日傘のUVカットにも寿命 紫外線カット効果の持続期間は何年?

 
夏になると日傘が街の中を彩りますよね。

最近の日傘はデザインや柄も可愛いものが多くて、お気に入りのマイ日傘を持っている人も多いのでは?

そんなマイ日傘、何年使ってますか?

日傘にも寿命があるって知ってますか?

もしかしたら、マイ日傘はすでに寿命を迎えてるかもしれません。

今回は、日傘の寿命と寿命の延命方法についてご紹介しますね。

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日傘のUVカットには寿命があるんです

日傘ってもともとは日除けのためでしたよね、確か。

でも最近はUVカットされている日傘が大半です。

これは、紫外線吸収剤や紫外線反射材などの薬剤を使って、紫外線をブロックしてくれているからなんです。

で、その紫外線をブロックするための薬剤の使い方が2つあります。

まずはUVカット素材

これは、製品の素材そのものに、紫外線吸収剤などを練りこんだりしています。

そのため劣化しにくい、というかほとんど劣化しません。

あ、もちろん生地が破れたりしたら、そこから紫外線は入り込んできますよ。

劣化しないから、生地が色褪せしてきても充分に使えるレベルです。

まあ、その状態の日傘を使いたいかどうかは別問題ですが(笑)

劣化しにくいため、その分お値段は高めに設定されていることが多いです。

もう1つがUVカット加工

最近はこちらが主流ですね。

これは、完成した製品に、薬剤をコーティングしたり染み込ませています。

後から加工しているため、徐々に薬剤が落ちていってしまいます。

いわゆる経年劣化。

UVカット加工の日傘を買う場合は、そのうち買い替えすることを前提で買いましょう。

 

日傘の効果は持続する期間は何年くらい?

では日傘の紫外線カット効果が持続する期間は、どれくらいなんでしょうか?

UVカット素材は、さっきも書きましたが経年劣化は気にしなくてもいいレベルです。

問題は、UVカット加工の日傘ですね。

これは、一般的に2~3年と言われています。

ものによっては、夏の紫外線ピーク時にワンシーズン、フル稼働させた場合、1年で効果が半減する日傘もあります。

さらに使い方によっては、寿命を加速させてしまうことも。

それがこんな使い方です。

  • 雨傘として使う
  • 水洗いする
  • 強くこする
  • 洗剤を使う
 
つまり水、洗剤、摩擦に弱いというわけですね。

(雨の日の雨傘としても使いたいのであれば、晴雨兼用を使ってくださいね。)

となるとクリーニングに出すときも気をつけなければいけません。

単にクリーニングする(綺麗にする)だけでは、せっかく綺麗になってもUVカットとしての寿命を縮めてしまうことに。

でも最近のクリーニング屋さんは、UVカット加工をしてくれるお店も多いですよね。

そういう場合は安心して出すことが出来ます。

ただこうなると、日傘をきれいに保つことって難しいですよね。

だって洗えないってことですから。

いくら晴れてる日にしか使わないと言っても、排気ガスや大気中の汚れが付着していきます。

やっぱり気になりますよね。

実はそのための対策があるんです!

そしてそれは、寿命が短いUVカット加工の日傘を延命させることにも繋がります。

 

日傘の効果をキープするためにスプレーは有効?

日傘のUVカット寿命を延命させる、もしくは洗って効果が落ちてしまった日傘を生き返らせる(どっちも同じですね・・)

そんなことが出来ると思いますか?

出来るんです!

それがUVカットスプレーを使う事。

お肌に直接吹き付けるお肌用ではなく、衣類用のUVカットスプレーを使います。

これで日傘に万遍なくスプレーしましょう。

これだけで、UVカット効果が落ちた日傘を生き返らせることが出来ます。

ただ、相性が悪いと色落ちや変色してしまう可能性もあります。

最初は目立たないところで試してくださいね。

コツはまんべんなくスプレーすること。

そして月に1~2回を目途にスプレーしてあげます。

日傘のUVカットにも寿命-まとめ

お気に入りの日傘だからといって、何もしないで長く使っていたら紫外線を浴びまくってたということになってしまいかねません。

長く使い続けたいのであれば、最初からUVカット素材を使った日傘を買うか、スプレーで延命させるかしてくださいね。

そして、紫外線は空からだけでなく、あちこちで跳ね返って360度全方位攻めてくるものです。

日傘だけで安心せずに、必ず他の紫外線対策と併用してください!

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