子供って好きなように暴れたり、大声を出したりしますよね。
でも近所迷惑になっていないか、とても心配になりませんか?
子供がいる家庭はどの家庭でも悩んだことがあると思います。
マンションより戸建ての方が気を使わずに住めると思っていたのに、いざ戸建てに住んだら意外と音が響いてる。
騒音に対する苦情が近所から来たらどうしますか?
子供がうるさいとクレームがきた・・・
子供が騒ぐのは、ある程度は仕方ない事です。
大声を出したりドタドタ音をたてて走ったりしますよね。
兄弟がいればさらにうるさくなります。
でもだからといってそれを放置して、子供の好きないようにしていたら・・・?
音に敏感な人が近所に住んでいたら、苦情がくる事も珍しくありません。
取り立てて敏感な人でなくても、これはひどい!って思うケースだってあり得ます。
最近では直接言ってくるのではなく、警察や自治体を通して注意される事もあります。
子供がいるから戸建てを選んだのに、それでも苦情がくるとは思ってもみませんよね。
せっかく周りを気にせずに遊ばせる事ができると思ったのに。。。
そんな風に思ってしまいますよね。
「子供だからしょうがないでしょ!?」と逆に怒ってしまいそうですが、こんな場合だったらどうでしょう?
例えば不妊治療をしてもなかなか子供に恵まれない夫婦が隣に住んでいたとします。
毎日子供の騒ぐ声を聞いていたら、羨ましい気持ちから恨まれることだってあるかもしれません。
また、不眠症の人がご近所に住んでいたら、せっかく寝れたのに子供の声で起きてしまったら辛いですよね。
最近は夜勤の仕事をしている人も多くいるので、寝ている時間に子供たちが騒がしかったら正直うるさく感じてしまいます。
人それぞれ生活のリズムがあるので子供だからと言って許されない事もあるのではないでしょうか?
近所から子供がうるさいと苦情がきたらどうする?
近所に住んでいる人とは仲良くしたいですよね。
長い間住むには関係性ってとても大切です。
もし揉める事があったら家が近い分、嫌がらせをされないか心配になってしまいます。
なのでもし苦情を言われても、冷静に対処する必要があります。
中には怒鳴りつけてくる人もいるので、同じテンションで返答しないよう気を付けましょう。
苦情を言われたら、まずは謝りましょう。
相手の気持ちを落ち着かせます。
それから言い分があれば伝えます。
ただ言い訳にしかならない事は言わない方が良いでしょう。
余計相手を怒らせてしまいます。
その後は手土産など持って行くと良いですよ。
その時に、今後はどういった対策をしていくのか説明してあげると、相手も自分の意見を受け入れてくれたと思い、関係性が悪化しないようになります。
また、時間を置いて考えた結果を伝えられることができるので、自分のモヤモヤした気持ちが無くなります。
子供を自由に遊ばせるには家に対策が必要です。
子供の騒音に対する苦情が来ないようにできること
戸建ての場合、上下には住民が住んでいないからと言って、階段を上る音や子供がジャンプしたりする音は平気だと思いがちです。
でも近所には聞こえている場合があります。
なので上下に響く音と壁から漏れる音対策をしなければなりません。
でもそれって家を建てる時にしているのでは?
意外とそうでもないこともあるんですよね。
家を建てている段階で、防音シートを入れてある場合と入れてない場合があります。
また壁からだけではなく窓からも音は漏れます。
子供が騒ぐリビングや子供部屋には、音が響かないようにジョイントマットなどを引きます。
すると響かずマットが音を吸収してくれます。
それでも心配な場合は、防音マットや防音フローリングが売っているので使ってみるといいですよ。
階段には床に貼るタイプのマットが売っています。
次に一番重要なのが、壁や窓から漏れる音です。
上下の音や声、TVやおもちゃの音が壁や窓に伝わってしまいます。
壁は完全に防音にするには、防音用の壁にリフォームする必要がありとても手間がかかります。
そこで簡単にかべの防音をする方法をご紹介しましょう。
まず一つ目は防音のパレルが売っているので付属のシートで張る方法です。
しかしこの方法は壁に負担をかけてしまうので、賃貸の場合は難しいです。
そこでおすすめなのが二つ目の防音カーテンです。
突っ張り棒でこのカーテンを吊るすだけなので女性でもできます。
このカーテンは窓にカーテンとして付けても音の防音に効果的です。
または窓にもう一枚窓を付ける方法や防音ガラスに替える方法があります。
防音対策をしていても、夜中や早朝に大きな音をたてる事には、気を付けなければいけません。
そしてある意味で一番効果的かもしれない対策。
それはご近所さんと普段から仲良くしておくことです。
見知らぬ子どもと親友の子供がいて、どちらも大声で騒いでいる場合、どちらの方がより「うるさい」と思いますか?
おそらく見知らぬ子どもに対してだと思います。
自分がよく知っている家庭や子供の場合、多少の音なら「うるさいな」ではなくて「元気だねー(にこにこ)」になるんですよ。
だからこそお隣はもちろんご近所さんとは、顔なじみになっておくのがおすすめですよ。
子どもにも、登下校中に会ったらちゃんと挨拶するように言い聞かせたり、何かと接点を持っておくと効果的です。
もちろん必要以上に近づいたら、逆効果になりかねないので注意してくださいね(^-^;
私の実家は、裏が保育園なんですよね。
しかも保育園がすでにあるところに私達が引っ越したのではなく、私たち家族が先に住んでいて後から保育園が移転してきました。
何十人もの子供がいる場所なので普通の家庭と比べてはダメですが、やはりイライラする時も多かったです。
でも「仕方ないな」と思えたのは、代々の園長先生がしっかりと周辺の家に挨拶して回ってたから。
確か年明けと年度初め(4月)は必ず手土産を持って挨拶してたと思います。
そして、毎年行われる保育園のお祭りは近所の人達も招待されていました。
500円分くらいの屋台券もくれて。
確かにたまに「うるさーーい!早く昼寝の時間になれ!!」って思ったりもしたんですけど、「でも仕方ないよね」って思えるんですよね。
やっぱりそれは園長先生がしっかりと挨拶回りをしていたこともあるし、私達も保育園を覗く機会がもらえて多少なりとも親近感を持てたからなんじゃないかなーと思います。
園長先生の作戦勝ち(笑)
子供がうるさいとクレームが近所から…騒音の苦情対応はどうすれば?-さいごに
子どもはなかなか理屈で動いてくれないし、どうしてもうるさくなってしまうこともあります。
そんなときに「子供なんだから仕方ない」「戸建てだし文句あるか」というような態度をとるのではなく、「迷惑かけて申し訳ありません。親として出来る限りのことはしています」という態度が見え隠れするだけで周囲の人の印象は変わります。
上手に「共存」していけるようになりましょう!