保育園のお迎え時に泣くのはどうして?帰りたがらない時の接し方

 

子供をもつ親なら多くの方が経験した事があるのではないのでしょうか。

仕事を頑張って終わらせ、急いで子供の待つ保育園へ・・・。

しかしいざお迎えへ行くと、ママの顔を見た途端に子供が泣き出してしまう。

家事をしないといけないから急いで家に帰りたいのに、なかなか帰ろうとしてくれない。

そんな事が起きるとこんな事考えてしまいますよね。

『え?迎えに来ると嫌なの?帰りたくないの?もしかして嫌われてしまった?』

こんな事が頭の中をグルグルとしてしまうのではないでしょうか。

いえ、そういうワケではないんです!

 
  

子供が保育園にお迎えに行くと泣く理由

お迎えに行った時に泣いてしまう理由とは、一体どんな理由があるのでしょう。

そこにはこんな子供の思いがあると思うんです。

保育園というのは、初めは知らないことばかりで子供も緊張してなかなか遊ぶことも難しい場所ですよね。

通い始めた直後は、毎朝ママと離れる時に子供が泣いて辛かったっていう人は多いハズ。

でも一度慣れてしまえば、保育園のように遊ぶものがたくさんある場所は子供にとって楽しくて仕方ない場所になるんです^^

 

子供は、1度遊びだしてしまえば時間も忘れ自分が疲れるまで遊び続けられます。

その楽しい最中に『お迎えだよ~』と声が聞こえ、楽しい時間は途中でお預けになってしまう。

まさにその『楽しい時間をお預けさせられてしまう』、そのことが子供の“泣いてしまう”に繋がってしまうんです。。

私たち大人でも、自分の楽しい時間を取られてしまうのは嫌な気持ちになりますよね。

ただ私たち大人は「仕方ない!」と我慢できます。

しかし子供にとっては、涙を流さずにはいられないほどの一大事なんです。

でもこの子供の行動は、決してマイナスな事だけではないはず。

保育園の遊びが楽しくて帰りたくない・・・そうです!

子供が保育園での生活になじみ、楽しみを見つけたという我が子の成長なんではないでしょうか。

 

そしてもう1つ知っておいてほしい大事なことがあります。

それは子供は“ママやパパと一緒にいたい!”その寂しい気持ちを我慢して保育園へ向かっているのです。

そしてお迎えに行った時、ママの顔を見てその寂しい気持ちが一気にあふれ出してしまう事もよくある光景。

私達だってそうですよね。

気を張っている時に、心を許せる相手が来てくれたらついポロっと・・・なんてことありませんか?

お迎えに行くと子供が泣き出してしまうことは、確かに親にとっては大変なことかもしれません。

でも、子供は子供なりに色んな気持ち、そして色んな理由があってその行動をしているのです。

毎回ではなくていいんです。

ただ少しあなたに余裕があるときには子供と向き合い、そしてその行動にはどんな理由があるのかと言うことに耳を傾けてあげてください。

そうする事でおのずとその子の泣く理由が見えてきますよね。

 

保育園のお迎え時に帰りたがらない時はどうすればいい?

それでは子供のお迎え時に泣いてしまう理由が少しわかったところで、その『家に帰りたくない!まだ遊んでいたい!』という気持ちをどう帰宅への方向へ気持ちを向かわせたらいいんでしょう?

まず気をつけていただきたいのは、その場面に直面した時に焦ったり、ただ怒りつけると言ったことは避けることです。

少し時間はかかるかもしれませんが、子供に『家に帰りたい!』『家に帰ろう!』という気持ちになってもらうようにしていきましょう。

私の経験ですが、例えば『家に帰るとこんな楽しいことがあるよ~』や『ママは今日用事があるから急いで帰らないといけないの。だから一緒に帰ってくれるとすごく嬉しいし、助かるな~』などと言った子供の気が、帰宅の方向へ向くような言葉をかけてあげるようにする効果があります。

それと少し遊ばせてあげられる時間の余裕があるならば、『後〇回だけね~!〇回遊んだら帰ろうね~!』などと言って“終わりはここだよ”と言うことを回数などにして教えることです。

そうすることで子供なりにそのこちらが提示した“終わり”を察し、『帰らなきゃ!』という気持ちになってくれることもあるんです。

ただしどんな言葉をかけるにせよ絶対にウソは言わないでくださいね!(=゚ω゚)ノ

子供は親が思うより賢いです。

そして大人より飲み込みが早いのです。

一度ウソだとわかったら子供はその事に言うこと聞いてくれなくなります。

帰宅の方向に気持ちを向かせるどころか、余計に帰宅したくなくなるでしょう。

なのでウソだけは言わないようにしてくださいね(^^)/

 

保育園のお迎え時に泣くのはどうして?帰りたがらない時の接し方-まとめ

『子供の気持ちを考えて』『焦らないで』『怒らないで』『ウソはつかないで』など言ってきましたが、親だって1人の人間です。

子供の気持ちを考える余裕がないときや、大事な用事があり焦ってしまったり、怒りつけてしまったり、そしてウソをつくつもりは無かったが結果的にウソにつながってしまったりなど・・・。

そんな事はどんな人でもありますよね。

大切なのはそうなってしまった後にどうするかということ。

保育園のお迎え大変なことが多々ありますが、子供も色々と我慢し頑張っているので親も一緒に頑張り、乗り越えていきましょうね(^^♪