公文の英語は小学生に効果ある?将来役立つの?

 

2020年から小学5、6年生に対する英語の授業が教科として扱われ、成績がつくようになります。

その影響か、子供たちに対する英語教育の熱がどんどん上がっていますよね。

小学生の英検受験者数も40万人に迫ろうかという勢いなんだとか。

こうなると呑気に静観していられなくなるのが親心ですね。

ジュニアの英会話教室も多く見られると思いませんか?

大手からアットホームな所まで様々です。

遠くまで通わせるのはちょっと面倒だけど、近くにある公文なら・・・。

って思ったことはありませんか?

手軽に始められそうな公文の英語のメリットデメリットについて詳しくお教えします!

 
  

公文の英語を小学生の子供に考え中・・・

公文と言うと算数や国語のイメージが強いですが、今は英語も有名です。

あのなぞるだけで発音してくれるペン、子供でなくてもちょっと欲しくなったりしませんでしたか?

私は好奇心が旺盛なせいか、すごく気になって、似たようなものを購入してしまいました(笑)

でも、すぐに壊れてしまって(品質に問題があったというよりも、子供が乱暴に扱ったためですが…)泣く泣くサヨナラしましたが(;;)/~~~

話がずれてしまいましたが、公文の英語は週2回でおおよそ月額6500円です。

教室によりもよりますが、幼児コースから高校生コースまでと幅広いのも公文の特徴ですよね。

 

公文の英語の効果はどれくらい?

公文公式ホームページによると小学生の英検(3、4級)合格者のうち10,000人が公文の生徒さんとの事。

効果はありそうですね~。

1~2年後に英検5級、2~3年後に英検4級が目指せるとの事です。

英検5級が中学初級程度、英検5級が中学中級程度と考えると、小学生で、中学半分位までの学習ができると思うとなかなかです。

 

公文の英語ってどんな感じ?

公文では他の英語教室が会話中心なのとは違い、冊子・プリント・Eペンシル(発音してくれる優れ物!)を使った自主学習がメインです。

これは英語に限らずどの教科もそうですが、イメージ的には自習です。

先生はそのサポート&お目付け役と言ったところでしょうか?

ここには疑問を持つ方が多くいて、「だったら、本屋で買ったワークを家でやればいいじゃん」という事もよく聞きます。

そうなんです。家で出来ればいらないんです!公文。

乱暴に言うと公文では、子供のお尻を叩いてくれて、その子にあった勉強の予定を計画してくれて、その子の進度にあったプリントを準備してくれる。

そして、たまに教室で勉強することにより、集中力を養い、周りの頑張りを感じてちょっと焦らせる。

という事をしてくれるところだと私は思っています。

家でやろうと思っても、親も忙しいしなかなかできないんですよね。

 

公文の英語って役立つ?

少し話がそれてしまったような気もしますが、公文の英語はそんな感じです。

塾みたいにみんな一斉に同じスピードで勉強していくんではなくて、1人1人の理解度に合わせたプリントがメインです。

それでは、メリットとデメリットについてみてみましょう。

 

公文英語のメリット

自分のペースで勉強できる

先ほども触れましたが、先生が進度・理解度に合わせてプリントを組んでくれますので、自分のペースで無理なく勉強できます。

他の人を気にする必要はありません。

英会話教室だとどうしても周りのみんなと合わせないといけないので、無理がかかるときもあります。

みんなよりちょっとだけ進んでいれば「ちょっと退屈」くらいで済みますが、明らかに我が子の方が進んでると通ってる意味があるのかしら?って思ってしまいますよね。

逆にみんなより理解度が低かったりすると、中には物おじしてしまって英会話教室自体が楽しくなくなってしまうばかりか、英語に苦手意識を持ってしまうなんてことも。

せっかく英語を得意になって欲しいと思って通わせているのに、これでは本末転倒ですね。

公文式はそこの心配はないと言えると思います。

 

ペーパーテストに強い

英会話教室ではどうしても会話中心の所が多いので、文法や単語のスペリング等は自主的にやることとなります。

そうするとペーパーテスト形式では実力を出し切れないときも。

英会話はもちろん大事ですが、現実として学校のテストや受験ではペーパーテスト主体です。

公文はプリントですので、文法・単語等も書くことも多く、ペーパーテストに傾向も似てきます。

また、よく間違える単元などは先生から何度もプリントがでますので、取りこぼしもないです。

英会話ではなかなか出来ない長文読解も、公文では進度が進むとこなすようになるので高校受験にも対応できますね。

 

公文英語のデメリット

先生は英語の先生ではない

これは教室にもよるかと思いますが、必ずしも英語に特化した先生がいるとは限りません。

もちろん、それなりに英語の出来る方がいらっしゃることと思いますが、なかなか追いついていないのが実情ではないでしょうか?

日本語とは違う発達をしている言語なので、根本からわかりにくいといったこともよくあります。

例えばAとThe の違いなど、簡単そうに見えて実はふかーい違いがあったりするので、進むにつれ物足りなくなることもあるかもしれません。

それはそれで、自分で調べる力を養う!と思えればそれもいいのですが。

 

発音・会話が弱い

これは、日本の英語教育の長年の問題でもありますが、やはり自学学習なのでどうしても会話に効果が得られません。

発音もEペンシルに頼っているところがあるので一つ一つの単語はいいと思うのですが、会話文などのつながりで発音やイントネーションが変わるときなどにはなかなか対応できていないのが現状です。

英検には3級から面接がありますので、一次試験はパスしても二次試験で躓いてしまう事も多いようです。

 

楽しくない

ジュニア英会話が楽しそうにワイワイやるのに比べて、やはり公文はコツコツと一人で学習という形になります。

子供の性格にもよりますが、小さい子には楽しめる要素が少ないです。

英会話教室だとクリスマス会やハロウィンなど子供が食いつきそうイベント目白押し、ですものね。

ここは仕方ないかなー。とも思いますが。

 

公文の英語は小学生に効果ある?将来役立つの?-まとめ

公文のメリットデメリットを見てきましたが、個人的には使い分けるのがいいと思います。

例えば、基礎をしっかり公文でやって、英検4級を取得して中学へ。

または、その反対に小さい頃は英会話教室で英語を楽しんで、高学年になったら学習を意識して公文へ。

また、受験に対応したいのか、英会話ができるようになって欲しいのか、などの目標に寄っても変わってくることと思います。

ちなみに英会話と公文の両方を一緒にやると、お互いの弱点をカバーできていいようですよ。

お金と時間が大変ですので、私的にはうーーんですが(;´∀`)

それぞれのメリットをみてお子様に合った英語教室を見つけて下さい!