桜の日本三大名所の1つ、青森県弘前市の弘前公園の桜。
毎年ニュースでも話題になりますよね。
そんな弘前公園の桜がピークを迎える見ごろ時期とインスタ映えする撮影スポットをご紹介します。
また隠れスポットしても人気の「ピンクのハート」の場所もこっそりをお教えしますね(^▽^)/
弘前公園の桜が見ごろ時期を迎えるのは?
青森県弘前市の弘前公園は、日本三大桜名所の1つとしても有名で毎年多くの観光客で賑わいます。
弘前公園の桜が見ごろを迎えるのは4月下旬から5月上旬ごろなので、ちょうどゴールデンウイークに重なるんですよね。
そして開花にあわせて弘前さくらまつりが行われるので、ますます多くの人が桜を楽しみます。
桜と言えばソメイヨシノを思い浮かべる人も多いと思いますが、実はソメイヨシノの寿命って60~80年と言われています。
ですが、弘前公園では樹齢100年を超す桜がなんと300本以上もあり、まだまだ元気に見事な花を咲かせて私達を楽しませてくれてます!
日本最古のソメイヨシノもこの弘前公園にあって、まさに圧巻の姿。
もちろん桜はこれだけでなくて、約50種、2,600本の桜の木が立ち並んでいますよ♪
ちなみにここの桜の剪定は、「りんご」の剪定方法にならって、“桜守”と呼ばれる方たちが手入れをしているんですが、この剪定方法は全国から桜の管理者が参考にするほどなんだとか。
何が独特かというと、桜を縦ではなく横に伸ばすように剪定するので、目線に近いところで桜を楽しめるんですよ。
さらに弘前公園の桜は一つの花芽からたくさんの花が咲くので、一枝一枝に余計にボリュームがあり、迫力があります!
弘前公園の桜がインスタ映えする撮影スポット
弘前公園の桜は、とうぜんフォトジェニックというかインスタ映えする撮影スポットがたくさんあります。
そのなかでもここはぜひ!っていう場所をご紹介しますね。
まずなんといっても、弘前公園の桜と言えば桜のトンネルです。
およそ300mに渡って、西濠の両岸には桜がところ狭しと植えられています。
特におすすめなのが、晴れた日の夕方!
オレンジ色に光り輝く夕日に照らされた桜は、本当に美しいですよ。
またさくらまつり期間中は60分1000円でボートの貸し出しがあり、いつもと目線を変えてボートから見上げる桜も格別です。
さらに夕方花見に行くのであれば、ライトアップにも注目してみてください。
西濠には弘前公園中央へ渡る春陽橋がかかってますが、ライトアップされている時のここからの風景は幻想的です♪
鏡面のような水面に桜が写る姿は、まさにフォトジェニックですよ。
満開の時期が過ぎてくると、西濠の水面に無数の桜の花びらが浮かびます。
これは「花筏」と呼ばれいて、まるで桜の絨毯のよう!
この中をボートで抜けるのも風流なんですが、それを上から撮影すればこれまた画になりますね^^
西濠の1つ内側にある蓮池ですが、西の郭の蓮池の傍の方から二の丸跡へ続く坂道にも、立派な桜並木があります。
こちらは坂の下から桜並木を見上げる形が見応えがあるし、いい撮影スポットにもなりますよ!
内濠にかかる下乗橋から桜と天守閣を眺めるのは弘前公園お馴染みの光景ですが、今は石垣の修繕工事で天守閣がお引越し中のため見られません。
土台の修理のためにお城がまるっとそのまま移動されたんです。
10年計画での工事なので、お城が元の位置に戻ってくるのはまだしばらく先のお話。
その代わりと言ってはなんですが、天守閣が移動された場所は岩木山がバックに見られる場所になっています。
岩木山は津軽富士とも呼ばれ富士山のように美しく、桜の時期の山頂は雪がまだ積もっています。
下乗橋と一緒の写真は取れませんが、桜と天守閣と岩木山のセットを一枚に収める事ができますよ。
工事中限定の姿を、ぜひ一枚記念に撮影しておいてくださいね。
弘前城天守閣に登る方は、ぜひ上からの姿も撮影してくださいね。
ソメイヨシノや枝垂れ桜などの様々な桜と岩木山を遮るものがない状態で拝めます。
これもこの修繕工事中限定の光景なので貴重ですよ!
あとはぜひ注目してほしいソメイヨシノの木をご紹介しますね。
まずは公園のほぼ中央、二の丸の東内門と旧弘前城与力番所との間にある日本最古のソメイヨシノ。
高さが9mあり、幹の周りは4.1mにもなります!樹齢は136年!
平均寿命を優に超えた歴史を感じさせる見事で立派な木は見逃せません。
そして三の丸にある日本最大幹のソメイヨシノもぜひ。
公園東側の弘前中央高校前の公園入口から入り、「みどりの協会」の裏手にあります。
こちらも、もしかしたら日本最古のソメイヨシノと同じ樹齢?!とも言われているんですが、実ははっきりしたことはわかってないんだとか。
わかっているのは桜の木とは思えないほど立派な幹であること。
日本最古に認定されている二の丸と並んで被写体として外せませんよ!
弘前公園の桜 ハートの場所はどこにある?
弘前公園に行ったら、隠れスポットとして注目を集めている「ピンクのハート」を見たいっていう方も多いですよね。
夏も冬もハートは見られますが、ピンクになるのはサクラの時期だけ。
桜の枝が偶然組み合わさって出来たハートが空に浮かんでいます。
葉っぱが落ちてしまった後でも、雪が積もればハートは現れるんですよ♪
空に描く 緑のハート
夏色グラフィティ2017.07.20 弘前公園 pic.twitter.com/CMfVDsWsQf
— 芽 衣 (@reminiscencemei) 2017年7月22日
2015年に偶然見つかった隠れスポットで、恋が成就するかどうかは分かりませんが人気スポットには違いがありません(笑)
ノーヒントで探すのも楽しいかもしれませんが、地元じゃない方はなかなか滞在時間も限られてますもんね。
ヒミツの場所を教えちゃいます。
自力で探したい方は読み飛ばしてくださいね( ´艸`)
「桜のハート」の場所はずばり、弘前公園南側の市民広場から「杉の大橋」を渡り、「南内門」を通って左手に少し進んだところ。
そちらから天守閣方向である北を向かうと、桜の枝に囲まれて出来た「ハート」の空を眺めることができます。
下を見て歩いていると見逃してしまうので、上を見上げて探しましょう!
近くには“ここから見上げると「ハート」に見えますよー”という印に、切り株の上にハートマークが乗ってます。
桜のピンクに包まれた青空ハートも良いですが、ライトアップされたロマンチックな雰囲気もまた素敵なので、カップルや夫婦で眺めるのにおすすめですよ(*´▽`*)
弘前公園の桜見ごろ時期と撮影スポット ハートの場所はどこにある?-まとめ
弘前公園の桜は本当に見事です。
ただし、シーズン中は毎年200万人以上の人出となるため、混雑も覚悟して行きましょう^^;
でもそれだけの価値はあると思いますよ(^▽^)/