車を運転していると事故だけではない、おもわぬトラブルが起きてしまうこともありますよね。
例えば、車のドアを開けて乗る時です。
車のドアの開け閉めの際に、誤って相手の車を傷つけてしまう。
ふだん慎重にしていても、強風などでドアが煽られ隣の車にぶつけちゃったり。
しかし、そういった状況があったとしても、トラブルを起こしてしまったら色々と大変なことになります。
自分はおろか相手にも多大な迷惑をかけることに。
そこで、ありがちな強風のときの車のドアの開け閉めについて、私の体験をかかせていただきました。
駐車場で車のドアをぶけたトラウマ・・・
それは数年前、春の晴れた休日におこりました。
せっかくの休日なので、家族で出かけようということに。
天気はよかったのですが、風がとても強く吹き荒れていました。
買い物にでも行こうか、と近所のショッピングセンターに家族で車に向かい、そこの駐車場で車をとめて、買い物を楽しんでいた時です。
館内放送のインフォメーションで、「お車ナンバー○○の△△のお車をお持ちのお客様、至急お車までお戻りください、、」という内容のアナウンスが。
えっ!うちの車の事じゃない??
と、思いました。
旦那が「オレが一人で行ってくるよ」と言っていたので子供と一緒に店内で待とうかと思ったのですが、とりあえず一緒に行くことに。
何かぶつけられたりとかしたのかなあ?
もしかして、車上荒らしとか!?
どうしたんだろう、、
なんて事を心配しつつ、あわてて車に戻りました。
車に戻ると、警備員さんと隣の車の人らしい女性が立っていました。
隣の車の女性「うちの車のドアに、あなたの車のドアが当たった傷がついているんですよね、どうしてくれるの!」
それはもう、大変にお怒りの様子でした。
確認してみると、隣の車の助手席のドアの真横に小さな傷がついていました。
旦那が運転席のドアを開けて確認すると、傷の位置は確かにドアを開けた時のものと一致していました。
えー、嘘でしょ?なにやってんの!!と旦那に対して思いました。が、
思い返してみても旦那が乱暴にドアを開けていたようには思えず。
旦那も全く身に覚えがないようでした。
ただ駐車場で車を降りた時にかなり風が強かったので、もしかすると急な突風でドアの先が隣のドアにふれてしまったのではないかと思いました。
隣の車の女性は、かなり怒っていました。
私たちが彼女の車に傷をつけたのにもかかわらず、無視してそのまま立ち去ったのではないかと。
もちろん、そんなことはありません!!
しかし、他人の物に傷をつけるということはもちろん許されない事です。
そして、貴重な時間を無駄に使わせてしまうことも。
相手の女性もせっかくの休日にこのような目にあうなんて、心情的にもたまったもんじゃありませんよね。
彼女の車が、まだ購入して半年の新車だったことも怒りの原因でした。
高いお金を払って買った新しい車、きっと大切に愛情をもって乗っていたはずです。
私たちはもちろんすぐに謝罪しました。
謝罪後、私は後の事を旦那に任せて、子供ととりあえず店内で待つことにしました。
その後警察が到着、相手の女性と連絡先を交換しました。
相手側が修理の見積もりをとり、5万円の請求がきました。
保険を使うとその後の保険料が高くなるのと階級が下がってしまうので、修理代は自腹で払い、なんとかその問題は解決しました。
強風時に車のドアを隣にぶつけない対策はある?
他人の車を傷つけて、本当に、とても反省しました。
車をぶつけて逃げてしまうということは、刑事罰の対象になるそうです。
こわいですよね、、。
そう思うと、あの時点で気づいたのはよかったと思いました。
ふだん私も旦那も車のドアを開けるときは慎重に開けています。
しかし慎重にしていても、強風でドアが煽られた反動でぶつけてしまうという事例は、結構多いようです。
うちの場合は春でしたが季節を問わず強風の日や台風シーズンなども注意が必要です。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の強風時のドア開けの検証実験では、子供は風速20メートルでもドアをおさえられず、また、風速があがるごとにへこみや傷が目立つようになります。
子供だけでなく大人も、突然の突風時に急にドアが開いてしまったらおさえきれるでしょうか?
ドアを開ける際には、しっかりと両手でドアをおさえて慎重に開けるようにしましょう。
それは強風の時だけでなく普段からの癖にしてしまったほうが、いざというときの対応が自然にできます。
また、子供は強風時の突風でドアが急に開くと、転倒の危険があり大変危険です。
車の乗り降りは大人がドアを開け閉めしてあげましょう。
車自体も突然の突風によりドアが急に開いてしまうことで、ヒンジ(ドアの開閉の部品)が壊れてしまうこともあります。
対策として、ドアの開け閉めに注意を払うことはもちろんですが、ドアガードを取り付けるのも効果的です。
ドアガードを取り付けることで、ドアのぶつけ防止になります。
ドアに挟み込むだけで簡単に取り付けができて、手軽なのでとてもおすすめです。
色々な形状のものがあるので、自分の車に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。
強風で車のドアが煽られない対策は?駐車場でぶつけた・・・!はもうコリゴリ-さいごに
いかがでしたか?
強風の日はいつも以上に車のトラブルに注意が必要です。
しかし日頃から気をつけ対策をしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
車のトラブルは自分も相手にとっても、負担が大きいものです。
自分で防げるトラブルはできるかぎり防げるように、しっかりと日頃から対策を心がけましょう。