良いお年をって上司に言う?言われたらなんて返す?いつ言うのがマナー?

 

12月に入ると世間はもう年末モード。

仕事でも年末の挨拶周りなどで忙しくなりますよね。

そして年末と言えばお決まりの「良いお年を」という挨拶言葉があります。

でもこれって、友人同士や同期間だったら何とも思わないけど、上司や取引先、目上の人に言うのは失礼にならないのかな?

上司に「良いお年を」って言われたら、なんて返すのがいいんだろう?

「良いお年を」っていう挨拶はいつどこで言うのが常識?

こんな風に考えたことないですか?

普段意識してなくても、ふと「あれ?いいんだっけ?」って思ってしまうんですよね。

すべて一気に解決してしまいましょう!(^▽^)/

 
  

良いお年をと上司や目上の人に言うのは失礼に当たらない?

まず結論を先に言いますね。

上司や取引先、もしくは目上の人に年末の挨拶で「良いお年を」というのは失礼ではありません!

ただし、このまま言ったのではだめです。

この良いお年をっていうには、一種の省略形なんですよね。

というか、丁寧な言い方、敬語があるというべきなのかな?

良いお年をお迎えください

これが「良いお年を」って上司や目上の人に言いたいときに使える文言です。

良いお年をって言っていいのは、友達や同期など同年代の仲のいい相手に対して。

目上の人に言ってしまうと失礼になります。

どうぞ良いお年をお迎えください。

良いお年をお迎えくださいませ。

こんな感じで伝えれば、失礼にはなりません。

むしろ年末なのにこういう挨拶がなかったら、そっちの方が失礼になってしまうかも(;^ω^)

 

良いお年をと言われたらなんて返すのが正しい?

では逆に、上司や取引先の人から言われたらどう返すのがいいんでしょう?

ありがとうございますってお礼を言う?

違います!

これだと上司に「おつかれさま」と言われて「ありがとうございます」、もしくは「おはよう」と言われて「ありがとうございます」と返すようなもの。

もちろんお礼を言うのはいいんですが、その後に必ずあなたも相手に良い年を迎えてほしいと思っていることを伝えましょう。

部長(〇〇様も)どうぞ良いお年をお迎えください。

だけでもいいですし、もう少し丁寧に

ありがとうございます。部長(〇〇様も)どうぞ良いお年をお迎えください。

と返してもいいですよね。

ちょっと変化球でこういうのもあります。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

「良いお年を」に対する返事としてはちょっとずれてしまっていますが、年末の挨拶としてはおかしくないです。

たとえば相手の方が今年不幸があったりした場合は、こちらの方がふさわしいこともあります。

(喪中の方に「良いお年を」って言ってはダメなわけではないですよ!)

でも一番いいのは、相手に言われるより前にあなたから挨拶することですよー( ̄▽ ̄)

 

良いお年をっていつ言うもの?いつまで使ってOK?

さてこの「良いお年を」って、実際のところいつ使うんでしょう?

師走(12月)に入ったら使ってもいいんですが、実際のところは12月の半ばとか20日くらいから使い始める人が多いですね。

社内の人であれば、これは仕事納めの日に使います。

同じ部署だったり席が近い人は帰り際に、社内で年末の挨拶回りをするのであればその時に伝えましょう。

取引先などの場合は、年内最後の打ち合わせで全てが終わって帰る時に言います。

12月20日くらい以降と書きましたが、例えば12月の頭に打ち合わせが入っていて、多分もう新年まで会わないだろうっていう時は言っても構いません。

ただ一言、「年内はもうお会いしないと思うので」とか言ってから「良いお年をお迎えください」と伝えるとスマートです(*´▽`*)

 
では11月に会うのが年内最後になりそうなときは?

この場合は伝えてもいいんですが、相手もまだまだ年末モードではないですよね。

私も長いこと社会で働いてきましたが、11月中に「良いお年を」って言ったり言われたりした記憶がほとんどありません。

そういった場合は、特に伝えなくてもいいと思います。

もし相手が言ってきたら、でいいんじゃないでしょうか。

ちなみにこれは、年末までの挨拶です!

元日以降の挨拶は「あけましておめでとうございます」ですよー!

 

良いお年をと上司に言うのは?言われたらなんて返す?いつ言うのがマナー?-さいごに

年末は何かとバタバタと慌ただしくなってしまいがちです。

でもそんな時だからこそ、上司や目上の方への挨拶は忘れないようにしたいですよね。

マナーをきちんと踏まえた年末の挨拶が出来れば、あなたのポイントも上がる事間違いなしですよ^^