個人事業主になって今年から確定申告デビュー!
となると会計ソフトが欲しけど、定番はMFクラウド、弥生(やよい)、freeeの3つ。
この中のどれかにしようと思うけど、どれが一番おすすめなわけ?使い勝手は?
気になりますよねー。私もそうでした(笑)
私は実際に3つとも使ってみたうえで決めたんですが、その時の実際の使用感というか感想をご紹介します。
どれがいいんだろうってお悩み中のあなたの背中を押させてください^^
あ、ソフトは全てクラウド版を使ってます。
個人事業主の定番ソフト MFクラウド、弥生(やよい)、freeeを使ってみる前に
まずは私の状況から説明しますね。
現在の状況
開業届、青色申告承認申請書提出済み→青色申告必須。
会計については詳しくはないけど、経費とは何ぞや、売上とは何ぞやのようなことは分かる。
携帯代は通信費、参考書は図書費、プリンターや文房具は消耗品費・・・のようなある程度の勘定科目は分かる(全てわかるわけではない)
所得税の計算方法なんかについては人事部の経験があるので、一応理解している。
複式簿記での仕訳方法はさっぱり分からない(貸方と借方が未だに区別つけられない)
今後の目安
今後長期にわたって個人事業主でいるつもりなので(笑)、毎年青色申告が必要。
自分が頑張って稼いできたお金の流れ(確定申告とか税金とか)は、理解できるようになりたい。
要は、分からないこともその都度調べて勉強しているつもり!
っていう感じです。
今は知識ゼロではないけど、分からないことが一杯あります。
でもちゃんと勉強して分かるようになる!っていうところですね。
こんな人が会計ソフトを選ぶとしたらどれを選ぶんだ?っていう目で読み進めてくださいね^^
ちなみにこの記事で書いていることは、あくまでも日々の作業をする時の使用感を中心としています。
値段や機能の比較、初期設定の分かり辛さ(分かりやすさ)などは、ここでは考慮しません。
そうではなくて、毎日とか毎週やっていくことになるルーティンの作業を、ストレスなく行えるのはどのソフトなんだろうっていう視点です!
個人事業主の定番ソフト MFクラウド、弥生(やよい)、freeeを使ってみた
freee
まずはfreeeの個人事業主向けソフトから。
よく言われるのが「会計の知識がゼロの人でも使いやすい」ってことですよね。
これをまさに表しているのが、お金の取引を入力する時の画面です。
こんな風に「飲食費」「営業関連の支払い」「物品の購入等」なんて、会計知識ゼロの人もどれを選べばいいかが分かるようになっています。
「物品の購入等」を選ぶと、「消耗品費」「新聞図書費」・・・とさらに分かれて、それぞれのところには「日用品・事務機器など」みたいに説明が書かれています。
このメリットは、この消しゴムの勘定科目は何なんだろう?って悩まなくていいところですね。
その他の入力項目も、カーソルを持っていけば説明がポンって出てきます。
これがfreeeの最大の売りだと思います。
その他、銀行データの取り込み・同期や確定申告の準備も、画面の指示に従って進めていけばいいので初めてでもそこまで戸惑いません。
また画面の右上にヘルプページへのリンクが常にあるんですけど、今開いているそのページに関するヘルプが優先的に表示されるようになってました。
動きも早さもサクサクとしていて、そんなに不便には感じなかったですね。
おススメ!freee
やよい青色申告オンライン
freeeに対して、やよいシリーズは中級者向けっていうのがよく言われることですよね。
スクリーンショットを取り忘れてしまったんですが(涙)、やよいでは勘定科目のところには「消耗品費」「新聞図書費」・・・みたいに科目名がズラズラッと並んでるだけです。
ただその横に簡単な説明は書かれています。
通信費の横には「電話・インターネット料金・はがき代など」といった感じに。
freeeほど直感的な分かりやすさはないですが、どれを選んでいいのか分からずにチンプンカンプンっていう状態は避けられると思います。
画面もすべてシンプルで必要なものが凝縮されている感じ。
そして会計関連のソフトでは老舗というだけあって、帳票類やレポートの種類は充実しています。
よく「やよいは動きがもっさりしている」とか「遅い」っていうコメントを見かけますが、私が使っている限りでは特に不便は感じませんでした。
このへんはその人のネット環境とか使ってるPC、もっと言えば個人の性格(せっかちだったり、のんびり屋さんだったり 笑)も影響してくるので何とも言えないところですねー。
おススメ! やよいの青色申告オンライン
MFクラウド確定申告
最後にMFクラウド確定申告です。
この3つの中では一番上級者向けだと思います。
勘定科目も説明は一切ありません。こんな感じで。
どこに分類していいか分からなければ調べるしかありません。
勘定科目以外でも説明はほとんどないですし、会計知識ゼロの人がこれをポンと渡されてもオロオロするだけかもしれません(;^ω^)
一番、素っ気ないというかプロに徹してるのがMFクラウド?(笑)
おススメ!自動化で80%以上の時間削減 マネーフォワード クラウド確定申告
個人事業主の定番会計ソフト MFクラウド、弥生、freeeを使ってみた結果
銀行との連携やデータの取り込み、確定申告書類の作成、早さや動きのもっさり感/サクサク感などは、どれも似たようなもんだと思います。
そういった部分での決定的な違いは、私は感じられませんでした。
そして私は次の3つの理由でMFクラウドを選択しました。
1. 個人事業主は会計の知識を持つべき
私も会計の知識レベルはまだまだなので、MFクラウドでは分からないことが多々あります。
その都度調べないといけないんですが、でもそれって最初だけなんですよね。
日々のルーティン作業なんて、最初に覚えてしまえばあとは特に考えないでも進めていけます。
これは知識ゼロの人だって同じです。
単純に最初に調べないといけない量が多いか少ないかだけで、最初の数か月を乗り越えればどれも変わりません。
そして個人事業主は会計の知識を持っているべきっていうのが、私の持論です。持論って大げさですけど(笑)
税理士に丸投げするのはいいけど、それでも「分からないから丸投げ」ではなくて、「効率化のために丸投げ」でいたいなと。
自分で稼いだり使ったりしたお金なのに、どういう根拠でこういう風に分類(仕訳)されて、どういう計算で税金がこうなった。
なーんていうのは、やっぱり知っておくべきだと思うんですよね。
極端な話、税理士だって人の子だから間違えるかもしれないし、良からぬことを考えてしまう人だっているかもしれないし。
最後の最後は自分の知識が砦って言ったら、大げさでしょうか?(;^ω^)
2. ネットで調べたり将来的に税理士の相談したりする時に共通認識を持ちたい
分からないときって、ネットで調べたり税理士に相談したりしますよね。
そこで調べた情報をもとに会計ソフトに反映させるとき、freeeは分かり辛いと思います。
freeeって「会計知識ゼロでも大丈夫!」っていうだけあって、独自色が強いって感じてます。
初心者でも自力で確定申告書類の作成までできる、素晴らしいソフトっていうのは事実だと思います。
だからこそクラウド版会計ソフトの中で、圧倒的なシェアを誇ってるわけで。
でも会計知識がついてきたりすると、それが使いづらさを招くんじゃないかなーって感じてます。
少なくても私にとっては。
ネットで調べたり税理士に聞いたりする時の共通言語は、会計用語です。
でもfreeeではその会計用語では難しいから、もうちょっと簡単にしようね♪っていう発想なので共通言語になり辛いんですよね。
実際に、私がお試しで使っていた期間ですでに多少のストレスは感じました。
勘定科目がすでに分かっている時に、それがどこにあるのかが逆に分からないんですよ(;’∀’)
そういった意味で、私はfreeeは選択肢から外しました。
3.単なる好み(笑)
この時点で私にとっては、MFクラウドかやよい青色申告ンラインの二択ですよね。
正直どっちでも変わらないです(笑)
将来的に税理士さんに丸投げするとしても、この2つどちらかを使っていればスムーズにデータの受け渡しとかも出来る可能性が高いです。
少なくても私にとっての決定的な違いはありませんでした。
単純にMFクラウドの方が私好みだったっていうレベル( ´艸`)
この2つだったら、使用感は気にせずに機能面や値段、サポートといった部分重視で決めても大丈夫だと思います。
個人事業主の定番会計ソフト MFクラウド、弥生、freeeを使ってみた結果-まとめ
今回は個人事業主向けの定番会計ソフト(クラウド版)の使用感について比較してみました。
ソフトの出来っていう意味ではどれもよく考えて作られてるし、とても優秀だと思います。
単純に私の個人的な価値観や感想の結果が、MFクラウド確定申告だったっていうことですからね^^
あなたの会計ソフト選びの参考になれば嬉しいです♪