レアンドロ・エルリッヒ展in森美術館の混雑状況と見どころ、チケットをご紹介

 

現代美術作家のレアンドロ・エルリッヒ展が、東京の森美術館で開催されます。

エルリッヒといえば、金沢21世紀美術館の「スイミング・プール」が有名です。

初期の作品からこの個展のために制作された新作まで、彼の24年に渡る活動の全容を紹介する過去最大規模の個展。

それだけでなく展示作品の内、8割が日本初公開!

私達観客が体験することで完成する、参加型の作品が多い展覧会です。

見どころや前売り券などのチケット情報、さらに待ち時間を含む混雑状況の予測などを詳しくご紹介していきます。

 
  

レアンドロ・エルリッヒ展in森美術館の見どころ

レアンドロ・エルリッヒ展: 見ることのリアル
会期: 2017年11月18日(土)~2018年4月1日(日) ※会期中無休
時間: 10:00~22:00(入館は21:30まで、火曜のみ最終入館16:30、閉館17:00)
場所: 六本木ヒルズ森タワー53階 森美術館
最寄駅: 東京メトロ日比谷線、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅

 
エルリッヒの作品は、とにかく創造性に溢れていて「不思議」や「驚き」の連続です。

また絵画や彫刻と違って、観客である私達がそこに参加することで完成する作品もたくさん。

正直、現代アートって聞くと少し身構えてしまうんですが、これは純粋に楽しい!って言えるんです。

日本初公開の作品も多く、エルリッヒの新作も出展されていて、見ていてワクワクが止まらないこと確実ですね。

また写真撮影も可能なので、自分が作品の一部となって「完成」した状態で写真を撮ってもらいインスタにアップすることも。

これぞまさにインスタ映えです!( ´艸`)

出展作品約40点のうち、少しだけご紹介しますね。

 
「建物」(新バージョン)
建物シリーズはエルリッヒの代表作。

テレビや映画などで、屋根に指だけひっかけてぶら下がってるシーン見かけますよね。

足の甲だけを支えに逆さまにぶら下がったり。

現実にやろうとしたら、よっぽどの筋肉隆々とした人でないと自分の身体を支えられないハズ。

でもこの作品ではそれが可能なんです( ´艸`)

指一本でぶら下がったり、壁をひょいひょいとよじ登って行ったりしてる姿を写真に撮ってインスタグラムやTwitterにアップしちゃってください。

もちろん裏でワイヤーに支えられているなんていう仕掛けはありません。

秘密は会場で確かめてみてくださいね♪

 
「教室」(新作)
今回の展覧会のために制作された作品です。

少子化や人口の都市集中の影響で、廃墟となってしまった教室が作品になっています。

そしてその廃墟の教室に、亡霊となったあなたが映りこみます。

亡霊の恰好をして廃墟の中に入っていくんじゃないですよ。

あなた自身は教室の中にいませんが、亡霊としてそこにいるかのように見えてるんです。

ディズニーランドのホーンテッドマンションに、そういう感じのところありましたよねー。

 
「試着室」(日本初公開)
試着室と言えば姿見は欠かせませんよね。

そして鏡と鏡を向かい合わせにすれば、鏡の中にさらに試着室が広がっていきます。

ここまでは想像できます。では、この試着室に自分が紛れ込んだら?

鏡の中にも自分の姿が映りこんでるハズですよねー?

なのにこの作品では・・・

 
どれもこれも驚きに満ちて、楽しい作品であること間違いなしですよ!

 

レアンドロ・エルリッヒ展in森美術館の混雑状況や待ち時間の予測

最近の展覧会人気はすごく、あちこちで数十分以上の入場待ちができてますよね。

ではこのエルリッヒ展の混雑はどうなるでしょうか?

まだ会期が始まっていないのであくまでも推測になってしまいますが、森美術館が混雑で入場制限をする(入場待ちができる)ことはあまりありません。

今回のエルリッヒ展も、連日50分、60分の入場待ち!みたいなことには、なかなかならないと思っています。

ただしこれはあくまでも推測で、実際にどうなるかは分かりません。

特に今回は、自分が作品の中に紛れ込んでるところを写真に撮ってインスタにアップ!なんてことも気軽に出来るので、口コミが広がって人気が出てくるなんてこともあり得ますよね。

実際の混雑状況は、会期が始まったら随時こちらでお伝えしていきます!

 
ただし1つだけ注意したいことがあります。

それは森美術館へのアクセスする途中が混雑しやすいこと。

森美術館は六本木ヒルズ森タワーの53階にありますが、一つ下の52階に森アーツセンターギャラリーと東京シティビュー(展望台)があります。

52階と53階に行くには専用エレベーターを使っていくんですが、まず流れを簡単に書いてしまいますね。

地上2階にある「ミュージアムコーン」が52階と53階への地上入り口です。

そこから3階の「チケットカウンター」へと向かいます。 これは事前にチケットを買った人も、まだの人も同じ。

前売り券を持っている人は、ここのチケットカウンターで入場券と引き換えます。

この入場券を持っている人だけが、奥にあるエレベーターで52階、53階へと上れる仕組みなんですね。

問題はこのチケットカウンターからエレベーターまでの流れ!

森美術館自体は混んでいなくても、52階の展望台や森アーツセンターギャラリーに行く人たちで3階が混んでいると巻き込まれます(;^ω^)

どこに行くのかによって列が分かれて交通整理してくれる日もありますが、混んでる日はどうしても影響を受けてしまうと思ってください。

少しでも影響を避けたいときは、火曜日以外の19時以降に行きましょう(火曜は17:00閉館です)

森アーツセンターは20:00閉館なので、19時以降は人がぐっと減るんですよね。

展望台に行く人はいますが、それでも混雑は少なくなります。

19時に入館しても、エルリッヒ展は22時までなので充分時間がありますね^^

2017.12.25追記
この週末は60分以上の入場待ちでした。クリスマスだからっていうのも影響していたとは思いますが、冬休み期間に入ったし今後も混雑は続きそうですね(;・∀・) エレベーターやチケット売り場は下の階で行われているドラえもん展と共通なので、混雑はさらにひどくなりますのでご注意!それでも相変わらず満足度は高いですよー!

2017.12.9追記
いよいよ混み始めてきました。今日は午後に40~50分待ち状態。週末だからってのも大きかったとは思いますが、若い人多く来るだけに午前中の方が狙い目かも?

 

レアンドロ・エルリッヒ展in森美術館のチケット

チケット料金は、一般1,800円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円、65歳以上1,500円です。

一般のみ2018/4/1までチケットぴあで1,500円で購入可能です!

あ、あと主なコンビニのチケット端末からも購入可能です。

一般以外の方は、森ビルのチケットカウンターで購入した方が安いですね^^

一般に当てはまる方は、ぜひ森タワーに行く前にチケットをゲットしてから向かいましょう!

 

レアンドロ・エルリッヒ展in森美術館の混雑状況と見どころ、チケットをご紹介-まとめ

日常に潜む窓として、新しい世界に目を向けさせ、現実の構造や成り立ちについて考察を促す

エルリッヒ氏が自分の作品について語った言葉です。

ぜひ彼の作品を見て、参加することでエルリッヒの世界観を感じてみてください(^^♪