引っ越しの時って車はどうする?移動が長距離の場合の運び方

 

春と言えば進学したり、就職したり、新しい生活が始まる季節ですね。

新しい生活をするために引っ越しをする人が多い時期でもあります。

家具や荷物の移動は、引っ越し業者が運んでくれますよね。

しかし車を持っている場合はどうしましょう?

近くに引っ越しする場合は自分で運転したり、家族に運転してもらって移動する事ができます。

しかし遠方へ引っ越しをする場合、運転していくのは大変ってことも多いですよね。

ではどうすればいいのか?

長距離の引っ越しの場合のクルマの取り扱いについてご紹介します!

 
  

引越しするときって車はどうする?

引越しの時って、自分のクルマは自分で運転して移動させるのが基本です。

でも長距離の場合は・・・。

いい機会だから家族であちこち寄りながらのんびり車で行くっていう方もいます。

私の知り合いは、妊娠中の妻と子供たちは飛行機で、夫だけ車を運転して移動してました。

旦那さんんはご自身の希望で食い倒れツアーをしながら移動。

奥さんも妊娠中でなければ一緒に行きたかったようです(笑)

ただ、長距離の運転は自信がない、体力的に不安、時間的に余裕がない。

そんな方も多いですよね。

そんな時は、車を輸送しましょう!

引っ越し業者によっては輸送も扱っている会社があるので、引っ越しの見積もりを取る時に相談してみてください。

ここで注意したいのは、車を輸送すると自分で移動するよりも割高になるケースが多い事です。

引っ越し業者の中に輸送部門がない場合が多いんです。

なので引っ越し業者は下請けを使います。

すると中間手数料が発生するので、割高になる可能性が高くなるんですね。

そこでおすすめの方法は、直接輸送業者にお願いする事です。

でも引っ越し業者と輸送業者、両方に連絡するのが面倒な場合は引っ越し業者でお願いすると良いですよ。

輸送業者にも引っ越し業者と同じように見積もりを取ります。

引っ越しが決まったら、輸送業者の何社か見積もりを取って比較すると良いですね。

車の輸送は場所に寄ってですが時間が掛かります。

なので自分の引っ越しより先に、車の輸送をするケースが多いので、スケジュールもしっかりと確認しておきましょう。

 

引越しが長距離の場合の車の扱い方

輸送業者に車の引っ越しを頼む場合、どのように車を運ぶのでしょう?

誰かが代理で運転するのか?

船で運ぶのか?

キャリアカーで運ぶの?

正解は全てです!

大きく分けて車の輸送には3種類あります。。

一つずつ紹介していきますね!

 

代理運転の場合

輸送業者のスタッフが代行運転して目的地まで運んでくれます。

しかしこのケースは基本的に引っ越し先が近い時に使います。

 

船送の場合

車は自動車専用の船で運びます。

車を長距離移動させる場合に最も利用される方法です。

しかし1日以上は時間が掛かります。

この場合、輸送業者に頼むより直接出航する船送会社に予約した方がコストを抑えられます。

出発地、到着地によって値段が異なります。

船送会社のホームページで確認できますよ。

船送のデメリットは自分で車を港へ運び、到着地の港に引き取りに行かなければならない事です。

もし輸送業者を利用する場合は、業者によって港からキャリアカーや代行運転で運んでくれるので、必ず確認して下さい。

ちなみに東京から沖縄に船送した場合、だいたい4日ほど掛かり、普通自動車で約6万円ほどします。

1つの目安にしてくださいね!

 

キャリアカーで運ぶ場合

陸で運ぶ方法です。

よく荷台部分に車を5~6台載せてるトラックを見かけますよね。

あれがキャリアカーです。

1台用のもあれば、複数台載せられるトラックもありますが、トラックの後ろに載せて運ぶと思って下さい。

この場合、100km以内ですと翌日には届く事が多いのですが、それ以上ですと1週間ほどかかってしまうことが多いです。

そして気になる費用は車種や場所によって異なります。

今回は普通自動車で比較してみました。

関東から関西までで約4万円。

関東から九州まで約6万円。

関東から北海道まで約6万円。

関東から沖縄まで約8万円。

ちなみに関東から沖縄までは1週間ほど掛かります。

 

引越し時の車の運び方で気を付けること

引っ越し業者や輸送業者に頼んだ場合、個人で手配した場合、それぞれで必要書類や必要事項があるので事前に必ず準備しておきましょう。

 

輸送業者に頼んだ場合

まず業者と一緒に車両点検をしましょう。

運ばれた後に傷ができている可能性があるからです。

写真を撮って残しておくのもいいですよ。

そして車のガソリンを空にしておく必要があります。

ガソリンが残っていたら輸送してもらえません。

自分で空にするのは危険なので車関係の業者に頼みましょう。

この辺は輸送業者によって対応が変わる場合もあるので、きちんと確認してくださいね。

また車の荷物は空にし、貴重品などないか最後に車内のチェックが必要です。

 

個人で船送する場合

予約制なので予約していないと船送できません。

必ず事前に予約しましょう。

そして車検証の提出が必要となります。

また、法律上、下記の物を積載していると運送してもらえない可能性があるので気を付けて下さい。

・臭気を発するもの、その他不潔なもの

・鉄砲、刀剣、爆発物等

・貴金属、貨幣等、美術品、骨とう品等

・生動物、植物

・その他運送に不適当と認められるもの

時間通りに出航させるために船送手続き時間は必ず守りましょう!

 

引っ越しの時って車はどうする?移動が長距離の場合の運び方-まとめ

引っ越し先が遠方の場合、お金は掛かりますが、輸送会社に頼めば家から引っ越し先の家まで運んでくれるので一番楽ですね!

無人の自動車専用の船送で運ぶ場合はコストを抑えられるのですが、手間が掛かります。

港から近い場合は不便を感じないかもしれないです。

また自分も乗れるフェリーに車と乗車する方法もありますが、フェリー乗り場が少ないので今回は詳しく書きませんでした。

お近くにあればラッキーです!

ただ停泊する事もあるので時間が掛かりますね。

せっかく買った愛車の引っ越しなので、どの運び方でも必ず車両点検をしておくことが大切です。