東京で除夜の鐘がつける人気のお寺は?開門時間も併せてご紹介!

 

一年最後の締めくくりとして、除夜の鐘をつく人が増えているそうです。

除夜の鐘は煩悩を祓うための大事な行事です。

今年はあなたもぜひ、参加してみませんか?

 
  

東京で除夜の鐘がつける人気のお寺は?開門時間も併せてご紹介!

大晦日に除夜の鐘をつくのは、昔からの風習です。

でも残念なことに、この鐘の音すら「うるさい」というクレームが起こるようで、昔に比べて除夜の鐘がつけるお寺が減ってしまいました。

個人的には子供のころはよく除夜の鐘をつきに行ってたし、今はその機会は減りましたけど鐘の音を聞いて「あー、年が明けるなぁ」と思いこそすれ、「うるさい!」なんて考えたこともないのでちょっと寂しい限り。。

でも除夜の鐘がつけるお寺は減ってるものの、鐘をつきたいっていう人は増えてるそうで(というより昔に戻りつつある?)、有名どころはどこも大人気になりつつあります。

そんななか、東京で除夜の鐘がつける人気のお寺を厳選してご紹介します。

定番の有名なお寺から、ちょっと穴場までいろいろご紹介していますよ(^▽^)/

 

築地本願寺の除夜の鐘

やっぱりここは外せません。

その代り人気のお寺なので、混雑も覚悟しましょう(;^ω^)

大晦日は23時から法要が行われ、この法要の参拝者にのみ除夜の鐘の整理券が配布されます。

人数が多い場合は、2人ずつ鐘をつく形になる事もあったりして、必ず整理券が貰えるとは限りません。

23時からの法要も早めに行って並んでおくのがおすすめです!

築地本願寺まで来たら、築地市場にも寄っていきたいところですが元日はお休みなんですよね。

ただし、場外のお店は営業しているところもあるので、朝ご飯を食べてから帰るのもおすすめですよ♪

 
浄土真宗本願寺派 築地本願寺
中央区築地3-15-1
東京メトロ日比谷線「築地」駅 徒歩1分

 

深大寺の除夜の鐘

調布市にある深大寺は、東京23区の人には意外と知られていないんですよね。

でも三鷹や吉祥寺より西に住んでる人にとってはお馴染みのお寺です。

私は吉祥寺で育ったので、深大寺の前はよく通ってました。

お隣の神代植物公園も含めると、かなり広大な敷地で自然を楽しみながらの散策にもってこいの場所。

除夜の鐘の時間帯の散策は暗くて難しいですが(;^ω^)

深大寺の参道には、「深大寺そば」のお店も多いので年越しそばを食べてから除夜の鐘に向かうのもいいですよね。

ただし深大寺で除夜の鐘がつけるのは、煩悩の数である108人まで。

それも先着順とかではなく、事前の応募制となります。

募集期間中に応募して整理券が送られてきたら、除夜の鐘をつく権利をゲットです。

たいていは応募者多数になるので、抽選が行われることが多いですよー。

また年によっては、109回目以降の鐘をつくことが出来る年もあります。

この場合は事前応募とかは関係なく、並べば大丈夫。

ただし毎年必ず行われるわけではないので、事前に確認したいですね。

2017年大晦日の状況については、まだ公表されていませんが、分かり次第こちらでもご紹介します。

 
浮岳山昌楽院 深大寺
調布市深大寺元町5-15-1
京王線「調布」駅、JR、井の頭線「吉祥寺」駅、JR「三鷹」駅から「深大寺」行きのバスで「深大寺」バス停下車

 

妙法寺の除夜の鐘

厄除けで有名な高円寺にある妙法寺は、なんと境内に入るだけで厄を祓えるほどなんだとか。

一年の締めくくりに、妙法寺の境内で厄を落としてしまうのもいいですよね。

そのうえ除夜の鐘で煩悩を祓ってしまえば言うことがありません。

大晦日当日は16:30に一度閉門し、23:30に再び開門されます。

除夜の鐘は24:00から始まり、整理券の配布などは特になく並べば誰でもつくことが可能。

ただし、最後の1人までというわけではなく、毎年2:00(26:00)頃で終了となります。

なので出来れば早めに行って行列に並びたいところですね。

ちなみにこちらでは、三が日に厄除けお屠蘇が参拝客に振る舞われるんですが、その時の杯を頂くことが出来ます。

その年の干支の絵が描かれていて、記念になりますよ♪

 
堀之内 妙法寺
杉並区堀之内3-48-8
東京メトロ丸の内線「東高円寺」駅、「新高円寺」駅からそれぞれ徒歩約15分弱

 

南蔵院の除夜の鐘

葛飾区にある南蔵院は、大晦日に日本で年内最後のだるま市が行われ、元日に日本で一番早くだるま市を行います。

敷地内にある「しばられ地蔵」にちなんで、厄除けから縁結びまでさまざまな願い事を繋ぐ開運の「結びだるま」で、とても縁起がいいんです。

除夜の鐘は、108回までしかつくことができません。

31日当日の22:00(午後10時)から、番号札が配布されるので早めに行ってゲットしましょう。

年々希望者が増えているので、あっという間に配布終了になりますよー。

23:00から「しばられ地蔵」の縄解き供養があり、それが終わった後、24:00になってから除夜の鐘が始まります。

そしてここのユニークなのは、除夜の鐘をつく権利をゲットした人たちにケーキが振るまわれること!

甘酒などはよくありますが、ケーキって言うのは珍しいですよね。

これは、景気がつくようにっていう願いが込められているんだそうです。

甘いものが苦手な人も、せっかくなので一口くらい食べてくださいね(*´▽`*)

 
業平山 南蔵院
葛飾区東水元2-28-25
JR「金町」駅から徒歩約15分

 

目黒不動尊瀧泉寺の除夜の鐘

不動明王を本尊として、目黒不動尊の通称で親しまれている瀧泉寺でも除夜の鐘がつけます。

ただしこちらは、事前予約性の上で支払いが発生します。

2016年大晦日から2017年元日にかけての除夜の鐘では、2016年11月28日(月)から予約受付が開始され、参加料は3,000円でした。

ちなみに除夜の鐘は深夜24:00開始です。

江戸幕府三代将軍の家光が鷹狩をしていた際、自身の鷹が行方不明になってしまいここの不動尊で祈願をしたそうです。

するとすぐに鷹が戻って来たため、堂塔伽藍を含めた53棟もの大伽藍を復興したんだとか。

それ以来歴代の将軍も参拝するようになって目黒御殿として愛され、平民も列をなして詣でる姿が江戸時代は見られたそうです。

江戸幕府とも縁の深いお寺なんですねぇ。

なお、こちらは本堂まで行くにはかなりの階段を上らないといけません!ご注意を(;^ω^)

 
天台宗泰叡山 瀧泉寺(目黒不動尊)
目黒区下目黒3-20-26
JR「目黒」駅から徒歩20分、東急目黒線「不動前」駅から徒歩15分

 

ここでご紹介したお寺以外にも、吉祥寺付近で除夜の鐘がつけるお寺をご紹介しています!

おススメ! 吉祥寺付近で除夜の鐘がつけるお寺や神社をご紹介  

 

東京で除夜の鐘がつける人気のお寺は?開門時間も併せてご紹介!ーさいごに

除夜の鐘をつくときはイベント気分で気持ちも盛り上がってしまいがちですが、本来は厳粛なものです。

境内に響く鐘の音を静かに聞きながら、去り行く一年を振り返り、これからの一年に向けて気持ちを新たにする時間を持ちたいですね♪