに帰宅出来るようになるでしょう。
実際にそういった用事は作らなくても大丈夫です。
あくまでフリだけで大丈夫ですので、その曜日にバッタリ会社の人に会わないようにだけは注意して下さいね。
体調不良を訴える
これは頻繁に使ってはダメですが、どうしても今日は早く帰らないとダメっていう日に使える奥の手です。
朝から体調不良のアピールをしましょう。
風邪などあからさまに演技しなければいけないものは自分も大変だし、何よりも周りに「自分にうつったら大変」と思わせるのも失礼な話です。
なので、目や歯、腰など一見分かりにくいところに不調があるフリをすれば、早く帰ってもいいという空気になるでしょう。
大したことないんだけど仕事に集中できないから、夜間診療で診てもらいますなんて言うのもアリですね。
でもこれは頻繁にやってると、「自己管理ができていない」と評価されかねないし、病気を理由にするのはあまりいいことではありません。
最終手段にしておきましょう!
会社を定時で帰りたいのに帰れない雰囲気 新人はどう対抗する!?-さいごに
罪悪感で胸が痛みそうなものも多いですが、これも意味のない定時を避けるため。
合わせ技でもいいですし、何個か駆使するのもOKです。
そして気付いたら早く帰っても問題のない位置付けになっているのを目指しましょう(笑)