江戸時代の笑いをテーマにした「江戸の戯画」展が、大阪市立美術館で開かれます。
鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで人気の作品が集まりますよ!
そんな江戸の戯画展の前売り券・当日券などのチケット情報や見どころ、混雑状況をこちらでご紹介しますね。
大阪市立美術館で江戸の戯画展の日程と見どころは?
この春大阪市立美術館の特別展「江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」が開催されます!
会期: 2018年4月17日(火)~6月10日(日)
【前期】4月17日(火)~5月13日(日) /【後期】5月15日(火)~6月10日(日)
※会期中展示替えあり。
場所: 大阪市立美術館 特別展示
時間: 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(4/30は開館)
「戯画」というのは、オモシロイ絵のこと。
カリカチュアな風刺的に描いたり、何気ない日常生活を滑稽に描いたり。
絵について詳しくない人でも、リラックスしてくすっと笑える展覧会ですよ!
今回の展覧会のキーワードは「鳥羽絵」
鳥獣戯画をルーツとするその特徴的な絵のタッチは、江戸時代に大坂を中心に人気を博しました。
やがてその人気は大坂だけではなく、江戸の浮世絵師である北斎や国芳、暁斎にまで大きな影響を与えたんだとか。
しっかりと大坂の笑いの文化が育っていったのが戯画で追えるんですよ( ´艸`)
北斎の「北斎漫画」や暁斎の蛙の擬人化で長州征伐を表した「風流蛙大合戦之図」、国芳の金魚の擬人化がほっこりする「金魚づくし」など、人気の戯画も集まります。
ただ会期中、前期と後期で展示替えがあるんですよ。
前期と後期で見られる絵が変わってくるんですね。
例えば、暁斎の「風流蛙大合戦之図」は後期の展示で、しかも5月29日~6月10日だけ。
今回、世界で初めて国芳の「金魚づくし」の全9点が一堂に揃うのも見逃せないのですが、この「金魚づくし」全9点集結は前期展示のみ。
両方見たい方、時間の許す方は、前期と後期でそれぞれ訪れたいところですね。
もちろん上記2点以外にも展示内容は変わるので、複数回訪れても十分に楽しめると思いますよ!
ちなみに、この「江戸の戯画展」は巡回の予定がないので、大阪市立美術館を訪れるしかありません・・・
ベルギーからの里帰り作品も多く、これを逃すと日本でまた見られるのはいつのことやら?!
約280点の見ごたえたっぷりの戯画たちで、江戸時代のユーモアに存分に浸かりましょう。
大坂で栄えた昔の笑いを、現代の大阪の地で見られるなんて、なんだか余計に楽しみですね^^
大阪市立美術館で江戸の戯画展のチケット料金 前売り券はある?
当日券のチケットの料金は一般1,400円、高校生・大学生 1,000円。
中学生以下は無料ですが、残念ながら65歳以上のシニア割引はありません・・・
もちろん、前売り券はありますよ!
前売り券の料金は一般1,200円、高校生・大学生800円と、当日券より200円お買い得です。
2018年1月17日(水)から販売開始、会期前日4月16日(月)まで買えますよ。
もう絶対行く!と予定を決めている方は、購入しておきましょう!
当日、チケットを買うのに並ぶということもなくなります。
チケットは、チケットぴあ(Pコード:768-816)、ローソンチケット(Lコード:56475)、近鉄駅営業所のほかに、京阪神の主要プレイガイドや主要コンビニエンで買えます。
ちなみに・・・こちらの「江戸の戯画」展のチケットの半券を見せると、「あべのハルカス美術館」で4月24日から6月24日で開催されている、「ボストン美術館名品展浮世絵鈴木春信」の当日券を100円引で買えるんです。
「江戸の戯画」展を見た後に、まだ余力のある方はあべのハルカスへ向かって、展覧会三昧してもいいかもしれませんね♪
大阪市立美術館で江戸の戯画展の混雑状況は?
まだ展覧会が始まっていないので今は何とも言えませんが・・・。
戯画って、絵に詳しくない人や子供でも純粋に楽しめる、笑えるということで人気が出るのではないかと予想しています。(中学生以下無料ですしね!)
特に、会期の前半には、世界で初めて人気の国芳の「金魚づくし」の全9点が揃うということで、注目が集まっています。
(※幻の10作目があるのではないかという話もありますが・・・)
しかも、その前半は4月17日から5月13日まで、とゴールデンウィークをカバーしてるんです。
ゴールデンウィークの4月28(土)から日5月6日(日)はそれなりの混雑が予想されます。
入館待ちが出るほどの人気なるかどうかはわかりませんが、会期中にメディアに取り上げられれば来客数が伸びる可能性も。
せっかくなので混雑を避けたいですよね。
ということで、少しでも混雑を回避する方法を載せておきます。
まず、先ほども言いましたが、ゴールデンウィーク期間中はもちろん土日祝日を避けるということ。
また、国芳の「金魚づくし」が一番の目玉なので、お目当てがそれではないなら、「金魚づくし」の展示が終了した会期後期の方が比較的混雑が少ないのではないかと。
とは言いますが、一般的には展覧会は会期日程の後ろの方になるほど、認知度が増したり、口コミを聞いて行きたくなる人が増えるのが一般的。
となると、会期開始直後からゴールデンウィーク前、もしくは後期会期直後が狙い目だと思います。
次に、おすすめ時間帯としては、開館時間前から並ぶ朝一番か、平日の16時以降です。
平日16時以降は比較的スムーズには入館できると思いますが、17時閉館なので観覧時間が少ないのが難。
朝一番は少々開館に並ぶかもしれませんが、指紋や汚れがベタベタついていないキレイなショーケースで見られるので、気持ちが良いというプラスアルファな要素もありますよ!
ちなみに、入館待ちが出るほどの人気になってしまった場合、上記日程や時間帯で工夫する以外にも、チケットを前もって入手しておくことを忘れないようにしましょう。
当日券だって美術館で買う必要ありません。
美術館に向かう途中で購入しておけば、チケット購入にかかる時間を節約できます。
大阪市立美術館で江戸の戯画展 前売り券チケットから混雑状況、見どころ-まとめ
鳥羽絵から始まり、北斎、国芳、暁斎の作品が一堂に集まる「江戸の戯画」展。
シュールだったり、ほっこりしたり、風刺的だったり、クスッと笑える「江戸の戯画」で、楽しい一日になると思いますよ。
ベルギーからの里帰り作品も多いので、ぜひ見逃さないようにしてくださいね♪